SPSS、10回の節目を迎えた「SPSS Open House 2006」開催

産学の橋渡しによって得られた事例・成果を踏まえ、分析結果を現場に組込む、運用に乗せることの重要性を示し、近未来を展望する2日間

エス・ピー・エス・エス株式会社

2006-08-22 10:00

 Predictive Analyticsを提唱するエス・ピー・エス・エス株式会社(以下、SPSS Japan)は、統計解析ツール「SPSS」、データマイニングプラットフォーム「Clementine」をはじめとするSPSS製品のユーザー会「SPSS Open House 2006」(SPSS Japan主催)を10月24日、25日の2日間にわたって東京ドームホテル(所在地:東京都文京区後楽1-3-61)で開催することになりましたので、お知らせします。

 SPSS Japanにとって 1996年に第1回目の「SPSS Open House」が開催されて今年は10回目。この間は、会社設立以来の産学協同をベースにしつつ、「Predictive Analytics」を掲げ、分析して知見を得るだけでなく、結果を現場に組込む、運用に乗せることの重要性を示し、実践につなげることに注力してきました。そこで、10回目を迎える本年の「SPSS Open House」は、SPSS Japanの活動の推進力となった学識経験者、「Predictive Analytics」を実践して成功を収めた企業ユーザーからの協力を得て基調講演、特別講演、ワークショップを行うこととなりました。産学の両分野に幅広いネットワークを持つSPSSならではの講師陣となっています。
 また今回は、2つのアドバンスドセッションでそれぞれの講師を務める慶應義塾大学 大学院経営管理研究科の井上 哲浩教授、明治学院大学 経済学部の清水 聰 教授、そしてSPSS Japan上級副社長の村田悦子の3者によるSPSS Open House10周年記念特別企画「変わるもの、変わらないもの~SPSSの原点と今後の展望~」でSPSSのあゆみとデータ分析、マーケティング戦略の過去、現在、そして近未来についても展望します。
 「SPSS Open House 2006」の参加費は5,250円(税込)、学生の場合は参加費が無料(但し資料代は別途)となります。なお、レセプションとアドバンスドセッションは別途参加費が必要となります。2日間の会期中に 1,000名の参加を見込んでいます。

 「SPSS Open House 2006」は、大きくゼネラルセッション、ワークショップ、ショートプレゼンテーションで構成され、ゼネラルセッションでは、基調講演、SPSS Open House10周年記念特別企画、SPSS Demonstration、2つの特別講演が行なわれます。基調講演は、関西学院大学 大学院 経営戦略研究科 中西 正雄 氏が講師となり、「ブランド・マップの作り方 - 戦略策定のツールとして」のテーマで講演します。また、SPSS Demonstrationでは、データ収集から、加工、分析、そして企業活動への反映まで、一連のプロセスを実現するテクノロジーと方法論を体系的に紹介し、特別講演では、株式会社サークルKサンクス 営業統括本部 営業企画室 マーケティングサポート部 橋本 ゆり子 氏が「On Goingなデータマイニングで拡がる分析の『確実性』と『可能性』」、成蹊大学 経済学部 講師 山本 晶 氏とニフティ株式会社 WOMマーケティングプロジェクト シニアマネージャ 友澤 大輔 氏が「インフルエンサーの発見とクチコミの効果」のテーマで講演します。

 ワークショップは、5つのチュートリアル、3つのアカデミック、9つの事例、2つのアドバンスドセッション、2テーマのハンズオン、学生向けの論文募集「第6回SPSS Open House研究奨励賞」受賞論文の口頭発表と、選ばれた論文を展示する「ポスターセッション」で構成されます。チュートリアルは、SPSS Japanのスタッフによる製品の活用法の紹介ばかりでなく、京都光華女子大学 人間関係学科の山本 嘉一郎 教授や多摩大学 経営情報学部の酒井 麻衣子助教授による統計解析ツール「SPSS」や共分散構造分析ソフト「AMOS」を使用した“学外講義”も行なわれます。アカデミックでは、データマイニングツール「Clementine」による「データマイニング手法による株式投資」、「AMOS」と「SPSS」による「買物の感情経験の測定と買物行動への影響」といった比較的身近なテーマが取り上げられます。因みに、ワークショップだけで9名のアカデミック関係者が登場します。また、事例では、株式会社JTB、株式会社千趣会、株式会社JMRサイエンス、大日本住友製薬株式会社、タカラインデックスeRラボ株式会社、株式会社スコラ・コンサルト、株式会社ジャックス、株式会社アサツーディ・ケイ、新日本製薬株式会社、株式会社東急エージェンシーの10社11名(アカデミック関係を含めると12名)が登場します。
 2日間にわたる常設コーナーとして、学生向けの論文募集「SPSS Open House研究奨励賞」で選ばれた論文を展示する「ポスターセッション」、SPSSと協賛社による「展示ブースコーナー」及び休憩時間中に行う「ショートプレゼンテーション」などが設けられます。

なお、「SPSS Open House 2006」の開催概要は次のとおりです。
以 上

<「SPSS Open House 2006」の開催概要>
■名 称:SPSS Open House 2006
■主 催:エス・ピー・エス・エス株式会社
■日 時:2006年10月24日(火)セミナー:午前10時~午後5時55分
レセプション:午後6時00分~
25日(水)セミナー:午前10時~午後5時35分
■会 場:東京ドームホテル B1F
■参加費:5,250円(税込)
※学生は参加費無料、ただし資料代(1,000円税込)は別。
※レセプションとアドバンスドセッションは別途参加費あり。
■対 象:SPSS製品ユーザー及びSPSS製品にご関心のある方
■参加者数: 1,000名
■特別協賛:株式会社インテージ
■協 賛:茨城日立情報サービス株式会社
株式会社インタースコープ
株式会社JMRサイエンス
日本オラクル株式会社
■協力  東京図書株式会社
■URL   (リンク »)
■主な内容
・ゼネラルセッション
[基調講演]
講演者:関西学院大学 大学院 経営戦略研究科 中西 正雄 氏
テーマ:ブランド・マップの作り方 - 戦略策定のツールとして
[SPSS Open House10周年特別企画]
講演者:慶應義塾大学 大学院経営管理研究科 井上 哲浩 教授
明治学院大学 経済学部 清水 聰 教授
SPSS Japan Inc. 上級副社長 村田 悦子
テーマ:変わるもの、変わらないもの~SPSSの原点と今後の展望~
[SPSS Demonstration]
講演者:SPSS Japanソリューショングループ セールス エンジニアリング シニアマネージャ
鈴木 貴志
テーマ:Enabling the Predictive Enterprise~ベストプラクティスに学ぶデータ活用の理想形~
[特別講演Ⅰ]
講演者:株式会社サークルKサンクス 営業統括本部営業企画室マーケティングサポート部
橋本 ゆり子 氏
テーマ:On Goingなデータマイニングで拡がる分析の「確実性」と「可能性」
[特別講演Ⅱ]
講演者:成蹊大学 経済学部 講師   山本 晶 氏
ニフティ株式会社 WOMマーケティングプロジェクト シニアマネージャ
友澤 大輔 氏
テーマ:インフルエンサーの発見とクチコミの効果
・ワークショップ
[チュートリアル]
テーマ:
<共分散構造分析入門>これから挑戦する人と再挑戦する人のための共分散構造分析
<SPSS実践Ⅰ>「ラクチン分析・出力フル活用」特講
<データマイニング 実践>より早く、より効率よく~Clementine10新機能と処理の自動化
<SPSS 実践Ⅱ>SPSS15.0 すぐに役立つ Tips5
<EFM入門>顧客のホンネが見えてくる!~フィードバックの組織的活用法~
[アカデミック]
テーマ:
*データマイニング手法による株式投資
*買物の感情経験の測定と買物行動への影響
*個人レベルRFM分析と顧客生涯価値:顧客特性の関連付けによる新規顧客獲得に対する知見
[事例]
テーマ:
*テキストマイニング技法を用いた地域活性化のための地域ブランディング・モデル
*コミュニティサイトのマーケティングへの活用~成功のキーは、会員のライフスタイル把握~
*医薬営業支援情報のデータマイニング
*タカラトミー公式サイトのアクセスログ解析~Clementineを使用したシステム構築事例~
*目に見えにくい企業風土を見える化する
*本音で語る。クレジット会社ならでわのデータマイニングって?~クオリティーの高い各種データとクレジットビジネスで培った分析ノウハウを商品開発にいかす!!~
*~シニアは奥が深いよ~シニアのインサイトを捉えるまでのデータマイニング事例
*健康食品通信販売に於けるデータマイニング活用事例
*消費者理解をサポートする購買履歴データとブランドパワーデータの活用事例
以 上

■SPSSについて
 SPSSが提唱するPredictive Analyticsは、現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データをビジネス上有効なアクションに結びつけることをいいます。SPSSは、Predictive Analyticsソリューションの第一人者として、ソフトウェア製品と関連サービスを提供しています。SPSSが提供するソリューションは、企業・教育研究機関・医療機関・政府官公庁など、幅広い分野で採用されています。
 1968年に設立されたSPSS社は現在、全世界で40以上の国にオフィスを構え、1,300人近い社員を擁し、2003年の売上は2億1,096万ドル。
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