NEC、e-文書法対応の電子文書作成/保管サービスを開始

ニューズフロント

2005-07-07 16:50

 NECは7月7日、e-文書法(通称)や電子文書に関する各種規制に対応した電子文書作成/保管サービス「e文書ソリューション」の販売を開始した。

 同製品で、同社はe-文書法や各種規制にもとづくセキュリティ要件などを検討し、そのうえで業務効率化およびコスト削減効果も目指す情報システム導入コンサルティング「e文書コンサルティングサービス」を提供する。価格は個別見積もり。

 同社はさらに、企業における文書の電子化を支援する3種類のメニュー「電子契約ソリューション」「技術文書長期保存ソリューション」「e-Documentソリューション」も用意する。各メニューは、電子文書の真正性と完全性を保証する同社製ソフトウェアを利用している。概要と税別価格は以下のとおり。

  • 電子契約ソリューション:  工事発注から発注内容確認、請負、発注書および発注請書の原本管理まで、一連の業務プロセスを電子化し、郵送代や収入印紙代の削減、管理業務の効率化などを目指す。初期導入費は360万円から。料金は月額30万円から
  • 技術文書長期保存ソリューション:  これまで紙やマイクロフィルムで保管していた文書を、電子文書としてPDMシステムや文書管理システムに長期保管する。文書管理の効率化や保管スペース縮小などのメリットが得られる。2000万円から
  • e-Documentソリューション:  電子的な文書管理システムに保管した領収書や契約書などのデータを、経理システムや販売管理システムなどほかの業務システムから閲覧可能とする。NEC情報システムズの文書/コンテンツ管理システムを用いる。500万円から

 NECでは、今後3年間で同製品を100システム販売するとしている。

NECのプレスリリース

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]