IDS シェアー・ジャパン、米国企業改革法に基づく内部統制の 有効性評価の為のソリューション「ARIS SOx Audit Manager」を発表

IDSシェアー・ジャパン株式会社

2004-09-30 10:30

ビジネスプロセスマネジメント(BPM)コンセプトをワールドワイドで提唱するIDSシェアー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:力 正俊、以下IDSシェアー)は、米国企業改革法*(Sarbanes-Oxley Act)第404条への準拠に向けた内部統制の有効性評価の為のツール「ARIS SOx Audit Manager」を10月1日より提供開始すると発表しました。IDSシェアーでは、監査法人やコンサルティングファーム、ならびに米国株式市場に上場している日系企業などをターゲットに同製品を販売し、初年度売上1億円を目指します。
*米国企業改革法:米国企業による一連の会計スキャンダル事件を受け、2002年7月に制定されました。その内容は、監査の独立性強化、経営者の責任の厳格化・明確化、情報開示の強化など多岐にわたっており、財務情報の透明性確保が求められています。同法は米国企業だけでなく、その連結対象子会社ならびに米国各証券市場において証券を発行している企業に対して適用されます。

米国企業改革法 第404条は、経営者が自社の財務報告に関する内部統制を確立・維持する責任を受け入れ、適切な評価基準および十分な証拠に基づきその有効性を自己評価するよう定められています。そして経営者による評価を、後に独立監査人が監査することを求めています。同法に基づき2004年より、米国株式市場に上場する全企業およびその子会社は、適切に機能している内部統制のもとで財務報告がなされているという証拠を示すことが求められるようになりました。また、財務報告に影響を与え得る同法関連の手順や監査活動を記録するとともに、その有効性についてもテストおよび文書化しなければならず、こうした一連の要請を満たすソフトウェアへのニーズが高まっていました。IDSシェアーではこうしたニーズに応え、同社のBPMツール「ARIS」(ARchitecture of Integrated Information Systems)に統合できる製品として、ARIS SOx Audit Managerを開発しました。ARIS上に定義された業務プロセスとARIS SOx Audit Managerが連携することで、内部統制プロセスの文書化、及び有効性テスト、ならびに記録、モニタリングなど、企業が法認定に必要な文書を提供することが可能となります。

IDSシェアーでは、監査法人やコンサルティングファーム、また米国株式市場に上場している日系企業など、米国企業改革法準拠の課題に直面している企業に対してARIS SOx Audit Managerによる最新のソリューションを展開していきます。また国内各地でセミナーを開催する他、11社のARIS販売代理店および24社のARISコンサルティングパートナと協力して、積極的にマーケティング活動を行っていく予定です。

ARIS SOx Audit Managerは、IDSシェアーAG(本社:ドイツ)が2004年11月25~26日にパリで開催するInternational Risk, Audit & Control Conferenceにて詳しく紹介されます。このカンファレンスに関する詳細は、www.ids-scheer.com/rac-conference にてご覧ください。また、日本からの参加に関するご連絡およびお問合せは、marketing@ids-scheer.co.jp にてお受けしてい
ます。

ARISについて
ARIS(ARchitecture of Integrated Information Systems)は、ビジネスプロセス最適化の観点から顧客の経営革新・業務革新を強力にバックアップする、ビジネスプロセス管理ツールソフトウェアです。ARISにより、ビジネスプロセスを階層的/体系的にモデル化(可視化)し、分析、設計、最適化することによって理想的なビジネスプロセスモデル管理が実現されます。ARISは、企業のプロセスをモデル化するためのリーディングコンセプトとして世界的に評価されています。

IDSシェアー・ジャパンについて(www.ids-scheer.co.jp)
IDS Scheer AG は、 Prof. アウグスト・ヴィルヘルム・シェアー博士によって、1984年にサールランド大学情報システム研究所(IWi)を母体として創設され、今日ではヨーロッパを代表するコンサルティング/ソフトウェア開発企業となっています。 ドイツのサールブリュケンに本拠を置き、ビジネスプロセス エンジニアリングに焦点をおいた製品・サービスを提供しています。 IDS Scheer AG は、包括的なビジネスプロセスマネジメントを実現するために、業務モデル化のための手法(メソッド)、ツール、モデル、アプリケーションを統合したコンセプト“ARIS House of Business Engineering”を開発しました。すべての製品およびサービスは、このコンセプトを生み出した統合情報システムアーキテクチャ (ARIS:ARchitecture of Integrated Information Systems )に基づいており、このプロセス・モデリングを記述するソフトウェアツール"ARIS Platform"を開発、販売しています。 IDS Scheer AG はハイエンドのビジネスプロセス・モデリングツール分野でのリーディングカンパニーです。また、SAP AGのグローバルサービスパートナー13社のうちの1社であり、欧米を始めとするSAP製品導入コンサルティングに幅広い実績があります。現在、従業員数は 2,050 人、世界50ヶ国に支社またはパートナー企業があります。2003年度の売上高は220Million Euro(約286億円)です。1999年5月フランクフルト株式市場に上場。IDSシェアー・ジャパンはその日本法人です。

以上
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