テレロジック社、要件管理をいつでもどこからでもアクセス可能に

日本テレロジック株式会社

2005-03-31 11:00

新製品Telelogic DOORS XTにより、オフィス、自宅、世界中のどこからでも、 24時間、要件管理へのアクセスが可能に
最先端のシステムおよびソフトウェア開発ソリューションのプロバイダーである日本テレロジック株式会社(本社:東京港区、社長:粟倉 豊)は、本日、Telelogic DOORS™ XTの製品発表を行いました。日本テレロジックの優れた要件管理(RM)ソリューションに新しく加わったDOORS XTは、バーチャル・ワークグループの機能を統合し、プロジェクト進行中に企業の枠組みを超えて、要件管理へのアクセスを可能にし、プロジェクトの成功に貢献します。
テレロジック社は、ガートナー*によれば、2003年要件管理の市場で41%のシェアを持つ市場リーダーです。そして、2005年には、要件管理の分野で競合製品を抑えて、イフィス・アワード**を2年連続受賞するなど、そのテクノロジーの優位性をさらに強化しています。

テレロジック社は、以下のような、ALM (Automated Lifecycle Management)への、業界でももっとも広範な要求駆動型のアプローチを提供しています。

ビジュアル要求分析
Telelogic DOORS/Analyst による要求のグラフィカルな表現。

要求駆動型の開発
Telelogic TAU&™ 内のシステムおよびソフトウェア・モデルの要求の可視性、トレーサビリティ。

要求駆動型テスティング
Telelogic DOORSに内蔵された、要件定義からテストまでのトレーサビリティと、サード・パーティのテスト管理ソリューションのトレーサビリティを統合。

要求変更管理
Telelogic SYNERGY™ が、要求変更の管理のためのワークフローをサポート。

DOORS XTは、スケーラブルな一元化された要件定義データベースへ、いつでも、どこからでも、たとえ低い帯域幅の接続でも高性能なアクセスを実現することで、要求駆動型ALMの機能をさらに拡張します。

テレロジック社のCTOである、イングマール・リングダールは次のように語っています。「DOORS XTによって、開発チームおよびそれにかかわる人々が、どこにいようと、いつでも簡単に要件にアクセスできるようになり、市場と技術の両面で優位性を誇る我々の要件管理ソリューションをさらに強化してくれます。近年、地理的に分散したプロジェクトチームに、システムやソフトウェアの開発を依存する企業が増えてきています。DOORS XTの新機能により、プロジェクトチームのコラボレーション、連携がよりスムーズになり、コミュニケーションの行き違いなどによる重複作業をなくし、高い生産性を実現し、お客様に確実に約束した成果を提供することができます」。

新機能
DOORS XTは、以下の機能により地理的に分散しているスタッフを統一したワークグループへと変えることできます。

分散コラボレーション
スケーラブルで一元化された要件定義データベース(Oracle)へ、いつでも、どこからでも、たとえ低い帯域幅の接続でも高性能なアクセスを実現することで、DOORS XTの3階層アーキテクチャー(WebLogicアプリケーションサーバを含む) は、地理的に分散した数千名規模のスタッフを、同じ要件群を実現するための統合されたチームへと変身させます。また、DOORSとの互換性により、DOORS XTで実現したワークグループは、DOORSによって、過去に作成、管理されている要件定義やトレーサビリティについての情報を利用することができます。

要件管理のよりスムーズな導入をサポート
DOORS XTのユーザインタフェースは、ビジュアル・スタジオに似たインタフェースとブラウザを統合した、非常になじみやすい環境を提供します。使い勝手のよさにより、一般のユーザも簡単に利用できるため、広い範囲での要件管理の採用が容易に実現できます。

容易な展開
DOORS XTクライアントのインストールとアップグレードは、サーバからダウンロードするだけで可能です。これにより、大人数、複数のサイトにまたがる展開では、管理の手間とコストを大幅に削減できることになります。

アナリストの評価
メタ・グループのバイス・プレジデントであるトマス・マーフィー氏は次のように語っています。「要件管理は、システムおよびソフトウェアの開発者にとって重要なだけではありません。ビジネス目的、規制、顧客ニーズは、すべて生産性、作業の効率性に影響を与える主要要件です。企業は、どの業界であっても、その独自の要件を、効率的に管理し、追跡し、正確な要件に基づいて管理者が正しい判断ができるようにする必要があります。分散アクセス、最新のインタフェースなどにより、要件管理をより多くの人に利用してもらうことは、そのベストプラクティスのより広範な採用に向けての大事な一歩であると言えるでしょう」。

イフィスの主席アナリストであるザビエル・ベンムーサ氏は次のように語っています。「我々の要求駆動型アプリケーション・ライフサイクル・マネージメントに関するレポートでは、テレロジック社が、この分野で、リーダーシップを保ち続けていることを認め、DOORSに2005年のアワードを授与しています。DOORS XTの、分散されたチームからのより容易な要件管理へのアクセスにより、テレロジック社の優位性はさらに確固たるものになるでしょう」。

Ovumのアプリケーション・ライフサイクル・マネージメント担当の上級アナリストであるボラ・ラトビ氏は、次のように述べています。「遠隔地のスタッフやチーム、そして世界規模のサプライヤを、バーチャルチームとして統合していこうとする企業が増えるにつれ、チームメンバーがどこにいようと、要件への迅速かつ柔軟なアクセスが必要になります。採用、展開が容易で、分散チームへのスケーラブルなサポートを実現する要件管理ソリューションは、こうしたチームの成功に必要な優れたプラットフォームを提供します」。

出荷時期及びプラットフォーム
Windows 2000、Windows XPクライアント、Windows 2000 Server/Advanced ServerそしてSun Solaris 9サーバ向けのTelelogic DOORS XT(英語版)は、本日より出荷を開始します。日本語版は5月に出荷開始を予定しています。
* ガートナー データクエスト、2004年
** イフィス, 要件駆動型アプリケーション・ライフサイクル・マネージメント、2005年

用語解説

テレロジック社 概要
1983年に設立されたテレロジック社は、最先端のシステムおよびソフトウェア開発におけるソリューションのリーディング・グローバルプロバイダーです。テレロジック社の使いやすい、高品質なソフトウェアツールは、開発ライフサイクル全体を通して、ベストプラクティスを自動化およびサポートします。そのため、開発者は、技術力や労力を全て付加価値の高い業務に傾け、中核となる開発に集中できるようになります。開発の各フェーズを最適化することにより、テレロジック社は、より高品質なシステムおよびソフトウェアを、短時間且つ低コストで開発可能にします。

他社ツールとの互換性を確保するため、テレロジック製品はオープンアーキテクチャおよび標準言語で構築されています。また、業界リーダーおよび技術的ビジョンを持つ企業として、積極的にETSI、INCOSE、ITU-T、OMG などの標準団体に参画しています。

スウェーデン マルモに本社をおき、米国での本部はカリフォルニア州アーバインにあります。世界17 ヵ国に事務所を持ち、主な顧客はAlcatel、BAE SYSTEMS、BMW、Boeing、DaimlerChrysler、Deutsche Bank、Ericsson、General Motors、Lockheed Martin、Motorola、NEC、Nokia、Philips、Siemens、Thales、およびVodafone などがあります。詳しくは (リンク ») をご覧下さい。

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