アクセス網を再構築するマルチサービスDLC

株式会社データリソース 2004年10月21日

米国の市場調査会社によると、インスタット/MDR社DLCは、複合カードのポートを自由に使って、POTSでもDSLでもサポートすることができる。これにより、POTSをDSLに変更する場合の、サービスプロバイダの運営コストが大幅に削減されるという。

デジタルループキャリア (DLC) が、アクセス網の新しいサービスによって新しい機能を提供し、サービスプロバイダのコスト効果を高めるようになるだろうとインスタット/MDR社は報告している。音声、データ、映像のトリプルプレーサービスを採用する予定のあるサービスプロバイダが増加しているため、DLCベンダはそのために役立つ製品を提供している。

「DLCのマルチサービス製品は、顧客に広範なサービスを効率的に提供するための柔軟性をサービスプロバイダにもたらした。DLCは高帯域幅サービスをサポートするCOのループ長が大きすぎる場合の、DSLサービスの主要なエネーブラーとなる。DLCは、複合カードのポートを自由に使って、POTSでもDSLでもサポートすることができる。これにより、POTSをDSLに変更する場合の、サービスプロバイダの運営コストが大幅に削減される」とインスタット/MDR社の上級アナリストであるHenry Goldberg氏は言う。多くのDLCベンダは、VoIPメディアゲートウェイを導入し、アクセス網でパケットボイスサービスを開始して、効率化を図ろうとしている。また、電話会社がファイバーをアクセスネットワークの深層部へ導入したため、DLCベンダはファイバーベースのサービスをサポートするための製品を増やしている。

Goldberg氏によれば、「DLC市場の成長を迅速に促す最大要因は、DSLサービスのサポートである。DSLの加入者数は世界的に急増しており、DSLの新しい形態 (たとえば ADSL2+ とVDSL) には、旧バージョンの代わりに新しいラインカードが必要となる。同様に、POTSのみのカードに代わって、DSLとPOTSの複合カードが普及してきている。トリプルプレーサービスの成長に伴い、映像をサポートするために十分な帯域幅を提供したり、IPマルチキャスティングおよびQoSを効率的にサポートしたりするDLCの需要が高まる。ファイバーベースのサービスは依然として少ない。だが今後増加して、既にいくつかのベンダが見出しているような、新しいDLC市場のオポチュニティーを生むだろう。

インスタット/MDR社の調査結果を以下に挙げる。
- 2003年、世界のPOTSとDSLポート全体のDLCの出荷台数は約2080万台で、 この中の約80% がPOTSポート、20%がDSLポートだった。
- 2003年、Huawei社はDLCポート出荷台数において世界のトップとなった。2003年にHuawei社が出荷したポートの約90%はアジアで出荷された。
- 2003-2008年の間、世界のPOTSポート出荷台数は年平均成長率で約6%増加し、DSLポート出荷台数はそれより僅かに高い約8%の割合で増加する。

インスタット/MDR社の調査レポート「マルチサービスDLCがアクセス網を再構築」では、世界のDLC市場を包括的に分析している。DLC POTS、DSL、POTSとDSLポート全体について、世界、北米、ETSI市場に分けて、2003年と2004年上半期の出荷台数とシェアのデータをしている。マルチサービスDLCによって可能になったアクセス網の様々なサービスのサポートと、DLC市場の主要な動向を明示している。サービス内容、主要機能、市場の競争力、世界最大のベンダなど14の主要なDLSベンダの顧客の詳細なプロファイルを提供している。またレポートの後半では、世界の5年間に渡るDLC POTS、DSLおよびPOTS とDSLポート全体の出荷台数と収益を予測している。



◆調査レポート
マルチサービスDLCがアクセス網を再構築
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◆インスタット/MDR社について
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