統合型アプリケーションインフラストラクチャサービスを実現する『BIG-IP v9』 ~革新的なトラフィック管理OS「TM/OS」を搭載し、IPv6、最高水準のSSLパフォーマンス、帯域制御、HTTP圧縮などの先進機能を装備~

F5 ネットワークスジャパン株式会社 2004年09月08日

F5ネットワークスジャパンは本日、『BIG-IP』トラフィック管理装置の最新版「v9(バージョン9)」を世界同時発表しました。

F5ネットワークス(F5 Networks, Inc.、本社:米国ワシントン州シアトル、社長兼CEO:ジョン・マッカダム、日本法人:F5ネットワークスジャパン株式会社、代表取締役社長:ティム・グッドウィン、以下F5)は8日、『BIG-IP』トラフィック管理装置の最新版「v9(バージョン 9)」を世界同時発表します。

BIG-IP製品は、インテリジェントなL4-L7ロードバランシング、ハイアベイラビリティ、統合型SSLアクセラレーション機能を備えた業界をリードするアプリケーショントラフィック管理ソリューションとして高い支持を得ており、2004年第2四半期の世界市場におけるレイヤ4-7固定サーバロードバランシングの売り上げでNo.1の座を獲得しています11。今回発表する新バージョンは、BIG-IPの製品ラインナップを強化するものであり、F5の提供するソリューションをさらに幅広いものにします。

約3年ぶりに、全面的に機能強化したBIG-IP v9の最大の特徴は、包括的なトラフィック管理オペレーションシステム「TM/OS」による最新アーキテクチャです。BIG-IP v9は、TM/OSアーキテクチャにより、ネットワーク上のあらゆるアプリケーションに対応できる「アプリケーションインフラストラクチャサービス」の提供を実現する業界初のソリューションです。同時にF5は、BIG-IP v9の機能を最大限に活かすハードウェアプラットフォームとして「BIG-IP 1500」、「BIG-IP 3400」、「BIG-IP 6400」の3種類の新筐体を発表します。

TM/OSは、高速アプリケーションプロキシ型のアーキテクチャで、すぐれた柔軟性とレガシーおよび次世代アプリケーションの完全な制御を実現するために開発されました。TM/OSは、すべてのIPアプリケーションに対応するため、レートシェーピング(帯域制御)やインテリジェントなHTTP圧縮機能、TCPの最適化、IPv6ゲートウェイ、ロードバランシング、アプリケーションセキュリティ、ハイパフォーマンスSSLなどの機能を一元化した統合型アプリケーションインフラストラクチャサービスを提供します。

BIG-IP v9は、パフォーマンスの低下やレイテンシー(遅延)の発生を防ぎながらアプリケーションフロー全体をコントロールできることが特徴です。また最新の筐体は、BIG-IPの次世代アプリケーションスイッチ製品のパフォーマンス強化と同時に、卓越した管理機能とアベイラビリティ、スケーラビリティを提供するために開発されました。F5のIPアプリケーションスイッチは、レイヤ4およびレイヤ7で膨大な量のトラフィックを処理するための最大容量を備えています。さらにマルチブートサポート、ウォームアップグレード(電源を遮断せずにアップグレードする機能)、完全自動管理/リモートブート機能と卓越したシステム計測機能を搭載しています。

Gartner Inc. のリサーチ部門主席アナリストであるMark Fabbi氏は、BIG-IP v9のリリースに関して次のように語っています。「企業は、アプリケーション配信の成功がネットワーク部門とアプリケーション部門の協力体制にかかっていることを認識しています。アプリケーション配信における統一されたアプローチは問題解決への鍵となります。このアプローチによって日々増え続け複雑さを増すビジネスアプリケーションの要求に応えられる適応力の高いインフラストラクチャがつくられるのです。トラフィック管理技術の採用で、企業は変化し続けるネットワークとビジネスの要求にすばやく対応することが可能になります」

BIG-IP v9シリーズの主な特徴は以下のとおりです。

・統合型アプリケーションインフラストラクチャサービス
BIG-IPのアーキテクチャには、アプリケーションをより効率的に配信するために必要な各種サービスの検査からコントロール、変換、プログラミング、および拡張のための革新的デザインが組み込まれています。新BIG-IPの統合型アプリケーションインフラストラクチャサービスは、さまざまな機能を完全に結合したもので、それぞれのアプリケーション導入の効率性向上に必要なサービスの統合、ターゲット化と拡張を可能にします。

・TM/OS高速アプリケーションプロキシ
完全なプロキシ設計を備えたBIG-IPは、クライアントをサーバ側フローから効率的に切り離し、独自に各接続デバイスの最適なパフォーマンスを維持します。システム間の通信を変換することにより、アプリケーションのパフォーマンスとセキュリティを改善します。また、BIG-IPに接続したすべてのシステムとIPアプリケーションの効率も向上します。

・強化されたiRulesとユニバーサルインスペクションエンジン(UIE)
BIG-IPには、F5のカスタマイズ可能なiRulesとユニバーサルインスペクションエンジン(UIE)の新バージョンが搭載されており、アプリケーショントランザクションやアプリケーションフローの途中でアプリケーショントラフィックの処理方法をかつてないほどに自由自在にコントロールできます。完全なペイロード検査機能と変換機能、スケーラブルなiRulesとセッションに基づく振り分け機能を備えたBIG-IPは、アプリケーション配信上のあらゆる問題に迅速に対応する、きわめてインテリジェントな管理を実現します。

・WANの最適化とアプリケーションアクセラレーション
BIG-IPは、トラフィックの量を軽減し、アプリケーションのパフォーマンスに対するインターネットレイテンシーとクライアント接続のボトルネックの影響を最小化するための、一元的で特化された手段を提供します。さらに、インテリジェントな圧縮機能などを通じて、HTTP、XML、Javascript、J2EEアプリケーションなどの多種多様な種類のファイル圧縮をサポートします。その結果、アプリケーションのパフォーマンスを最大3倍向上させると同時に、帯域幅の使用を最大80パーセント低減させます。

・柔軟なレイヤ7 レートシェーピング機能
帯域幅の管理により、優先度の高いアプリケーションをすばやく確実に配信できるようになります。さらに、カスタマイズされたBIG-IPコントロール機能を利用して、アプリケーションベースの帯域幅上限と帯域幅の許容範囲を設定し、アプリケーション間の優先関係を確立できます。

・包括的なIPv6ゲートウェイ
BIG-IPは、IPv6ゲートウェイモジュールを通じて、IPv4ネットワークとIPv6ネットワーク間の完全なIP変換機能とロードバランシング機能を提供します。その結果、企業の移行作業とIPv4・IPv6混合環境での運用がしやすくなり、コスト削減につながります。

・超高速SSLアクセラレーション
BIG-IP 6400で最大15,000 SSL TPS(トランザクション/秒)という画期的なSSLパフォーマンスを実現します。SSLアクセラレーションは、サーバパフォーマンスを大幅に改善しながら、ビジネスクリティカルなオンライントランザクションの実行中に、セキュリティ、高速性とトラフィック管理を提供します。全BIG-IP製品には、標準で100 TPSライセンスが含まれています。

BIG-IP新製品では、F5独自のAPIであるiControlがその威力をさらに高めます。iControlは、卓越したパフォーマンスと統合性を提供するためのフルイベントベースAPIとして機能し、BIG-IPがあらゆるデバイスとアプリケーションのイベント情報を発行、記述することを可能にします。F5は、開発者がiControlを利用してBIG-IPと連携するソリューションを容易に開発が行えるように、コードアナライザや、マイグレーションユーティリティ、詳細なドキュメント、サンプルアプリケーションなど様々なツールを提供しています。詳しくはF5 DevCentral( (リンク ») )をご覧ください。

・Dan Matte(F5ネットワークス マーケティング担当バイスプレジデント)のコメント
「この次世代型BIG-IPは、研究開発に2年以上を費やし、多数の企業の意見を反映させ完成した製品です。弊社は、競合企業とは異なり、適切なアーキテクチャを持たない機能統合のみではアプリケーション配信とパフォーマンスに関する顧客の要求に対応できないことを認識しています。F5は、この製品によってグローバルリーダーとしての地位をさらに強化しています。また、アプリケーションの完全な運用性、コントロールと柔軟性を実現する唯一のソリューションを提供し、IT技術者が変化を続ける多様なアプリケーションの要求に対応できるように支援しています」

市場からのコメント
・Francisco Casas氏(Server Technology Group Manager, Siebel Systems) F5戦略的パートナー
「F5のTM/OSアーキテクチャとBIG-IPプラットフォームの組み合わせが、Siebelのアプリケーションの可用性、クオリティ、パフォーマンスを最大限にする効果を生みます」

製品の価格とご購入について
前述のBIG-IPソフトウェアおよびハードウェアは、2004年9月8日に発売を開始します。表示価格は395万円からとなっています。また保守契約下にある既存のBIG-IP製品をご使用中のお客様は、BIG-IP v9へのソフトウェアアップグレードが可能です。構成、アップグレードと価格の詳細については、F5のセールス担当者または販売代理店にお問い合わせください。

1 米調査会社Dell'Oroグループのレポート「Dell'Oro CY Q2 2004 Market Share Report (Layer 4-7) Ethernet Switch Report, August 18, 2004」「レイヤ4-7固定サーバロードバランシング市場」より

■F5ネットワークスについて
F5ネットワークスはセキュアアプリケーショントラフィック管理製品のリーディングベンダーです。F5の製品は、IPベースのトラフィックをダウンさせることなく、Any user, Any device, Anywhereのアクセスを実現し、サーバとサーバ上にあるアプリケーションへ全体のパフォーマンスと信頼性を向上させます。
インテリジェントロードバランシングの先駆者であるF5は、ビジネスの最適化とIT投資効果の向上を目指して進化を続けています。企業が成功を遂げるために要求されるアベイラビリティ、スケーラビリティ、パフォーマンス、そしてセキュリティをシステム全体にわたって提供します。
現在6,000社以上の企業とサービスプロバイダーがF5のソリューションを導入しています。

                                         以上


■当リリースに関するお問い合わせ先
F5ネットワークスジャパン株式会社
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 18階
(リンク »)
マーケティング 
TEL: 03-5447-3370 
E-mail : pr@f5networks.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

SpecialPR