MS、「Windows 8」の初期版をPCベンダーに提供か--米報道

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部

2011-03-31 08:12

 Microsoftは、「Windows 8」オペレーティングシステムの初期バージョンを同社PCベンダーパートナーに提供しているのかもしれない。

 Microsoftファン向けサイトのwinrumorsは、複数の匿名の情報筋の話として、Hewlett-Packard(HP)などのベンダーが現在、「Microsoft Connect」テストシステムを介してWindows 8の「Milestone 3 build 7971.0.110324-1900」を入手していると報じた。

 「Windows 7」の売れ行きが引き続き非常に好調な中、MicrosoftはWindows 8の開発に取り組んでいる。ソフトウェア大手の同社は2011年に入り、Windows 7は2010年のライセンス販売累計が3億本を超え、これまでにリリースしたOSの中で最速の売れ行きを示していると発表した。

 Windows 8については、Microsoftは比較的堅く口を閉ざしている。しかし2010年10月には、同社のオランダのウェブサイトのブログで、Windows 8を2012年に発売する予定だと述べた。

 Microsoftは、2011年1月に開催されたConsumer Electronics Show(CES)において、「Windows」の次期バージョンは、x86アーキテクチャに加えてARMアーキテクチャ上で動作可能になることを明かした。当時、MicrosoftのARMパートナーとして、Nvidia、Qualcomm、およびTexas Instrumentsの名が具体的に挙げられた。

 Microsoft広報担当者は、米CNETへの電子メールによる声明で、同社は「Windowsの将来のバージョンについてはコメントしない」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]