2001年7月に設立されたアクセラテクノロジは、社内用の高性能文書検索エンジン「Biz Search」た翻訳システム「Biz Lingo」など日本語処理に強いパッケージの開発・販売で急成長中のベンチャー企業だ。
アクセラテクノロジは、富士通の技術者が社内のスピンオフ・ベンチャー制度を活用して設立した企業である。それゆえ設立当初のスタッフ9名のうち技術者が7名を占めており営業担当スタッフはわずか2名しかいなかった。それにも関わらず、同社は設立以来、毎年二ケタの伸び率で増収増益を続けている。
営業力が弱点になる可能性もあった企業が、なぜ売り上げを着実に伸ばしてきたのか。その背景には、製品の優秀さもさることながら、オンデマンドCRMサービスを「salesforece.com(セールスフォース・ドットコム)」の導入があった。
<見込み客が商談に繋がる件数が、1年間に15件から3ヶ月で64件に増加>
■導入前の課題■
①技術者中心の社員構成で、営業力に不安があった。
②ホームページからの問い合わせやセミナーの申し込みをした見込み客をフォローしきれなかった。
■導入後の効果■
①商談の取りこぼしが少なくなり、売り上げ予測の精度が上がった。
②数字の裏づけをもとに、市場のニーズに迅速に対応できるようになった。
③見込み客へのファーストアプローチの漏れがなくなった。
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