IDT社、TSMC社の90nmプロセス技術で製造した業界初のネットワーク・サーチ・エンジンを発表

半導体設計と製造プロセスにおける高い専門知識を結集することで製造における新たな偉業を達成

日本IDT株式会社 2005年12月26日

通信用ICの主要メーカーで、ネットワーク・サーチ・エンジン(以下NSE)のトップ・ベンダーであるIDT (Integrated Device Technology, Inc. 本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、Nasdaq:IDTI、以下 IDT)は本日、TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)社の90nmプロセス技術を使用したNSEを業界で初めて製造したと発表した。このIDT次世代デバイスの性能とコスト、消費電力が新たな段階に到達したことによって、企業向けスイッチやコアおよびエッジ・ルータのパケット処理が高速化される。なお、同デバイスは現在サンプル出荷中である。

最新のプロセス技術と革新的な設計手法を取り入れたIDTの次世代NSEは、コアの検索性能を2倍に高めただけでなく、消費電力の50%削減とパッケージ・サイズの30%削減も達成した。さらに、TSMC社の90nm技術は300mmウエハを採用したことから、IDTは大幅なコスト削減によってNSE生産の効率化を実現した。

IDTのバイス・プレジデント兼IPコプロセッサ事業部長であるスコット・サニコウスキ(Scott Sarnikowski)は「当社の製品開発戦略は、社内での製造とTSMC社のような主要製造企業へのアウトソースをうまく組み合せるものです。今回のケースでは、当社の高い設計技術とTSMC社の製造プロセスに関する深い知識を結集して、これまでにない優れた性能を備えたNSEを生み出すことに成功しました。このNSEによって、IP TVやVoIPといった次世代トリプルプレイ・サービスへの対応やIPv6トラフィック処理の効率化が可能になります」と述べている。

TSMC社のワールドワイド・セールス/サービス部門でシニア・バイス・プレジデントを務めるケネス・キン(Kenneth Kin)氏は、「TSMCは最新のプロセス技術を使用した次世代製品の開発を推進しています。革新的で市場をリードする製品は、製造企業と半導体プロバイダによる協業で実現できた最新のプロセス技術の開発によるものです。その結果、NSEの主要プロバイダであるIDTは、次世代の通信ネットワークにおいて今までにないサービスと機能の提供を可能にしました」と語っている。

IDTは、90nmプロセス技術で製造した業界初のNSE製造を発表すると同時に、NSEベンダーのなかで初めて出荷個数が700万個を超えたことも明らかにした。IDTのNSEデバイスはすべて、ハードウエアおよびソフトウエア設計ツールを含む総合的な設計環境によってサポートされ、開発期間の短縮と全体的な開発コストの削減を実現している。

TSMC社の「Nexsys」は、90nmプロセス技術で銅配線とLow-k層間絶縁膜、12インチ(300mm)ウエハを採用した唯一のファウンドリ・プロセスである。「Nexsys」90nmプロセスは、同社の0.13μmプロセスと比較して、2倍のゲート密度と35%の速度向上、動作時の消費電力の60%削減、配線RCの20%向上を実現している。

IDTのネットワーク・サーチ・エンジン・ソリューション

IDTは、パケット処理を加速し、次世代ネットワーク機器のインテリジェントなアプリケーション管理を可能にするための各種NES製品群を提供している。IDTは、RHK社やIDC社によって、NSEのテクノロジ・リーダーとしてのみならず、NSEを出荷する主要企業としても高い評価を受けている。IDTの提供するNSEは業界最高の250MHzの動作性能を備え、また業界で初めてLA-1インタフェースを内蔵したNSEを市場に投入した。IDTのNSEポートフォリオは、カスタム製品ファミリだけでなく、ASICとの高性能インタフェースや主要ネットワーク・プロセッサとのグルーレスなインタフェースを備えたNSEファミリも含み、コアやメトロ、アクセス・ネットワーク上でのパケット分類・転送処理の高速化を実現している。IDTはIntelコミュニケーション・アライアンス(www.intel.com/go/ica)の準会員である。

< IDT社の概要 > URL:  (リンク »)

IDT社は、最先端のネットワーク・サービスを提供するための半導体ソリューションにおけるグローバル・リーダーです。IDT社の持つ最先端のアドバンスド・プロセシングやタイミング/メモリ技術を応用し、柔軟性を備えかつ高度に統合された製品を開発することによって、ネットワークやコンピューティング機器、消費者向け製品などのメーカーに貢献しています。IDT社は、ネットワーク・サーチ・エンジン(NSE)、フロー・コントロール・マネジメント製品(FCM)、標準規格対応のシリアル・スイッチやブリッジ・デバイス、およびタイミング・ソリューションなどの分野において、革新的な技術の開発を行っています。

このうちタイミング・ソリューション製品群においては、ICS社およびFreescale社タイミング・ソリューション事業部門の買収により、ほぼすべての先端技術に対応できる体制を整えています。また主要通信企業のニーズにも対応し、FIFO、マルチポート、テレコミュニケーション、高性能デジタルロジック製品や高速SRAMも提供しています。

IDT社の従業員数は約2,900人で、本社を米国カリフォルニア州サンノゼ、ウエハー工場を米国オレゴン州、組立ておよびテスト工場をマレーシア、テスト施設をシンガポール、およびデザインセンターを中国、カナダ、米国に置いています。

IDT社の株式はナスダック株式市場で略称IDTIとして取引されています。また、スタンダード&プアーズの株式指数である「S&P1000」に選ばれています。この指数は、S&P MidCap 400やS&P SmallCap 600といった株式指数の組み合わせです。さらにS&P 500, MidCap 400, and SmallCap 600の組み合わせから成る 「SuperComposite 1500」にも選ばれています。

IDT社に関する詳細は、ホームページ(www.idt.com)をご覧ください。

<日本IDT株式会社 について> URL  (リンク »)

日本IDT株式会社(所在地: 東京都千代田区三番町8番1三番町東急ビル7F、資本金: 1億円、代表取締役会長 神山 渡)は、米国IDT社が100%出資し1987年に設立されました。日本IDT株式会社は、お客様のイノベーションの加速に不可欠な半導体ソリューションの設計、開発、提供におけるワールドリーダーであるIDTの日本法人です。通信、コンピューティング、デジタル家電分野において、技術発展のために複雑化するシステム設計の問題解決を支援します。システムレベルの技術知識と、広範囲にわたるさまざまな技術を統合することで、IDTは、タイミング製品、ネットワーク・サーチ・エンジン、フロー・コントロール・マネジメントIC、また業界標準規格に準拠したシリアル・スイッチ製品を含め、必要不可欠な製品を提供していきます。

IDT、IDTのロゴはIntegrated Device Technology, Inc.の登録商標です。その他のすべてのブランド名、製品名およびマークはそれぞれの所有者の商標または登録商標です。

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