本実験は、ADSLを用いたブロードバンドIP通信によってカード決済処理の高速化を実現し、業務上の効率を高めるような仕組みをUCカードの複数加盟店に対して提供し、検証を行います。提供する仕組みは、カード決済処理において、平常時にはクレジットカード決済情報処理センタと閉域網をつないでIP接続通信を行い、IP通信不能時には電話網を迂回してダイヤルアップ自動接続を行います。さらにIP電話やパソコンなどによるインターネット(電子メール、ウェブ閲覧)の利用を併せて可能とします。
クレジットカードは近年のIC化に伴い、カードだけではなくその情報を伝送するネットワークにも高い安全性が求められています。アッカではこのような市場ニーズに対し、高品質でセキュアなブロードバンド回線の提供によって応えていくために、本実験に協力し以下の役割を担います。
1. ブロードバンドIP通信のアクセス回線となるADSLサービスの提供
2. IP通信が万が一不通になった場合にダイヤルアップ接続へ自動切替えする、アッカ独自開発の「ルートスイッチャ」の提供
なお、アッカは電気的に制御可能な様々な機器をネットワーク化して新たな付加価値を創造する「M2M(マシンtoマシン)」サービスを、戦略的成長事業と位置付けて積極的に展開をすすめています。本件もこのM2Mの一環であり、一般的なクレジットカード信用照会端末の設置規模から非常に大きな成長性を見込んでいます。
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