しかし、売れているのだろうか?ABIリサーチ調査担当副社長のEdward Rerisi氏は、収益をあげるためには、これらのアプリケーションを慎重にターゲッティングする必要があるという。
たとえば着メロ(しばしば最新のヒット曲)のダウンロード数など、ここ数年の世界の市場データは、SMSメッセージングやゲームなどの若年層向けのものが多くを占めている。
しかし、テレビ会議、電子メールサービス、カーナビなどのアプリケーションは、企業向けやビジネストラベラーにも非常に要望の高い用途といえる。「マスマーケットにとって魅力的なアプリケーションではあっても、オペレータは企業顧客が大きな予算を持っており、重要なビジネスアプリケーションに対しては支出する層であるということを忘れてはならない」とEdward Rerisi氏は述べている。
また、特定アプリケーションを理解するうえで、世界中の地域による差異も重要である。
このような細分化された市場を理解するために、比較的小規模なオペレータやアプリケーション開発事業者はニッチな年齢層を選ぶだろうし、資力豊富な大規模なオペレータはすべての層に対して何らかの製品を提供しようとするかもしれない。しかしどちらの場合にも、非常に効率的な広告や販売促進、消費者教育が、今後数年間下降するであろう音声通信に代わってモバイルアプリケーションが収益を上げるための重要な鍵となるだろう。
ABIリサーチの調査レポート「無線端末アプリケーション:一般ユーザーとビジネスユーザーの加入者とサービス収益」は、これらのアプリケーションの収益の可能性が高い市場を詳細に調査し、地域ごとの加入者を理解し、サービス収益を評価している。
◆調査レポート
無線端末アプリケーション:一般ユーザーとビジネスユーザーの加入者とサービス収益
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