フォーティネットが新たに3件の特許を取得

通信キャリアおよびMSPに向けたネットワーク・ベースのIPサービス提供プラットフォームに関する技術開発で、特許を取得

フォーティネットジャパン合同会社

2006-10-17 14:00

Unified Threat Management/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、Fortinet Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は、同社のネットワーク関連の技術開発3件が、このたび米国特許商標庁から特許を受けたことを発表しました。
この特許によりフォーティネットの知的所有権および特許に関するポートフォリオが強化され、同社は通信キャリアおよびサービス・プロバイダ市場に向けて最適なイノベーション手段を手にしました。

フォーティネットが取得した特許は次の3件です。
ネットワーク・ルーティング・システムでの仮想的ルータのフェイルオーバーを可能にするシステム(米国特許番号:7,096,383)。パケット・ルーティングのためのシステム(同:7,111,072)。分散型プロバイダ・エッジ装置を経由した複数顧客のサポート方法およびシステム(同:7,116,665)。これらの発明はインターネット・ベースのサービスおよびセキュリティを通信キャリアに導入する方法に関するもの、あるいはMSP(マネージド・サービス・プロバイダ)がこうしたサービスを顧客サイトではなくプロバイダネットワークの中央装置から展開する方法に関連するものです。これら3件の新しい特許に加え、フォーティネットは米国特許商標庁に60件以上の特許を出願中です。

フォーティネット創業者で同社の社長兼CEOであるケン・ジー(Ken Xie)は次のように述べています。
「キャリア・ベースまたは『クラウド・ベース』(インターネットを経由するサービス)での仮想化セキュリティおよびその他のサービスの提供は、大半の通信会社やサービス・プロバイダに好まれる方式になってきました。なぜなら、この方式ならセキュリティ・サービスの展開が効果的に増減でき、コスト効率も向上するからです。今回の新しい特許はフォーティネットの知的所有権のポートフォリオを強化するとともに、さらに拡張された技術およびサービスの提供を通したハイエンド市場でのより一層の成功の積み重ねを可能にするものです」

ハイエンド市場に重点的に取り組むフォーティネットは、複合型脅威セキュリティ・システムであるFortiGate<TM>製品ファミリーの提供により、通信会社、移動体通信事業者、MSSP(マネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダ)などサービス・プロバイダのニーズに見事に応えています。業界唯一のATCA(Advanced Telecom Computing Architecture)準拠セキュリティ・システムであるFortiGate-5000シリーズは、その強固な需要によって世界中のお客様から契約を獲得しており、フォーティネットはハイエンド市場において最も急速に成長しているネットワーク・セキュリティ・ベンダと認定されています(出典:2006年IDC社調べ)。

フォーティネットのFortiGateシステムは、8つの必要不可欠なセキュリティ・アプリケーションおよびサービス(アンチウイルス、ファイアウォール、VPN、IPS、アンチスパム、アンチスパイウェア、Webフィルタリング、帯域制御)を統合することにより、ネットワークおよびコンテンツに対する包括的な保護を実現します。このシステムはフォーティネットのFortiGuardサブスクリプション・サービスによって常に自動的に最新の状態に保たれており、絶え間ない更新により最新のウイルス、ワーム、トロイの木馬型ウイルス、その他の脅威から世界のどこでも24時間体制で確実に守られています。複合型脅威セキュリティ・システムのFortiGateと管理ソリューション、極めて差別化されたレポーティングおよびロギング機能をあわせて使用することで、マネージド・セキュリティ・サービスを構築するにふさわしい確実なプラットフォームが提供されます。

フォーティネットのハイエンド・ソリューションの詳細は
下記のサイトをご参照ください。
(リンク »)

用語解説

フォーティネット会社概要 (www.fortinet.com)
フォーティネットはASICベースの複合脅威に対応するセキュリティ・システムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティ・システムは、セキュリティ性を高めるとともにトータル・コストを下げることから、多くの企業やサービス・プロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティ・プロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、スパイウェア防止、アンチスパムなど)を統合するために作られており、複合型脅威や混合型脅威から顧客を守ります。カスタムASICと統合型インターフェースによる優れたフォーティネットのソリューションは小規模企業/リモートオフィスから大規模法人向けソリューションに至るまで、統合管理・レポート機能で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから8種類の認定(ファイアウォール、アンチ・ウイルス、IPSec、SSL、IDS、クライアント・アンチウイルス、クリーニング、アンチスパイウェア)を受けた唯一のセキュリティ企業です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

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