2006年5月25日
米国のホームメディアサーバの年間売上高は、2010年末に約5000万ユニットに達すると米国調査会社パークスアソシエイツ社の調査レポート「メディアサーバー:分析と予測」は予測している。この調査レポートでは、メディアサーバをホームネットワークでリンクしてソフトウェアをメディア共有するハードドライブベースのプラットホームと定義しており、需要サイドとサプライサイドの両方からの市場牽引要因が、今後5年間のこれらのメディア集中型のプラットホームの成長に拍車をかけるとしている。
「ホームメディアサーバは、消費者のデジタルコンテンツを保護し、ストレージすることで、より優れた機能性と魅力を提供するだろう。そして、技術ベンダ、機器メーカー、サービスプロバイダなどの多くの企業が、この家庭向けの集中型ストレージプラットホームの発展と展開によって利益を上げることになるだろう」と、パークスアソシエイツ社の副社長で主席アナリストのKurt Scherf氏は語る。
パークスアソシエイツ社の調査レポート「メディアサーバー:分析と予測」は、新しい製品カテゴリーであるメディアサーバの登場によって、ハードドライブメーカーやホームネットワーキングやストレージシリコン向けの技術ベンダの市場が拡大すると見ている。PCとCEメーカーは、メディアサーバ機能をプラットホームに組み入れることによって、IP配信によるコンテンツなどの新しいサービスやアプリケーションを製品に搭載したりして、利幅を上げることができるだろう。最終的には、ケーブル会社や衛星オペレータ、現在の通信会社などとビデオ企業の競争が高まり、利用者が家庭でも屋外でもどこででも、録画したコンテンツやサービスにアクセスできるようなセットトップメディアサーバーへと変っていくだろう。このようなサービス重視のプラットホームは、顧客ロイヤリティを高め、より高度なサービスによって新たな収益機会を作り出すだろう。
パークスアソシエイツ社の調査レポート「メディアサーバー:分析と予測」は、メディアサーバ製品の主要なカテゴリを特定し、予測します。
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メディアサーバー:分析と予測
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