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ウェディング情報サイトから学ぶ「Google Analytics モバイルサイト版」活用術 |
「携帯電話でのインターネット利用は世界中で増え続けている」と言われるが、一体どれほどのものであろうか――CNET Japanの連載では、検索データを元にこの事実を紹介してきた。
携帯電話でのインターネット利用が増えるということは、サイトの運営者の視点で見れば、より多くの人に自分たちのサイトに訪れてもらう、新たなメディアができたということになる。
しかし一方で、これほど大きな可能性を持ちながら「そのサイトを訪れるユーザーを把握しているか」と聞かれると、答えに窮してしまうサイト運営者の方も多いのではないだろうか。そこで活躍するのがアクセス解析である。今回はGoogleが2月に公開した「Google Analytics モバイルサイト版(モバイル Analytics)」と「Google AdSense(AdSense)」を利用したアクセス解析の方法について、実際の利用者からのフィードバックをもとにご紹介する。
A社はさまざまなサイトを持つ中規模のメディア企業である。運営するサイトは多岐にわたるが、その中の1つとして、結婚、ウェディング情報サイトをPCとモバイルで運用している。
ウェディング会場紹介ページまでユーザーにたどり着いてもらうことがサイトの目的だが、実際にどのようにユーザーが動いているのかがわからない。そこでA社では、Google Analyticsでユーザーの動きを数値化し、その動線を把握することにした。
通常のGoogle Analyticsは、管理画面で表示されるタグをHTMLソースに貼り付けるだけで利用できるが、モバイル Analyticsでは、これに加えて、生成されたファイルをサイトのルートディレクトリにアップロードする必要がある。詳しい手順は公式ブログに書かれている。
解析では目標を決めることが重要である。ユーザーにどこに辿りついてほしいか、どんな行動をしてほしいかといった目標を設定することで、そのサイトが成功しているかどうかを判断できる。A社は、「ウェディング会場の情報が載ったページにたどり着く」ということを目標と設定した。
[トラフィック]セッションで参照サイトや検索トラフィックを分析すれば、「どのサイトからユーザーがどれだけ訪れているか」はもとより、「どの検索サイトから」「どんなキーワードで」「どのくらいのユーザーが訪れているか」といったことが把握できる。また、それを[新規ユーザー]と以前にサイトを訪れたことのある[リピーター] のそれぞれに分けて確認できる。
ユーザーの動線をデータとして取れるようになれば、次にするべきことはそのデータの意味を知り、自社の戦略に生かすことだ。A社の事例をもとに、4つの項目から分析すべきデータを紹介する。
上記にある新規ユーザーとキーワードの掛け合わせ分析など、特定の条件(例:新規ユーザーでコンバージョンを行ったことのあるユーザーなど)のデータを見るには、アドバンス セグメントを利用すると便利だ。
A社では、アドバンス セグメントを利用して、「新規ユーザー」「既存ユーザー」や「コンバージョンを行ったことがあるユーザー」といったセグメントでの分析をしている。
特に新規ユーザーの割合が7割以上というA社のサイトの場合、新規ユーザーをリピーターに変換することは大きな課題の1つとなっており、日々施策を考えているという。
具体的には直帰率の改善、離脱ページの分析による不人気コンテンツの改善、また平均よりもリピート率の高いユーザーが何度も訪れるコンテンツへのナビゲーションを充実させる、といったことを実施している。
このように、サイトの交通整理をする際にはアクセス解析のデータを根拠とすることが多い。
Google Analyticsには、ページビューやユニークユーザー数だけではなく、30種類以上の指標がある。直帰率やサイト滞在時間などに加えてコンバージョンといった指標もあるため目標設定をしやすい。
次回は、AdSenseユーザー向けのケーススタディと簡単なチェックをご紹介する。
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