掲載日時: 2010-03-15 11:49

「Adobe Reader」を狙う標的型攻撃が増加傾向に

F-Secureが発表した統計によれば、標的型攻撃の対象になっているソフトウェアの中で、Adobe Readerの比率が過去3年間で急上昇している。

著者 : 文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

URL : https://japan.zdnet.com/article/20410369/

 もし、いつまでも使われ続けているAdobe Readerにセキュリティパッチを適用し忘れていた人も、以下のF-Secureが提供したグラフを見れば、行動を起こす気になれるはずだ。

 このグラフには、ハッカーが標的型攻撃で利用する、もっともよく悪用されるソフトウェアを示した信頼できるデータが掲載されている。標的型攻撃とは、特定の組織や産業を狙う種類のマルウェアのことだ。

標的型攻撃の対象となっているソフトウェアの比率

 Adobe Readerがこの3年間で、Microsoft Word、Microsoft Excel、Microsoft PowerPointをゆっくりと抜いていることが分かるはずだ。これらのMicrosoftのソフトウェアは、Adobe Readerと同じようにビジネスの世界では同じようにどこにでもあるにも関わらずだ。

 F-Secureは次のように述べている。

 2008年には、1968件のファイルがあった。この数字は、2009年には2195件になった。2008年から2009年にかけては、総件数はあまり大きくなっていないが、より大きなパーセンテージがAdobeを標的にしていることがわかった。

 では、2010年の最初の2カ月についてはどうだろうか。

 これまでのところ件数は895件であり、このペースが続けば、総件数は昨年の倍以上になる見込みだ。

 さあ、ぐずぐずしている場合ではない。早くパッチを当てるべきだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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