講演:ソフトウェアを中心に構成されたネットワークがカギに--シスコシステムズ丹羽氏

ZDNet Japan Ad Special 2016年12月19日 11時30分

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[PR]ZDNet Japan/TechRepublic Japan主催セミナーより。テーマは今後10年の企業活動を支えうるネットワークインフラ。シスコシステムズの丹羽博幸氏が登壇、講演した。

 シスコシステムズの講演には、エンタープライズネットワーク事業部 プロダクトセールススペシャリストの丹羽博幸氏が登壇。「デジタル時代に必要とされるこれからの企業ネットワーク」と題して、ネットワークに求められる要件とシスコシステムズの取り組みを紹介した。


丹羽博幸氏
シスコシステムズ
エンタープライズネットワーク事業部
プロダクトセールススペシャリスト

 丹羽氏はまず、現在の企業が置かれた状況について、トップ企業の4割近くが入れ替わる激動の時代に入ってきたと指摘した。背景にあるのは、デジタル化やIoT、アナリティクスといったトレンドによりビジネスの多くがデジタルによって運営される世界に変わってきたことだ。

 「FinTechやEdTechのようなX-Techと呼ばれる動き、オムニチャネルやM&Aといったビジネスの動きなどからもわかるように、製造、小売、流通、医療など業界で大きな変革が起こっています。企業経営者の多くがデジタルディスラプションが起こるまでの期間は3年と回答するほどです」(丹羽氏)

 そんななか重要になってきたのがネットワークだという。丹羽氏はこれからのネットワークに求められる要件には大きく3つあると指摘する。

 1つは、経営方針にスピーディーに対応することだ。グローバルビジネスへの対応や短納期化、コミュニケーションの活性化、ワークスタイル変革など取り組むべきテーマは多岐にわたる。

 2つめは、安心・安全のネットワークであることだ。障害抑止や初動対応の迅速化、ネットワークポリシーの一元管理、シンクライアント環境への対応やシステムの見える化など課題は尽きない。

 3つめは、コスト体質の強化だ。仮想技術や統合技術をつかって投資を最適化するだけでなく、投資効果の見える化、運用の効率化といった取り組みは欠かせなくなってきた。

 低リスクかつコンプライアンス順守な仕組みを作り、コストと複雑さを削減しながら、より迅速にイノベーションに取り組んでいくことが求められるのだ。

 「そこで1つのカギになるのがブログラム可能なネットワークです。クルマにたとえると、マニュアルからオートマに、さらに補助運転から自動運転へと切り替わっていくような展開です。現在のネットワークは製品中心に構成されています。将来的には、ハードウェアはプログラム可能なファブリックとなり、ソフトウェアを中心に構成されたネットワークへと発展していくと考えています」(丹羽氏)


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 シスコがこうしたデジタル時代に対応したネットワークとして構想しているのが、Cisco Degital Network Architecture(DNA)だ。Cisco DNAは、シンプルでスピーディーなIT、セキュリティ、新しい体験に向けたインサイトという3つの価値を提供することを目指しており、具体的なソリューションを「自動化」「仮想化」「分析」「オープン」「クラウド」の5つの分野で展開する。


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 「例えば、セグメント化を簡単に実行し、ユーザーや"モノ"が接続される境界をセキュアにすることができます。また、ネットワーク全体にポリシーを確実に適用できるようにしたり、ネットワーク機能を仮想化して、オンデマンドで提供できるようにします。健康状態を監視し、クリックだけで解決できるようなインテリジェンスを持ったネットワークを構築できるようにします」(丹羽氏)

 すでに、ポリシーの適用やネットワークの自動制御は、ポリシーコントローラ「APIC(Cisco Application Policy Infrastructure Controller)」を使って実現している。講演ではエンタープライズ向けの「APIC-EM(Enterprise Module)」を使って、実際にネットワークをWeb GUIで自在にプロビジョニングするデモも行った。

 最後に丹羽氏は「シスコのSDNは結果で勝負します。運用のシンプル化、迅速なサービス提供、セキュリティ向上などの課題に取り組みつつ、ビジネス成長に貢献するネットワークの構築、運用を支援していきます」と訴えた。


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