ボーランド、ソフトウェア品質ソリューションを提供するSegue Software社の買収、ならびにIDE製品ラインの売却計画を発表

- Software Delivery Optimization(SDO)ビジョンの実現加速に向け、企業としての方向を明確化 -

ボーランド株式会社 2006年02月15日

【2006年2月8日米国カリフォルニア州クパチーノ発】ボーランド・ソフトウェア・コーポレーション(NASDAQ NM:BORL、以下ボーランド)は、アプリケーションライフサイクルマネージメント(ALM)ビジネスをさらに促進するための積極的な計画を発表しました。

この計画の一環としてボーランドは、マサチューセッツ州に本拠を置くソフトウェアの品質管理およびテストソリューションの世界的企業である、Segue Software Inc.(NASDAQ CM: SEGU)の買収に合意しました。さらにボーランドは、数々の受賞歴を誇るBorland Developer Studio(Delphi®、C++ Builder®、C# Builder®)およびJBuilder®製品ラインを含む統合開発環境(IDE)関連事業の一部について売却先を探すという計画も発表しました。

いずれの決定も、成長著しいALM分野におけるリーダーとしての地位を確固たるものにし、ソフトウェアデリバリーをより予測可能で管理可能なビジネスプロセスに変えるためのソリューションの提供能力を強化するという、ボーランドの戦略における重要なマイルストーンとなるものです。

ボーランドの社長兼CEOであるトッド・ニールセンは、次のように述べています。「Segueの品質最適化製品とサービスは、成長著しいボーランドのALMソリューションの製品ラインに大きな価値を加えます。これは、企業がソフトウェア関連プロジェクトの成功を通じて自社のビジネス価値を高めることを支援するため、ボーランドがソフトウェア開発だけでなくソフトウェア供給の分野にまで注力範囲を拡大していることの自然な流れにあります。今回の決定はALMビジネスの範囲を拡大すると同時に、ボーランドが所有しているIDEビジネスにおける本来の価値を回復させるもので、ボーランドのビジネス、お客様、ソフトウェア開発の将来、いずれにとっても正しい選択と考えます。」

ボーランドとSegueは、ボーランドが1株あたり8.67ドルの現金一括買収取引でSegueを買収するという契約を正式に締結しており、暦年の第2四半期の取引完了を見込んでいます。この買収契約の履行と平行して、ボーランドは買収の支援に合意し、かつSegueの発行済み株式のうち合計で21.5%を所有する複数の特定の大株主との間に議事権拘束契約を締結しました。この買収の価値は約1億ドルと見積もられており、資金調達は手元資金によって行います。

ソフトウェア供給プロセスを改善するボーランドのソリューション指向のアプローチ
ボーランドのALMソリューションは、ソフトウェアの開発と供給に伴う複雑さの管理で企業を支援するにあたって重要な役割を果たします。これは、ビジネス、開発、業務のチームに対し、ソフトウェアライフサイクルの全段階にわたって可視性と管理性を向上させることによって実現します。これは異種混在環境や分散型環境を使用する大企業にとってとりわけ重要な意味を持ちます。IDCは、ALM市場が2009年までに33億ドルの規模に成長し、2004~2009年までの年間平均成長率(CAGR)が9.2%に達すると予想しています 。

過去3年間で、ボーランドは、プロジェクト/ポートフォリオ管理、需要管理、要件管理、ソフトウェアの構成管理/変更管理、モデリングなどの分野に関する製品およびサービスをALM製品群に組み込みました。2006年には、これらの資産やプロセス最適化と教育に関する業界先進のサービス群、さらには、Segueの買収によって見込まれるノウハウと技術を活用することで、ソフトウェア供給における最もクリティカルなプロセスを改善できる個別化されたパッケージソリューション群を提供する予定です。具体的な注力分野は以下の通りです。

・IT管理とガバナンス
・要件定義と管理
・変更管理
・ライフサイクル品質管理

これらのプロセスの成熟度を高めることにより、企業は複雑さをより適切に管理することができると同時に、コンプライアンス要求、ビジネス優先度の変化、業界統合など外部からのリスクを緩和することができます。ボーランドは2006年を通じてこれらの各プロセスについて包括的なソリューションを展開する予定です。それぞれのソリューションはボーランドのALM技術、プロセス最適化サービス、スキル・トレーニングを統合したパッケージとなり、すべてお客様独自の要求や目的に即したものとなります。この包括的でカスタマイズされたアプローチによって、企業は人材、プロセス、テクノロジーをより簡単に整理統合できるようになり、最大限のビジネス価値を持つ高品質のソフトウェアを供給することが可能となります。

ボーランドとSegueによるライフサイクル品質管理チーム
マサチューセッツ州レキシントンに本社を置くSegue Softwareは、アプリケーションライフサイクル全体を通じてソフトウェアの品質を定義、測定、管理、改善するソリューションの専門企業です。Segueの買収によって、ボーランドには、品質を最適化し、パフォーマンスを管理するための包括的な製品ラインのほか、品質およびテスティング環境を深く理解しているグローバルチーム、さらには、さまざまな業界やFortune 100企業を代表する極めて大きな顧客基盤がもたらされます。

Segueのソフトウェア品質最適化ソリューションと業界ノウハウによって、ボーランドの既存製品および全世界を対象としたサービス群が強化されるため、ALMにおけるリーダーとしてのボーランドの地位は、よりいっそう強化されます。最先端を誇るSegueのSilk製品ラインは、将来的に提供を予定しているボーランドのライフサイクル品質管理ソリューションにおいても中心的な役割を果たすことになります。このソリューションはプロセスの後工程で発生した現象に対処するというコスト的に不利な方法ではなく、ライフサイクル全体を通じて品質を徹底し、品質上の問題に関する根本原因を解決することを目指すものです。Segueの技術はまた、ボーランドの統合ALMプラットフォームの将来のバージョンにおいても主要な要素となります。

Segue Softwareの社長兼CEO、ジョセフ・クリヴィカス氏は次のように述べています。「2つの企業が業界を変えようという、これほどまでに強い意志を共有するのはまれなことです。ボーランドとSegueは数年にわたって提携関係を結び、プロジェクトの失敗やソフトウェアの品質低下につながる問題点の克服でお客様を支援してきました。両社の製品とチームが一つになることにより、我々はお客様がより高い品質とサービスを実現すると同時に、ソフトウェア品質管理に伴うコストを計画的に削減することを支援します。」

ボーランド、IDE製品ラインの売却作業を開始
企業はチームや組織の生産性を高めるためのALMソリューションに注目していますが、個々の開発者は従来と同じく、自らの生産性向上に役立つ機能豊富なツールを求めています。このことを踏まえて、またアプリケーションのライフサイクルでは開発者が中心的な役割を果たしていることを知るボーランドは、ALMへの投資と平行して業界をリードする開発用ツールへの投資も継続してきました。

ニールセンは次のように述べています。「開発者の皆様は、アプリケーションのライフサイクルの中で常に重要な役割を果たしますが、ALMとIDEは、全く異なる市場であり、ビジネスモデルも、経営、マーケティングの構造も互いに異なるものを必要とし、専門の研究開発チームが求められます。どちらも重要な市場ではありますが、ボーランドはもはや求められる経営資源を両方に投入することはできなくなりました。そのため、ボーランドはALMビジネスに全精力を注ぐとともに、開発コミュニティにとって最善の結果を生むための行動を取ることにしました。個々の開発者の生産性を高めることを専門とする、独立した企業の設立を意図しています。」

ボーランドは自社のIDE資産に対する買い手の募集をBear, Stearns & Co. Inc.に依頼しています。この発表の詳細については、www.borland.comをご覧ください。

ボーランドの直近の発表はウェブキャストでご覧頂けます。www.borland.comのInvestor Relationsセクションをご参照ください。米国太平洋標準時間2006年2月23日12:00AMまでご覧いただけます。1(800) 405-2236または1(303) 590-3000に電話を掛け、パスコード11050769をご入力ください。ウェブキャストのアーカイブはボーランドのWebサイトにてご覧いただけます。


■ 免責条項(Safe Harbor Statement)
この文書には、1995年の米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)を含む連邦証券取引法(Federal Securities Laws)に定める「将来的な予測(forward-looking statements)」が含まれています。過去の事実に基づいた記述以外は、すべて将来的な予測です。将来的な予測とは、Borlandの戦略的注力分野、短期および長期の見通し、予想される来四半期の業績、提案されているSegue Software, Inc.買収のメリットおよびシナジー効果、ALM市場およびBorlandのALMソリューションの成長、合併後の会社が将来的に提供する製品、統合開発環境(IDE)(Delphi、C++ Builder、C#Builder、およびJBuilderを含む)専任部門の買い手を探すというBorlandの計画などに関連するものですが、これらだけに限定されるものではありません。このような将来的予測に基づく記述は現時点における予想に基づくものですが、この予想にはいくつもの不確定要素およびリスクが含まれ、実際の事象または結果はこれと大きく異なることがあります。実際の事象または結果が予想と大きく異なる要因としては、特に次のようなものがあります。買収案に対して法的認可が得られることおよびそのタイミング、買収が完了しない可能性、買収に対する顧客の反応、買収提案に対する競合他社の反応とそれらの企業からの価格圧力が強まる可能性、Segueの業務と従業員を統合するにあたってのBorlandの能力、買収に伴うコストと締結以降の費用を管理する能力、BorlandのIDE製品ライン売却に関する努力の結果、提案されている買収のため経営面での注意が他の業務からそらされること、提案されている買収に伴う非開示または不測の債務とリスク、アプリケーション開発ライフサイクルに関して複数の製品からなるソリューションを販売する能力、より大規模なエンタープライズ顧客への注力を高めることによる販売サイクル長期化の影響、エンタープライズ・ソフトウェア開発ソリューションを含めたBorlandの製品とサービスに対する市場の受け入れと採用状況、顧客からの要求に合わせて製品の品質と拡張性を高める能力、ビジネス移行を支えるため主要な人材を維持し新しいリーダー的人材を確保する能力、全般的な業界トレンドや経済要因および資本市場の状況。これらおよびその他のリスクについては、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に保管されるBorlandの定期的報告によって適時詳細な説明が行われます。これらの報告には、Form 10-Kによる最新の年次報告およびForm 10-Qによる最新の四半期報告が含まれますが、これだけに限定されるものではありません。Form 10-Kおよび10-Qはwww.sec.govで入手することができます。Borlandは、新しい情報や状況の変化が生じた場合でも、将来的な予測の内容を更新または変更する義務を負いません(また、このような義務を放棄します)。弊社ウェブサイトに含まれる情報は参照によって本プレスリリースに組み込まれることはなく、またその一部を構成することもありません。

用語解説

■ ボーランドについて
1983年に設立されたボーランドソフトウェアコーポレーション(NASDAQ:BORL)は、Software Delivery Optimization(SDO)ビジョンの実現に向けて、プラットフォームに依存しないソリューションを提供する世界最先端の企業です。人材、プロセス、テクノロジーを融合したソフトウェアおよびサービスの提供を通じて、ビジネスにおけるソフトウェア価値の最大化を支援します。高品質のソフトウェアを納期どおり予算内で提供する方法についての詳細は、 (リンク ») をご参照ください。

Borland、Delphi、C++Builder、C#Builder、JBuilder、およびその他すべてのBorlandブランドおよび製品名は、米国およびその他の国におけるBorland Software Corporationの登録商標または商標です。その他すべてのマークは、その所有者に帰属します。

■本件に関する報道関係者のお問い合わせ
ボーランド株式会社
マーケティング本部 小森 真紀
TEL. (03) 4560-1133
Email. maki.komori@borland.com

ボーランドPR代理店(株式会社パブリシス)
渡辺 彩子、 竹内 貴美紀
TEL. (03) 5719-8901
Email. Borland@publicis.co.jp

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