日本ストレージ・テクノロジーが、「FlexLine(TM) 600シリーズ」を発表

~新設計によりSATA搭載ディスクの信頼性と可用性を向上~

日本ストレージ・テクノロジー株式会社 2005年07月14日

ストレージ・サービスとソリューションのエキスパートである日本ストレージ ・テクノロジー株式会社(本社:渋谷区、代表取締役社長:臼井洋一、以下: 日本ストレージ・テクノロジー社)は本日、「FlexLine(TM) 600シリーズ」を 発表し、当社の直接販売チャネルおよび代理店より販売開始します。

FlexLine 600シリーズは、SATAディスク・ドライブを採用した当社の新ディスク・シリーズです。本シリーズは、以下の製品により構成されます。
1) 中規模クラス向けのコントローラー、「FLX640ディスク・システム」
2) 大規模クラス向けのコントローラー、「FLX680ディスク・システム」
3) ブレードからなる「FLC600ディスク・アレイ」

従来のSATAディスク・システムは、ファイバ・チャネルのディスク・システムと較べて、部分故障や一時的なエラーが発生しやすく、また再構成時間の長いことが短所として挙げられます。これはファイバ・チャネルディスク用に設計したコントローラーを採用していることに起因しており、そのためにSATAディスクの特性を活かすことができず、結果的に、再構成が頻繁に発生してしまいます。

FlexLine 600シリーズは、この問題を解決するために、SATAディスク・ドライブの特性に対応した新設計のコントローラーを採用しています。クラスタと呼ばれる論理ボリュームでデータを管理することによって、エラーが発生しても正常セクタはそのまま残し、不良セクタのみを再構成します。また、再構成中にエラーがあっても同クラスタ内でない限り、正常に完了します。この新設計により、従来のSATAディスクよりも、二重故障による再構成の失敗や、データ消失のリスクを最小限に抑えることができます。

FlexLine 600シリーズは、固定コンテンツやコンプライアンスに対応したデータの保護ソリューションを低コストで、且つ効率よく運用したいという顧客のニーズに的確に応えることができます。

FlexLine 600シリーズの特長は以下となります。

1) 高いパフォーマンス
FlexLine 600シリーズの容量は、3TBから最大58TBへと拡張することができます。また、インテリジェントに統合化されたチップ設計によって、最大630MB/秒の高いパフォーマンスを持ち、1時間に2TB以上のバックアップが可能です。また読み込みも最大780MB/秒のため、短時間でリカバリーが可能です。

2) 信頼性と可用性の向上
FlexLine 600シリーズは、データ消失の危険性が伴う、頻繁な再構成の発生を抑えることができます。また、長かった再構成の時間も従来と較べて約50%程度短縮することが可能です。これは、以下のようなコントローラーの新機能により実現しました。
* I/Oエラー発生時には、ドライブ自身の障害か、部分的なエラーかを判断します。
* データは、ドライブ単位ではなく、クラスタ単位で再構成されます。
* RAIDを構成する2ドライブのエラーや構成中の2台目のエラーでデータ消失とならず、クラスタの二重故障でない限り、データ消失やアクセス不可とはなりません。

また、コントローラー、インターフェース、ファン、電源供給などのコンポーネントを全て二重化し、故障時は無停止での交換が可能なため、高可用性を実現しています。

さらに、同一RAIDグループ内で同時に2つのドライブ障害が発生してもデータの保持が可能なRAID6のサポートを2005年8月下旬に予定しています。

3) 実装密度の向上により高いコスト効率を実現
FlexLine 600シリーズは、1枚のブレード基盤に2個のSATAディスク・ドライブを組み込む独自のブレード設計によって、高い構造密度を実現しました。また、19インチ・ラックにも搭載できるので、高い拡張性と、少スペース化によるコスト効率の高いデータ保護のソリューションを提供します。

FlexLine 600シリーズの製品仕様

<性能>

・ FLX680ディスク・システム
最大バースト入出力レート 200,000 IOPS
最大サステインド・スループット 772MB/秒
合計キャッシュ・サイズ 4GB

・ FLX640ディスク・システム
最大バースト入出力レート 100,000 IOPS
最大サステインド・スループット 390MB/秒
合計キャッシュ・サイズ 2GB

・ FLC600ディスク・アレイ


<接続性>

・ FLX680ディスク・システム
ホスト・インターフェース 2Gbps
ホスト接続 16 FC-AL直接接続または4 FC-SW SAN接続
ドライブ・インターフェース 2Gbps
ドライブ接続 4ポート・ファイバ・チャネル

・ FLX640ディスク・システム
ホスト・インターフェース 2Gbps
ホスト接続 8 FC-AL直接接続または2 FC-SW SAN接続
ドライブ・インターフェース 2Gbps
ドライブ接続 2ポート・ファイバ・チャネル

・ FLC600ディスク・アレイ


<容量>

・ FLX680ディスク・システム
最大ドライブ数 232ドライブ/116ブレード(1ブレード:500GB)
ドライブ容量 SATA:250GB(ブレード:500GB)
FLC600アレイの最大接続台数 5

・ FLX640ディスク・システム
最大ドライブ数 112ドライブ/56ブレード(1ブレード:500GB)
ドライブ容量 SATA:250GB(ブレード:500GB)
FLC600アレイの最大接続台数 2

・ FLC600ディスク・アレイ
最大ドライブ数 40ドライブ/20ブレード(1ブレード:500GB)
ドライブ容量 SATA:250GB(ブレード:500GB)
ドライブ接続 SATA
ドライブ・インターフェース 1接続あたり200MB/秒


FlexLine 600シリーズの価格および出荷開始日は以下のとおりです。

■価格(税別)
807万円(3TB)より(FLX640ディスク・システム最小構成)

■出荷開始日
2005年7月25日より

以上


<本件に関するお問い合わせ先>
■日本ストレージ・テクノロジー株式会社
マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション担当 樋川 真弓
TEL:03-3746-9718(ダイヤルイン)  FAX:03-3746-9834 
Email:Mayumi_Hikawa@storagetek.com

<日本ストレージ・テクノロジー株式会社について>
日本ストレージ・テクノロジー株式会社は、米国コロラド州に本社をおく大手ストレージ・プロバイダー、StorageTek(ストレージテック)社(Storage Technology Corp., NYSE:STK)の日本法人です。StorageTek社は、売上高20億ドルの世界的な企業であり、Information Lifecycle Management(情報ライフサイクル管理)戦略を通して、情報を適材適所に保存、管理し、有効活用することを支援し、情報の価値に基づいたコスト性の優れたストレージ・ソリューションを提供します。日本ストレージ・テクノロジーに関する情報は、同社ホームページ (リンク ») 、また、米国本社に関する情報は、米国ホームページ (リンク ») をご覧ください。

なお、2005年6月2日にStorageTekと米国サン・マイクロシステムズ社は、サンが4.1億ドルでStorageTekを買収するという正式契約を締結したことを発表しました。この契約は、各規制機関やStorageTekのステークホルダーの承認が必要なため、2005年の夏の後半から秋の前半に買収手続きの完了が予定されています。

*StorageTekはストレージ・テクノロジー・コーポレーションの登録商標です。本文中で使用した機器/製品名等はストレージ・テクノロジー・コーポレーションおよび各社の登録商標または商標です。

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