掲載日時: 2008-08-28 10:31

「iPhone」のパスコードロックに深刻な脆弱性--連絡先情報が読み取られる危険も

アップルの「iPhone 2.0.2」ソフトウェアに深刻な脆弱性が見つかった。端末が他人の手に渡った場合、たとえパスコードロックされていても、簡単な操作で端末上の連絡先情報やメールなどにフルアクセスされてしまうという。

著者 : 文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:大熊あつ子、長谷睦

URL : https://japan.zdnet.com/article/20379427/

 最新の「iPhone」ソフトウェアに深刻なセキュリティホールが見つかった。たとえパスコードロックされている場合でも、その端末が他人の手に渡った場合、保存されているメールやテキストメッセージ(SMS)、ボイスメッセージが読み取られてしまうという。

 Gizmodoの記事によると、操作は基本的に、パスコード入力時に表示される「Emergency call」(緊急電話)ボタンをタップし「ホーム」ボタンをダブルクリックするだけだ。これで「iPhone 2.0.2」上の「Favorites」(よく使う項目)が表示され、アドレス帳、ダイヤルキーパッド、およびボイスメールにアクセスが可能になるという。このGizmodoの記事は「MacRumors Forum」に掲載されたセキュリティホールの情報をもとにしている。

 さらに、名前の横に表示される青い矢印をタップすれば、Favoritesに登録されているそれぞれの連絡先について、さらに詳しい情報にアクセスできる。たとえば、メールアドレスをクリックすればメールアプリケーションが起動するし、連絡先情報にあるURLをクリックすれば「Safari」が開く。そして、同じく連絡先にある「send a text message」(テキストメッセージを送る)をクリックすれば、テキストメッセージへのフルアクセスが可能になる。

 Gizmodoでは、ホームボタンのダブルクリック時の挙動を「ホーム」に設定するよう推奨している。この設定なら、たとえ端末が誰かの手に渡ったとしても、上記の操作でホームボタンをダブルクリックしてもパスコード入力画面に戻るだけだ。

 Gizmodoでは、次のファームウェアアップデートで問題のセキュリティホールが修正されるはずだとしているが、そのアップデートがいつ行われるかは不明だ。

 Appleにメールでコメントを求めたが、回答は得られなかった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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