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勤務時間中に社内リソースから転職活動--これってアリ? |
今週は、転職活動のために現在の勤務先のリソースと勤務時間を利用することを気にしているTechRepublicのメンバーの相談を取り上げたい。ITプロフェッショナルはその勤務形態のせいだけではなく、家族との約束に始まる諸々の予定のせいで時間的な制約を抱えている場合が多いため、この相談内容は彼らが遅かれ早かれそのキャリアにおいて直面する可能性の高い問題だ。以下が今週の相談である。
「わたしは転職活動において、いくつかの道義的な問題に直面しています。まず、転職先を探すにあたり、現在勤めている会社のリソースを(履歴書を電子メールで送付する際など)一部利用する必要があります。こういった行動は道義的にみてどうなのでしょうか(この場合、こういった行動が誰かに見つかるかどうかということは関係ありません)」
「次に、勤務時間中に転職先との面接や、電話連絡を行う必要もあります。転職先を探していることを隠しておくためには、マネージャーから外出先などについての質問を受けた場合にどう対処すればよいでしょうか。マネージャーとの関係は良好であり、その関係を悪くするようなことはしたくないのです」
「最後に、数年間勤めた現在の会社において、転職先に持っていきたいと思うようなドキュメント、マニュアル、フリーウェアのユーティリティ、ナレッジベースといった多くのリソースを蓄積してきました。こういったものはわたしが開発あるいは入手したものであるため、退職時にそれらのコピーを持っていくことは許されるでしょうか」
このTechRepublicメンバーが抱える、転職時に直面するジレンマに対する回答を考えるにあたっては、あなたの回答に影響を与えるかもしれない要因も考えてほしい。例えば、あなたの会社が転職に関するポリシーを明文化していたらどうだろうか?あるいは、あなたが次回の人員整理で職を失うことがわかっているとしたら?相談者への回答に影響を与える可能性がある要因として、他にどのようなものがあるだろうか。
今回は、転職先を探すために会社のリソースを使用することには道義的な問題があるのではないかと心配しているメンバーのケースを紹介している。大半のITプロフェッショナルが時間のやりくりに苦労している(長時間働きつつ、家族と過ごすための時間も確保している)ことを考えれば、これはわれわれの大半がそのキャリアにおいて一度は直面する問題である。
相談者からの質問に対して寄せられた意見のほとんどは、状況によって答えが異なってくることもあると認めつつも、転職活動を成功させるために会社のリソースを使用することには概して反対であった。メンバーのJim Huggy氏は「解雇が決まっているか特別な許可を得ている場合にのみ、道義的に問題とはならない」という意見を寄せてくれた。Tim Walsh氏は「特別な許可」というコンセプトを説明するために、「『転職活動』や、会社のリソースを事業目的以外で使用することに関して会社としてのポリシーが存在する」かどうかを考慮に入れておくべきだという意見を寄せてくれた。
他のメンバーは、会社のリソースを使用するという問題と、転職先を探しているということを上司に秘密にしておくことに関する倫理観を区別しようとしている。メンバーであるtilsharic氏は、現在勤めている会社に対して、転職活動を行っていることを告げずにいるのはよくないと思っている。同氏は「もしもわたしが誰かを面接しているとして、その人物が現在勤めている会社からの推薦状を持ってきていなかったら、その理由を知りたいと思うだろう」としたうえで「彼がわたしの会社で転職先を探し始めて、(急に退職すると言って)わたしを途方に暮れさせるのはいつ頃になるだろうかと考えてしまう」と書いてくれた。
メンバーのserw氏は、tilsharic氏の意見とは逆に、自分にとって「転職計画を秘密にしておくのは当然だ」という意見である。serw氏の意見には大半が同意し、理想的な環境であれば転職活動についてまったく隠しておく必要はないかもしれないが、皆がそういった転職に協力的でオープンな環境で働く機会に恵まれているわけではないという主旨の意見を寄せてくれた。何人かのメンバーは、こういった状況にあって転職活動を秘密にしておくための方策として、以下のようなことを挙げてくれた。
Tim Walsh氏は、節度が重要だとして「転職のためにどれほどの時間を割いているだろうか。ほんの少しの時間を割き、履歴書を添付した電子メールを送信する(会社の規則で、ある程度までであれば仕事に無関係なことに会社のリソースを使用してもよいとされていると仮定して)ということと、1日数時間を割いてインターネットで転職先を探すということは、大きく異なる」と書いてくれた。
メンバーのSupportmanager氏は、Walsh氏に同意して「節度を守れば、転職先を探すために現在勤めている会社のリソースを利用することは道義に反しないと思う。一般的には、こういったリソースは会社以外の場所でも利用できる。しかし、公衆電話を利用したり、インターネットを利用するために図書館に行ったりする目的で仕事場を離れる時間の方が、仕事場から手短に電話をかけたり、いくつか電子メールを送信したりする時間よりも長くなる。前者を選べば、会社はあなたの仕事時間をより失うことになる」と書いてくれた。
相談者はもともと転職に関する問題のひとつとして、現在の雇用主のもとで自身が蓄積してきたドキュメントやフリーウェア、マニュアル、ナレッジベースなどを退職時に持ち去ることが許されるかどうかという疑問を投げかけていた。メンバーのgeneralist氏は、こういったもの一式を「転職を告げる際に上司に渡して、自身のキャリアにおける成果の一環としてコピーさせてもらえるよう頼む」ということを提案してくれた。メンバーのwvanexe氏はこれと異なる意見として、勤務時間外に自宅でそういったもの一式を再構築することを提案するとともに「機密情報は社外に持ち出せないということに注意しておく必要がある」と注意を促している。
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