新しい世界を開くマンマシーンインターフェース

株式会社データリソース

2004-11-10 00:00

車載、セルラー、産業用ヒューマンマシンインターフェースシステムに使われる
技術制御インターフェースは、有能な機械であっても結果として使えなくしてしまうこともあるし、ユーザーにとって未知の世界が開かれたりすることもありうる。最新技術であるマンマシーンインターフェース(HMI)の設計には、そういった長所と短所がある。

ABIリサーチのアナリストであるChris Lopez氏は、設計上の欠点として、BMW車に導入された、最新マルチメニュー画面と接続している球形のコントローラ「iDrive」を挙げている。たとえば空調装置やラジオ等を制御したり、選択メニューを実行したり案内したりする感触を指先に感じる技術「ハプティクス」が使用されている。1回の操作で多くの動作を実行できる。

「iDriveの難点はメニュー構造が非常に複雑なことである。ラジオ局を変更するだけでも、多くのメニューを操作しなければならない。ボタンをひとつ押すほうが遥かに容易だ」とLopez氏は言う。

それに対し、Lexusはハードボタンとソフトボタンが画面に表示されるフラットパネルディスプレイを導入した。 ハードボタンで主な機能を選び、ソフトボタンで細かな操作を実行する。「簡単で便利だ」とLopez氏は言う。

ABIリサーチの調査レポート「触覚、音声認識システム、ディスプレイの市場:車載、セルラー、産業用ヒューマンマシンインターフェースシステム」は、3つの主要なマンマシーンインターフェース技術をアプリケーション別に考察し、市場の詳細を記載している。調査対象となっているのは、自動車、携帯端末(携帯電話)、産業向けマンマシーンインターフェースの3つの市場である。

またImmersion社やSpeech Works International社から、今後2年間にマンマシーンインターフェース技術を利用した携帯電話向けの新しい方式が登場する。携帯電話のそれぞれの着信音は振動に変わるだろう。小型携帯電話のボタンがインタラクティブに大きなへ投影される技術はすでに存在するが、まだ普及していない。同様に音声認識も新しい技術ではないが、急速に進化している。

問題を探求するうえでのソリューションはあるだろうか。「ない」とLopez氏は言う。「今後これらの新しい技術は、現在のカメラや電話のような存在になるだろう。」

◆調査レポート
触覚、音声認識システム、ディスプレイの市場:車載、セルラー、産業用ヒューマンマシンインターフェースシステム
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◆インスタット/MDR社について
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