① 8インチタッチパネル液晶一体型シンクライアント ntTerminal 8(型番:NT-7201)
② 15インチタッチパネル液晶一体型シンクライアント ntClient 15(型番:NT-7100)
③ ボックスコンピュータ ntTerminal(型番:NT-7011)
個人情報保護の観点から、クライアントに顧客データを保存させない方式での情報処理が求められている昨今の情報システムにおいては、クライアント側のコンピュータは必要不可欠なもののみに機能を制限し、アプリケーションソフトやファイルなどの管理はすべてサーバー側で処理を行う「シンクライアント」型システムが注目されています。
今回発表のPC機はすべて、Windows XP搭載ながら、HDD(ハードディスク)レス、及びファンレスです。これは当社がマイクロソフト社公認パートナー企業として、組込機器向けのWindows XPである「Windows XP Embedded」を自社のカスタマイズ技術により、256MBのCF(コンパクトフラッシュ)に格納させたことで実現しています。
HDD非搭載のため、堅牢性と信頼性が高く、いつでもPC特有の操作なくハードスイッチで家電のように電源をきることができます。
さらにWindows XP Embedded固有のEWF(エンハンスド ライト フィルタ)機能により、仮にウイルス感染しても、電源の再投入だけで、感染する前の状態に戻って起動します。(駆除ソフトは不要)
LANポートを2つ搭載(Dual Lan)する事で、ネットワークグループを2つに分けることも可能です。LAN1を使用中は、LAN2を使用不能にする等の、ネットワークの切り替えによる高セキュリティーを実現します。(特許出願中)
シンクライアント型システムの問題点として指摘されているのは、サーバーに依存しすぎる=クライアント側の軽薄化をするあまり、処理速度が遅くなったり、使い難いユーザーインターフェースにならざるを得ないなどです。Windows XP Embeddedを搭載した当社のシンクライアント製品なら、既存のWindowsアプリケーションの搭載も、ブロードバンド対応も可能ですので、従来のシンクライアントシステムの弱点を補うリッチクライアントソフトウェアとの相性が良いのも大きな特徴のひとつです。
また、液晶、タッチパネル一体型の製品は、画面に触れて操作することが可能ですので、パソコンを意識させない専用端末として、学校教育システムの生徒用端末や勤怠管理システムの入力端末、またレストラン等でのセルフオーダー端末など、様々な用途に適応します。
HDDレスに加えて、故障の原因となる埃や塵を吸い込むファンもありませんので、市販のPCに比べて高い信頼性を実現しています。このため、不特定多数ユーザ用途、無人用途、屋外設置用途など、キオスク端末への組込み利用にも適しています。
ユニークな使い方としては、店頭でのインタラクティブ情報端末(店頭POP端末)として、HTMLコンテンツだけでなく、Windows Media PlayerやMacromedia Flashを利用したメディアリッチなコンテンツで、店頭で触って操作できる販売促進用の端末として、注目を集めています。
液晶画面を持たないボックスコンピュータ ntTerminal(型番:NT-7011)は、市販のモニタとの組み合わせや、機器への組み込み、セットトップボックスなどの用途に最適です。
各端末とも、PCならではのプログラム拡張性と、充実した外部インターフェース(シリアル、LAN、USB2.0など)を備えています。当社では、お客様の用途に応じたカスタマイズの他、端末供給のみならず、これらの端末使ったシステム構築にも対応いたします。
以上
■この件に関するお問い合わせ先
日本テクト株式会社
(リンク »)
東京都港区芝1丁目8-25芝TKビル3階
TEL:03-5442-8010(代)
FAX:03-5442-6474
担当 営業推進室 矢岸
yagishi@nippontect.co.jp
■当社Webサイトでもニュースリリースをご覧いただけます
また、写真データ、カタログもダウンロードできます。
(リンク »)
トップページのトピックスからリリースページにリンクしています。
このプレスリリースの付帯情報
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。