モバイルキャリアの戦略分析2006-2007<NTT DoCoMo編>

MNP、ソフトバンクによるボーダフォン買収、新規プレーヤーの参入などケータイ大競争時代におけるドコモの戦略分析

株式会社エムシーエイ

2006-11-27 00:00

移動体通信・IT専門の調査会社である株式会MCA( (リンク ») )では、携帯電話・PHS市場及びキャリアの戦略分析を行った調査レポート「モバイルキャリア戦略分析2006-2007(NTT DoCoMo編)」を、11月24日に(価格:73,500 円/税込み)を発刊しました。

MNP(Mobile Number Portability)、ソフトバンクによるボーダフォン買収、3.5Gサービスのテイクオフ、ワンセグなど2006年度の携帯電話市場は、競争構造、サービスアプリケーションの点で大きな節目を迎える年となりました。携帯加入者数は、2005年度末時点で9,172万人まで拡大し、年々純増数の伸びは鈍化しています。携帯各社が成長を続けていくには、ライバルからの顧客獲得が絶対条件であり、MNPの開始が争奪戦に拍車をかける誘発要因となっています。2007年にはイー・モバイル、アイピーモバイルという新規参入プレーヤーも参加し、市場は大競争時代を迎えることは必至の状況です。

「端末」「サービスアプリケーション」に限定した競争になると見られていたMNP開戦前夜、ソフトバンクが「0円」作戦で奇襲を仕掛けました。これによって市場は、「価格」競争も含めた総力戦の様相になるとする見方もありまいたが、自らのトラブルで空振りに終わりました。序盤戦はブランド力でリードするKDDIが制しましたが、MNPはこれからも続く制度であり、1つのサービスや端末のヒット、更にはトラブルがシェア変動に大きなインパクトを与える可能性が高くなったと捉えることもできます。

こうしたなか、本レポートは携帯電話キャリアの戦略、組織体制、収益・オペレーション分析、設備投資、サービスアプリケーション、端末などの体系的な分類に基づいて、企業別に調査・分析したものです。今回は第一弾として携帯電話キャリア市場で50%以上のシェアを持つNTTドコモを取り上げました。大競争時代を迎えた市場において、ドコモがどのような戦略で成長戦略を描いているのか。そして、そのためのサービスアプリケーションや端末、更にはネットワークインフラなど、多角的な観点から分析を試みたものです。尚、同シリーズでは、今後、他のモバイルキャリア、並びに市場を俯瞰した総括レポートについても順次、発刊していく予定です。何卒、皆様の事業戦略の参考資料として、ご活用いただければ幸いです。
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