Microsoft主催の学生技術コンテスト「Imagine Cup 2008 世界大会」が7月3日、フランスのパリにて開幕した。61カ国から370人の学生が集まり、今回のテーマである「テクノロジの活用による環境保護の実現」に向けた戦いに挑む。
パリ市役所にて行われた開会式の様子Imagine Cupが開催されるのは今回が6回目となる。毎年日本代表が出場しているソフトウェアデザイン部門に加え、アルゴリズム部門や組み込み開発部門、インターフェースデザイン部門、ゲームプログラミング部門、ビジュアルゲーミング部門、ショートフィルム部門、写真部門、ITチャレンジ部門の合計9部門の最終決戦がパリで行われる。今年は、ソフトウェアデザイン部門はもちろんのこと、アルゴリズム部門にも初めて日本人が出場することとなり、期待が高まっている。
パリで世界大会に挑む日本人は、ソフトウェアデザイン部門に出場する同志社大学のチーム「NISLab」の松下知明氏、中島伸詞氏、加藤宏樹氏、前山晋哉氏の4名と、アルゴリズム部門に出場する慶應義塾大学の高橋直大氏だ。
ソフトウェアデザイン部門の代表は、4月に名古屋にて行われた「The Student Day 2008」にて決定した。日本代表決定後、開発したソフトウェアにより改良を加え、プレゼンテーション内容にも磨きをかけたNISLabは、開会前に日本のプレスを前に英語でのプレゼンテーションを披露し、その完成度の高さに記者たちのため息がもれた。
開会直前にパリ市役所にて記者会見が行われ、Microsoft Internationalのプレジデント Jean-Philippe Courtois氏が「Imagine Cupはソフトウェアのワールドカップだ。この最終決戦に参加できるだけで、すでにここまで勝ち抜いてきたことを意味するのだから、プライドを持って戦ってほしい」と述べた。
Imagine Cupは8日まで開催される。高橋氏が出場するアルゴリズム部門は、4日の午後2時から24時間かけて決勝に残った6人が24時間1室に集められ、プログラミングの問題を解く難解なテストに臨む。一方、NISLabが出場するソフトウェアデザイン部門は、61カ国の出場チームが順にプレゼンテーションを行い、準決勝に進む12チームが6日に、決勝に進む6チームが7日に発表される。その後、6チームのプレゼンテーションが再度行われ、8日にルーブル美術館にて優勝チームの発表と表彰式が開催される予定だ。
開会式で士気を高める日本人参加者たち。左から、同志社大学「NISLab」の松下氏、前山氏、中島氏、加藤氏、慶應義塾大学の高橋氏関連情報
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