特許侵害訴訟では提訴される側になることの多いMicrosoftだが、今回は提訴する側となっている。
Microsoftは米国時間7月30日夜、同社のコンピュータマウスに関するハードウェア特許を侵害しているとして台湾企業を提訴した。
Microsoftは、Primax Electronicsとのライセンス契約に関する交渉に失敗したため、米国際貿易委員会(ITC)に訴状を提出したと述べた。訴状の中でMicrosoftは、Primaxが特許を侵害する製品を米国に輸入することを禁止するよう求めている。
Microsoftの副法律顧問であるHoracio Gutierrez氏はインタビューの中で、同社は「この2年間、意義のあるライセンス契約を締結しようと何度も試みた」末、ついに提訴に踏み切ることになったと述べた。
Gutierrez氏は、Microsoftはかなり以前から同社のIP(知的財産)のライセンスに関するオープンポリシーを有し、Targus、Fellowes、RadioShackなど、20社以上もの企業が同社のハードウェア技術ライセンスプログラムに参加していると述べた。
他の台湾企業はMicrosoft技術のライセンスを購入しているのに、Primaxは購入しようとする姿勢を見せなかったとGutierrez氏は述べた。
同氏は、「われわれは実際に何度も同社に働きかけたのだが、話し合いが収束することはなかった」と述べた。
Microsoftは、コンピュータマウスに用いられる2つの技術に関連する7件の特許を訴訟の対象としている。1つは「U2」として知られている技術で、接続されたポートを自動的に検出することにより、マウスをUSBポートとPS/2ポートの両方に接続可能とするものである。2つめは「TiltWheel」と呼ばれる技術で、横方向に傾けることによりに、マウスに補助的なカーソル移動機能を追加するものである。
Microsoftが特許訴訟で原告側となることはほとんどないものの、同社は2006年8月、同社のマウスの特許に関し、カリフォルニア州コンプトンを拠点とするBelkinを訴えたことがある。2社はそのわずか数カ月後に和解に達したとGutierrez氏は述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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