米国のHDTV販売は2009年までに71%成長

米国消費者の高品位テレビとサービスへの関心は着実に増大

株式会社データリソース

2005-11-18 14:00

米国パークスアソシエイツ社は調査レポート「HDTV製品とサービスの普及 - Adoption of High-Definition TVs and Services」で、高品位テレビ(HDTV)の販売は大きく伸び、2009年には650億ドルに達すると予測している。
今後数年間で、高品位テレビ(HDTV)の販売は大きく伸び、2009年には650億ドルに達するだろうと米国パークスアソシエイツ社の調査レポート「HDTV製品とサービスの普及 - Adoption of High-Definition TVs and Services」は報告している。

調査レポートによれば、消費者はHDTV製品とサービスに対して懐疑的ではなくなりつつあり、需要が次第に増加してきているとしている。米国家庭の47%が今後1年間にHDTV購入を予定しており、2006年末までにHDTV販売で30%、HDビデオサービスで38%増加するだろう。

「消費者はHDTVの本当の価値に気づきはじめている。今までは高価な製品の購入をためらっていたが、考えを変えつつある」と、パークスアソシエイツ社の調査アナリストDeepa Iyer氏は述べている。

その結果、放送局やケーブル/DBSオペレータなどのサービスプロバイダは、より多くのHD加入者獲得のため、HDビデオサービスを拡張する必要性を感じはじめている。サービスプロバイダ、コンテンツ製作者、テレビメーカー、チップセットメーカーや、その他のソリューションプロバイダなどはすべて、ハイデフィニション製品とサービスを市場に投入しようと動いているが、Iyer氏は、彼らはもっとそのための努力をする必要があると警告している。ハイビジョンとサービスの市場浸透は全体的に非常に低い。HDの加入率はデジタルビデオ加入者全体のわずか10%で、HDTV所有家庭の44%しかHDビデオサービスに加入していない。

「HDTV販売の増加はハイデフィニションVOD、ローカルコンテンツ、ゴールデンアワーの番組、映画などのサービスの需要をあおり、連鎖反応がおこるだろう。しかし、HDサービスを消費者にもたらすための業界の努力は切迫感を欠いている。この業界のすべての力が集結してこそ、HDTVの普及につながると認識されなければならない」とIyer氏は述べる。

米国パークスアソシエイツ社の調査レポート「HDTV製品とサービスの普及 - Adoption of High-Definition TVs and Services」は、米国の高品位テレビ(HDTV)製品とサービスの促進要因、阻害要因、ビジネスチャンスを調査し、次世代のサービスとアプリケーションに対するサービスプロバイダの戦略と購買行動の特徴を描き出す。


◆調査レポート
HDTV製品とサービスの普及
Adoption of High-Definition TVs and Services
(リンク »)

◆パークスアソシエイツ社について
(リンク »)


◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]