アイログ、製造業特化型新ソリューションを発表

最適化技術を駆使した生産計画ならびに詳細スケジューリングの完全統合に成功、既存のERPやSCMアプリケーションへの組込みを実現

アイログ株式会社 2005年10月25日

東京発、2005年10月25日 - ソフトウェア・コンポーネントの世界的なリーディング・プロバイダであるアイログ株式会社 (本社:東京都千代田区 代表取締役社長:ブンタラ・イング 以下 アイログ)は、製造業、特に工場における生産効率を向上する新ソリューション「ILOG Plant PowerOps(TM)」(以下、ILOG PPO)の提供を本日より開始すると発表しました。ILOG PPOは、製造業や運輸業に向けた特化型ソリューションであるILOG PowerOps*シリーズの最新版で、生産計画と詳細スケジューリングの作成の完全統合を実現しました。ERPシステムやSCMシステムといった既存投資をそのまま活用できるほか、APS** (アドバンス・プランニング・スケジューリング) 製品市場における革新的な機能を装備している点が特長です。これらにより、最大25パーセントの効率化を図ることができます。
*ILOG PowerOpsは、最適化、視覚化、BRMSのアイログの3製品群に加え、顧客アプリケーションのアーキテクチャ用にこれらの製品間の連携を定義し、コード開発を軽減するPowerOps特殊コード、アイログのプロフェッショナル・サービス(コンサルティング部門)のナレッジと製品メソドロジから構成されるソリューションです。
**APSはAdvanced Planning & Schedulingで、先進的な計画立案、スケジューリング立案用のソフトウェアです。

ERPシステムやSCMシステムに備わるスケジューリング・ソリューションのほとんどは、実際の生産工程制約の約80パーセント程度しか対応できていません。そのため、セットアップコストをはじめ、切り替え手順、待機および遅延時間コスト、消耗磨耗などと、加工生産特有の必要条件を含む、多くの重要な課題に対処することがきません。このように、製造業者の多くがリソースの能力や性能、コストならびに運用上の制約といった問題を抱えています。ILOG PPOはこうした問題に対処すべく、残りの20パーセントにも対応できるよう、組み立て型生産および加工処理型生産双方の特徴を反映できる精密なモデルを各種装備しました。その中でも最適化モデルは、近年の製造業におけるリソース、生産活動、運用制約条件のすべてに適応しています。これにより、現状に即した最適な計画とスケジュールを作成することができます。さらに、加工処理生産を行う製造業向けに、ロット/バッチ計画、洗浄作業、最低貯蔵量、最高貯蔵量、貯蔵タンク消費量追跡に加えて、発散的、収束的、循環的な原料供給フローのすべてをサポートします。

また、既存のSCMソリューションのほとんどは、計画作成機能とスケジューリング機能を包括的に統合することができません。これが原因で計画作成部署と製造現場で同期がとれていないケースが多くあります。ILOG PPOは、工場側責任者とサプライチェーン側責任者が製造と供給のそれぞれの工程をきめ細かくモデル化して、各自の運用状況に適合させることで、この問題を解決しました。

こうして作成した計画とスケジュールは、同一の情報と条件を利用しているため、自動的に同期されます。つまり、生産計画担当者、工場責任者、現場担当者は、ユーザとしてビジネス・ルール管理画面を操作し生産シナリオを作成、比較検討できるほか、what-if分析や、警告メッセージやアラートの定義が可能です。このように、意思決定者にとって不可欠である双方向性かつ柔軟性をサポートします。

製造業分野の主要な調査機関であるAMR Research(以下AMR)では、企業が自社のソフトウェア・インフラに業務対応コンポーネントを組み込むことで、既存のサプライチェーン・システムからより高いコスト効果を得られるとしています。AMRはこれを「アフター・マーケット」として捉えており、「機能を向上させるため、既存のソフトウェア・インフラにアクセサリ・コンポーネントを組み込むことは、車に追加搭載用のオーディオ装置や警報装置を購入する形態に似ている」と考えています。ILOG PPOは既存のERPシステムやSCMシステムに「後付け」できるため、ユーザは「廃棄して置き換える」作業を行うことなく、最新で最先端のAPS機能を追加できます。

<ILOG PPOの主な機能>

・ 豊かなモデルを利用できる、統合された生産計画とスケジューリング機能

・インタラクティブ操作のできる計画表示画面:アイログの視覚化技術に基づく計画表示機能を活用し、工場責任者は計画の承認や逸脱業務の管理が可能。計画作成画面は「ドラッグ・アンド・ドロップ」による編集、ソリューションの部分的な凍結と再計算、取り消し/やりなおし、警告表示、等の機能も装備。

・計画作成とスケジューリングにおけるwhat-if分析およびシナリオ比較: KPIを把握した上に、アイログのBRMS*(ビジネス・ルール管理システム)を活用して、シナリオならびにアラートの定義が可能。
*BRMS(Business Rule Management Systems ビジネス・ルール管理システム):ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム

・ソリューション生成画面:コスト、サービスレベル、在庫など最適化の進度を多次元表示。

・事前定義コネクタ:SAPおよびオラクル製品のコネクタが設定済み。他システムへのコネクタも順次提供予定。

最適化技術において実績のあるアイログは、上位10社のERP/SCMベンダのうち8社とOEM契約を結び、製品を提供しています。Global 500企業に含まれる製造業160社のうち60社以上が、計画作成およびスケジューリング用のカスタマイズ・システムに組み込まれたアイログの最適化技術を利用しています。アイログは10年以上にわたり、世界中の製造業の顧客に対して技術サービスを提供し、複雑なスケジューリング問題を解決するなかで多くの経験を積んできました。ILOG PPOは、こうした現場における実装経験から生まれたソリューションとして、次世代APS環境を実現します。

以上

アイログ社(ILOG(R))について
アイログ社は、お客様がより迅速な意思決定を行い、変更および複雑度を管理するためのソフトウェアおよびサービスを提供しています。全世界で2,000社を超える企業や 400 社を超えるソフトウェア・ベンダが、市場をリードするアイログのBRMS(ビジネス・ルール管理システム)、最適化、視覚化の各コンポーネントの活用により飛躍的な投資効率を達成し、市場を席巻する製品やサービスを立ち上げ、また、その競争力を強めています。アイログはBRMSの市場リーダーです。アイログは1987年に設立され、全世界に600人以上の社員がいます。アイログ株式会社はその日本法人です。詳細についてはwww.ilog.co.jpをご覧ください。

ILOGは ILOG 社の登録商標です。ILOG Plant PowerOpsは ILOG 社の登録商標です。他の全ての社名および商品名はそれぞれを所有する各社の商標または登録商標です。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

SpecialPR

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つプレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

  • 「奉行シリーズ」の電話サポート革命!活用事例をご紹介

    「ナビダイヤル」の「トラフィックレポート」を利用したことで着信前のコール数や
    離脱数など、コールセンターのパフォーマンスをリアルタイムに把握するに成功。詳細はこちらから