Windows 7のStarter Edition、アプリ同時実行数制限を廃止か

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:吉武稔夫、高森郁哉

2009-05-25 12:42

 Microsoftは、同社のOSの「Starter Edition」に設けられる大きな機能制限のうちの1つである、同時に実行できるアプリケーションの数が3つまでという制約を、「Windows 7」で撤廃するかもしれない。

 ブロガーのPaul Thurrott氏は米国時間5月22日の投稿で、Microsoftがこの制限を撤廃する計画だと述べたが、詳細は明かさなかった。

 Microsoftは、そうした制限撤廃を予定しているのかどうかについて、肯定も否定もしなかった。

 Microsoftの関係者は5月22日、「当社はWindows 7の開発作業を継続しており、現時点では何も新しい話はない」と語った。

 「Windows XP」と「Windows Vista」の場合、Starter Editionは新興市場で販売される新品のPCでの使用に限定して販売された。Microsoftは、Windows 7の場合、米国のような先進国の市場でも低価格ネットブック向けの追加オプションとしてStarter Editionを販売する予定だと述べた。

 これとは別に、PCマニア向けサイトTech ARPは22日、Microsoftがネットブックのハードウェア要件に関するルールの変更を計画していると書いた。Microsoftは、この記事やネットブック分野における計画についてもコメントしなかった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]