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「2007年の失敗はBarcelonaただ1つ」--AMD幹部、アナリスト向け説明会で実績をアピール |
AMDは電話会議で同社の初のサーバ向け4コアプロセッサである「Barcelona」で犯した過ちを認めた。コンピューティング製品部門担当エグゼクティブバイスプレジデントのMario Rivas氏によると、Barcelonaは汎用プロセッサとして出荷する前に修正が必要であり、改良されたチップは2008年の第1四半期にならないと販売されない。Barcelonaを搭載したシステムは2008年第2四半期まで発売されず、従ってほとんどの顧客にとって、このチップの登場は予想よりも1年も遅れることになる。
AMDの幹部は、ニューヨーク証券取引所における説明会で2007年に同社が達成したあらゆる良い成果を指摘しようと努め、最高経営責任者(CEO)のHector Ruiz氏は利益を上げている企業のトップとして2008年を終了することを誓った。
「人生の中には、周囲の自分に対する見方と自分の自分自身に対する見方が大きく食い違う時期が存在する」とAMDの社長兼最高執行責任者(COO)で後継者候補と見られているDirk Meyer氏はアナリスト向けの説明会で述べた。「AMDは第1四半期から非常に多くの優れた実績を残しており、失敗はただ1つである。それは4コア製品を計画通りに出荷しなかったことだ」(Meyer氏)
それではAMDが優れた実績を残したと考えているのはどんな点か。7項目のうち4項目は市場シェアの獲得または市場シェアのポジションに関するものだった。これは真実であり、AMDは苦境にあえいでいたにもかかわらず過去1年間にPC市場で着実にシェアを伸ばした。しかし問題なのは、CurrentAnalysisWestのデータによると、AMDがシェアを獲得したのは主としてPC市場のうちの利益幅の小さい低価格帯であるという点だ。
それでもAMDは平均売価が上昇の「傾向」を示していると述べ、デスクトップ向けチップの「Phenom」とサーバ向けチップのBarcelonaが間もなく市場に出回ることを考えると同社の主張も間違いではない。また、経済の不安定性の拡大に直面してPCに対する需要も実際にかなり堅調のようであり、AMD製チップ(実際にはすべてのPC向けチップ)に対する需要もこれまでのところ好調である。
もちろんAMDが最初にやるべき仕事はきちんと動作するチップを出荷することだ。この点についてAMDは深く後悔しているようだが、同社はその打撃の大部分をすでに受けている。
2008年に向けての朗報は、2008年の中ごろには順調に45ナノメートルのプロセッサを出荷できる予定だとAMDが述べていることである。つまりAMDは65ナノメートルから45ナノメートルへの切り替えという果敢な目標に向かって邁進することになる。この数字はチップの構造物の平均的な大きさを指しており、この数字が小さいほど多くのトランジスタを1枚のチップに集積できるためパフォーマンスが向上する。
AMDはまた、2009年には「Montreal」というサーバ向け8コアチップと「Swift」というノートPC向けチップを出荷する計画であることを明かした。Swiftは、PCプロセッサとグラフィックプロセッサを統合する「Fusion」プロジェクトの成果として誕生する予定である。
しかしAMDはいわゆる「Asset Light」戦略については一切言及しなかった。この件について同社は数カ月前から質問をかわしている。2007年になってAMDは、TSMCや現在のパートナー企業であるCharteredといったサードパーティーに対するチップ製造の外部委託を増やす計画を検討していることをほのめかしていた。しかし、製造とサプライチェーン管理担当シニアバイスプレジデントのDoug Grose氏は、AMDはその厳密な意味について話をする準備がまだできていないと述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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