ボーランド、変更・構成管理ソリューションの最新版 「Borland StarTeam® 2005 Release 2日本語版」を出荷開始

~ 世界的規模での分散型ソフトウェア開発のリスクを軽減し、   オフショア開発のメリットを大幅に拡大 ~

ボーランド株式会社

2005-09-06 00:00

ボーランド株式会社(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 河原 正也、以下ボーランド)は、ソフトウェア変更・構成管理ソリューションの最新バージョン、「Borland StarTeam® 2005 Release 2 日本語版(ボーランド・スターチーム2005リリース2、以下StarTeam R2)」を本日より出荷開始することを発表しました。
StarTeamは、アプリケーションライフサイクルで発生する、変更・構成管理を支援するソリューションで、オフショア開発などインターネットを経由した世界的規模での分散型ソフトウェア開発にかかわる課題を解決するための機能を提供します。

昨今のソフトウェア開発を取り巻く状況は、ビジネス環境の変化や技術革新の高速化にともない、プロジェクトの大規模化や期間の短縮化、処理機能の高度化・複雑化などが強く求められています。たとえば、計画からカットオーバーまでが3ヶ月という短期間での開発を余儀なくされる場合もあり、もはや従来からの開発方法では対応が困難になっているのが現状です。このような状況下で、品質保証や生産性向上をいかに実現するか、開発コスト削減のためのオフショア開発を成功に導くポイントは何かなど、ソフトウェア開発には課題が山積しています。

StarTeamにはアプリケーションライフサイクルで発生する、ソースコード管理、リリース管理、変更管理、バグ管理、ナレッジ管理など、従来は人手による運用に頼っていた開発プロジェクト資産を一元管理する基盤機能が実装されているため、大幅な作業時間の短縮化を実現します。さらに開発チームのメンバーが、必要な時にどこからでもソフトウェア資産にアクセス可能なため、オフショア開発など世界的規模での分散型ソフトウェア開発におけるプロジェクト資産および同期の管理も実現します。

StarTeam R2の主な新機能
今回発表したStarTeam R2では、Eclipse(TM)やMicrosoft(R) Visual Studio(R)との統合機能を強化しており、開発から導入におけるプロジェクト資産管理のための包括的インフラを提供します。

・ Visual Studioとのシームレスな統合
Microsoft Visual Studio .NET開発環境との統合機能が大幅に強化され、Visual Studio環境からStarTeam R2の全プロジェクト資産を直接利用できるようになりました。これにより、開発者はVisual StudioとStarTeam R2環境の切替え操作をせず、効率よく作業することが可能です。

・ Eclipseにおけるカスタマイズ機能の強化
StarTeam R2とEclipseとの統合をさらに強化し、Eclipseのクライアント環境内で、StartTeam R2のカスタマイズ機能を利用できるようになりました。 これにより、Eclipseユーザーはこれまで以上にStarTeam R2の豊富な機能を効果的に活用するこが可能です。

・ Cache Agentの強化
一元管理されたStarTeam R2のプロジェクト資産情報を、分散した複数の開発拠点ごとにキャッシュする機能をプロジェクトレベルで選択できるようになり、プロジェクト資産全体をキャッシュしていた旧バージョンに比べ、レスポンスが大幅に向上しました。これにより、プロジェクトごとにオフショア開発先が異なる場合でも、効率よく作業することが可能です。

多彩な統合機能
StarTeamは、Borland(R) JBuilder(R)、Eclipse、Microsoft Visual Studioなど、現在主流となっている開発環境との統合により、ベンダーやプラットフォームに依存しないソリューションを提供します。要件管理ソリューションのBorland CaliberRM(TM)、モデリングツールのBorland Together(R)、パフォーマンス分析のためのBorland Optimizeit(TM)、Business Objects、Crystal Reports、Mercury TestDirector(R)、Microsoft Officeとの統合による連携効果により、個人の生産性を最大化や開発チームの効率化を実現します。さらに、StarTeam TestDirector Synchronizerを使用することにより、Mercury TestDirectorに記録されたバグ情報をStarTeamの変更要求に同期させることが可能です。


出荷開始:2005年9月6日より


販売価格:1指名ライセンス 88,200円(税込)から

■ ボーランドについて
ボーランドソフトウェアコーポレーション(NASDAQ:BORL)は、1983年の設立以来、ソフトウェア開発の効率化を追求し続け、現在、開発プロジェクトを予測可能なビジネスプロセスに変革する「Software Delivery Optimization(SDO)」ビジョンに基づいて、開発支援ソリューションを提供しています。ビジネスとITの連携強化によって、「最適なタイミングで、最適なソフトウェアを、予算内で投入すること」を可能にし、ビジネスにおけるソフトウェア価値の最大化、さらには企業の事業拡大と競争力確保をより一層支援します。ボーランドについての詳細は (リンク ») をご覧ください。

すべてのBorlandブランドおよび製品名は、米国またはその他の国におけるBorland Software Corporationの商標または登録商標です。その他すべてのマークは、その所有者に帰属します。

■ 免責条項(Safe Harbor Statement)
この文書には、1995年の米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)を含む連邦証券取引法(Federal Securities Laws)に定める「将来的な予測(forward-looking statements)」が含まれています。過去の事実に基づいた記述以外は、すべて将来的な予測です。将来的な予測とは、Borlandの将来的な財務能力、歳出、収益、購入物、買収、コスト、製品開発計画、世界的展開計画、予想される顧客層の規模、Borland製品に対する需要、Borlandによって開発・市場投入または販売される製品の新しい技術および潜在的機能に対する既存顧客または潜在的顧客による受け入れ予測もしくはそれによって予想される利益、ソフトウェア産業における市場および技術的な動向ないしさまざまな経済的およびビジネス上の動向などに関連するものですが、これらだけに限定されるものではありません。このような将来的予測に基づく記述は現時点における予想に基づくものですが、この予想にはいくつもの不確定要素およびリスクが含まれ、実際の事象または結果はこれと大きく異なることがあります。実際の事象または結果が予想と大きく異なる要因としては、特に次のようなものがあります。一般的な経済的要因と金融市場の状況、一般的な産業界の傾向、コンピュータソフトウェア製品およびサービス市場における競争によるBorlandへの潜在的影響、Borlandが関わるソフトウェアおよびプロフェッショナルサービス市場の成長率、Borland製品の需要に対して悪影響を及ぼす恐れのある急激な技術的変化、顧客需要の変化、Borlandによって開発・市場投入・販売された製品またはサービスに対する市場の受け入れ、予定された製品発売の遅れ、競合相手の活動または発表、ソフトウェアのエラー、売上の減少または大幅な顧客損失、買収先を成功裏に統合する能力、Borlandの知的資産保護能力、Borlandの一定部門によるサードパーティライセンスへの依存度、能力ある人材を採用・確保するBorlandの能力、米国の対テロ戦争から生じるコストと米国および周辺諸国における経済および金融状況への予期し得ぬ影響に関する予測の失敗。これらおよびその他のリスクについては、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に保管されるBorlandの定期的報告によって適時詳細な説明が行われます。これらの報告には、Form 10-Kによる最新の年次報告およびForm 10-Qによる最新の四半期報告が含まれますが、これだけに限定されるものではありません。Form 10-Kおよび10-Qはwww.sec.govで入手することができます。Borlandは、新しい情報や状況の変化が生じた場合でも、将来的な予測の内容を更新または変更する義務を負いません(また、このような義務を放棄します)。
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