米証券取引委員会(SEC)の企業情報のXBRL(eXtensible Business Reporting Language)化に向けた取り組みが具体的な成果を上げ、すべては08年の制度化に向けて突き進んでいる。まず、この2か月にSECが示した展開を追ってみよう。
07年9月25日、SECは、米国会計基準に準拠した財務報告書の約2,500に上る基本項目を1つひとつのタグを付す双方向リポートを実現したと発表した。
「これは、届出企業のSEC報告は格段に容易になり、投資家も今よりもっと楽々と報告を理解する大きなステップだ」(C・コックス委員長)。
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