「次世代高品位光ディスク形式への移行は順調とはいえない。PC産業は、DVD販売と競合する可能性のある映画のダウンロードに次々に参入しており、ペイTVサービスはVoD(ビデオオンデマンド)サービスやハードディスク内蔵のセットトップボックスの新製品、HDTVサービスで映画を提供したいと考えている」と、インスタット社のアナリストGerry Kaufhold氏は言う。
インスタット社の調査レポートは下記についても述べている。
- 2009年までに、ハリウッドビデオコンテンツの年間小売売上総額は世界で500億USドルにまで達するとインスタット社は予測する
- 2009年までに、米国のテレビ所有世帯の41%がHDTVディスプレイで映画を視聴しているだろう
- 現在、HDMI機能のあるDVDプレイヤで高品位品質を提供しているが、次世代の高品位光製品は「何かよりよいもの」を提供する必要がある
- 2009年までに、日本の家庭の40%以上はワイドスクリーンHDTVセットを所有するようになるだろう。そしてヨーロッパと日本以外のアジア市場では既にHDTVディスプレイは堅調な販売を示している
- ポータブルプレイヤ製品とオンラインダウンロードサービスは、特にヨーロッパとアジアで成長するだろう
- ハリウッド映画とテレビ番組のDVDのマーケットバリューは、ほとんどが日本、合衆国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツの6カ国によるものである
- メディアは次世代光ディスクに大きな関心を抱いているが、ハリウッドのパッケージ製品ビジネスが大きな影響力を持つのは5年後以降のことだろう
インスタット社の調査レポート「映画会社の収益源の変化-新しい市場、HDTVへの移行、インタラクティブ - The Changing Face of Studio Video Sales: Grow New Markets, Push High Definition, Get Interactive」は、映画会社のビデオ販売についての市場をカバーしている。技術の分析、市場トレンド、地域ごとのワイドスクリーンHDTV機能搭載のディスプレイ所有世帯数、2009年までのハリウッドビデオ製品の小売額をカテゴリ別・地域別に予測し、家庭向けビデオ産業の主要企業のプロフィールを提供する。
◆調査レポート
映画会社の収益源の変化- 新しい市場、HDTVへの移行、インタラクティブ
The Changing Face of Studio Video Sales: Grow New Markets, Push High Definition, Get Interactive
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