従来のPBXにとって代わりつつあるIP PBX

株式会社データリソース 2005年08月30日

米国の市場調査会社インスタット社のアナリストによると、IP PBXはデジタルシステムにとって単純に1つのものを別のものに置き換えるだけのものではなく、この新しい動きは企業パワーの構造に影響を及ぼし、最終的にグローバル化するビジネスをどのように展開するかということに効果があるという。

IP回線の出荷数が従来のPBX回線を上回る見込みとなり、IP PBXは新たな成熟の段階にはいったとインスタット社は報告している。PBX市場全体が2009年までに年間平均成長率6.6%で成長する一方で、従来のPBXは急速に減少している。それに対してIP PBXは2009年まで引き続き成長し続けるとインスタット社は予測している。

「IP PBXは、デジタルシステムにとって単純に1つのものを別のものに置き換えるだけのものではない。この新しい動きは企業パワーの構造に影響を及ぼし、最終的にグローバル化するビジネスをどのように展開するかということに効果がある」とインスタット社アナリストのNorm Bogen氏は語る。

インスタット社の調査レポートは下記のポイントもカバーしている。

- 職場内あるいは職場を離れても利用できるというモビリティの向上はIP PBXにおける次の段階の重要な要素である
- 現在は音声とプレゼンスを一体化したり、インスタントメッセージングなどが強力な機能である。しかしデータ量をより多くし、最終的にはビデオを複合的なコラボレーションツールに加えることでほんとうの変化は生じるだろう
- サーバベースのIP PBXの出荷は現在の950万回線から2009年には2810万回線に増え、PBX出荷数全体の91%を占めることになる

インスタット社の調査レポート「市場独占へ向かうIP PBX (IP PBXs: Emerging Into Dominance )」は、世界のPBX市場をカバーし、IP PBXの成長を促進している市場動向を分析している。カテゴリ別に2009年までのPBXの出荷数と収益を予測している。さらに2004年と2005年第1四半期のベンダマーケットシェアを調査している。


◆調査レポート
市場独占へ向かうIP PBX
IP PBXs: Emerging Into Dominance
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◆インスタットについて
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