暗号化ソフトのウティマコが勧める夏季休暇中のビジネスノートPCセキュリティ対策“7か条”

ユーザのアキレス腱、ノートPCのデータを保護するには・・・

ウティマコ セーフウェア株式会社

2006-07-24 12:00

ドイツに本社を置く認証・暗号化ソリューションを提供する欧州最大手の情報セキュリティ企業ウティマコ セーフウェア社の日本法人、ウティマコ セーフウェア株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 ヤーン・ボスフェルド 以下ウティマコ)では、夏期休暇に伴い自宅へのビジネスノートPC持ち出しが増えるこの季節、ノートPCの社外管理について、セキュリティ対策“7か条”を提案します。

その1:ノートPCを忘れない。
その2:パスワードを解読しにくくする。
その3:スタンバイモードのセキュリティを実行する。
その4:パスワードによる保護を補う。
その5:電子金庫をセットアップする。
その6:自動暗号化を実装する。
その7:プラグアンドプレイを制限する。

ノートPC=情報漏洩事故が生まれやすい
モバイル機器の普及に伴い、社用ノートPCを出張や自宅での業務に使用するケースが増えています。そのような環境の変化に呼応するかたちで昨年個人情報保護法が施行されましたが、重要なデータを含んだノートPCを社外に持ち出す際にユーザの不注意による盗難や紛失といった情報漏洩事件が頻繁に起きているのが現実です。企業の対策はまだまだ不十分であるだけでなく、エンドユーザの認識の甘さも大きな原因といえます。セキュリティ意識は高いものの、それが実際の対策に結びついていない、といえるでしょう。

日本では、これから夏期休暇に伴い帰省先や自宅へビジネスノートPC持ち出すビジネスマンが多くいるでしょう。以下が、ウティマコが提唱するセキュリティ対策“7か条”です。

◆ノートPCを守るためのポイント セキュリティ対策“7か条”◆

その1、ノートPCを忘れない。
情報漏洩事件の主因は、実は不正アクセスなどのデータを盗むための犯罪ではなく、紛失や盗難など従業員個人の不注意によるものがほとんどです。当たり前のようですが、ノートPCを持って外出する際には、電車、タクシー、飛行機などを離れる前に、自分の肩にPCケースがかかっているかどうかを必ず確認してください。

その2、パスワードを解読しにくくする。
もしも紛失や盗難が起こったとしても、解読が難しいパスワードを使っていれば、全てのデータにアクセスされるという最悪の事態は避けられるかもしれません。数字とアルファベットを混在させるパスワードが最も安全とされていますが、さらにパスワードを入力しなければPCが起動できないようにしておきます。

その3、スタンバイモードのセキュリティを実行する。
ノートPCはスクリーンセーバーやハイバネーションモードのスタンバイモードから通常の作業モードに戻るとき、もう一度パスワードの入力が必要になるよう設定することができます。こうすることで、ユーザが新幹線や空港でPCを置きっ放しにして携帯電話をかけに席を離れても、データを盗まれる心配がなくなります。

その4、パスワードによる保護を補う。
セキュリティ対策がパスワードのみという企業はいまだ多いです。しかしパスワードのみでは、データを完全に保護することはできません。補完する保護方法として、スマートカードやUSBトークンを使用するのが有効です。

その5、電子金庫をセットアップする。
重要な書類を金庫に保管するように、貴重なデータは電子金庫を設定し格納します。電子金庫をセットアップすると、ノートPC内の重要なデータを電子金庫へファイルやフォルダ単位で暗号化し管理することができるようになり、データにとって安全な「金庫」になります。

その6、自動暗号化を実装する。
重要なデータを金庫の横に置き忘れては、電子金庫も役に立ちません。そこで効果があるのが、「自動暗号化」です。この機能はバックグラウンドで自動的に実行されるため、重要なデータを不注意で取り残す、という事態を防ぐことができます。

その7、プラグアンドプレイを制限する。
USBスティックやMP3プレーヤなどを接続する際に面倒な設定をせず簡単に接続ができるプラグアンドプレイ機能は非常に便利ですが、データが盗まれやすくなってしまうという危険な側面もあわせ持っています。そこでプラグアンドプレイを制限し、企業専用のメモリスティックのみを実行するようにすれば、不正なデータエクスポートを防ぐことができます。


企業のIT管理者が危惧するセキュリティ「過渡期」
ウティマコが今年6月に世界各国の企業のITセキュリティ管理者約400人を対象に行った調査によると、ノートPCをはじめとするモバイル機器の保護とセキュリティの一元管理が今後の重要な課題であると答えた人が77%にものぼりました。さらに、今後社内セキュリティ対策強化のため予算を10%以上増額する予定と答えた人が42%に達しました。現在はセキュリティ対策強化における「過渡期」といえるでしょう。

ウティマコ セーフウェア社について
ウティマコ セーフウェア社は、企業や政府機関の情報不正アクセス、盗難、紛失から守るための認証・暗号化ソリューションを提供する欧州最大手の情報セキュリティ企業です。モバイルPDA、ノートPC、クライアントPC、サーバシステムなどの各種機器やネットワークを介した脅威からデータを保護するウティマコのソリューションは、これまで数々の賞を受賞しています。主力製品SafeGuard Easyは、ノートブックなどPC上のデータを保護するソリューションです。300万近いインストール実績があり、世界規模で高い販売実績を誇っています。また、ウティマコは電子商取引の保護においても世界のトップ企業で、ドイツでは全カード決済システムの90%以上がウティマコのソリューションによって保護されています。ウティマコは、世界規模のパートナーネットワークおよび欧州、米国、日本の現地オフィスを通じ、包括的なオンサイトサポートを顧客に提供しています。ウティマコ セーフウェアは、ドイツのフランクフルト近郊のオーバーウアゼルに本社を置き、フランクフルト株式市場に上場しています (ISIN DE0007572406)。ウティマコの詳細については、www.utimaco.comをご覧ください。

ウティマコ セーフウェア株式会社は、ウティマコ セーフウェア社の日本法人として2005年に設立し、PCなどのコンピュータ端末機器にインストールする認証および暗号化ソフトウェアを提供し、顧客のセキュリティリスクの軽減に貢献しています。ウティマコ セーフウェア株式会社の詳細は (リンク ») をご覧下さい。
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