ノーテル、「Nortel IP Phone 1100」シリーズを発売しIP電話端末ポートフォリオを拡充

ノーテルネットワークス株式会社

2006-05-11 12:00

ユーザーフレンドリーなインターフェースと多くの付加価値機能により 高い利便性を提供
ノーテルネットワークス株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長:ニック・ブルーデンヒル、連絡先:03-5740-1300、以下ノーテル)はこのたび、「Nortel IP Phone 1100」シリーズを発売することを発表いたしました。「Nortel IP Phone 1100」シリーズは、「Nortel IP Phone 1110」「Nortel IP Phone 1120E」「Nortel IP Phone 1140E」の3製品によって構成され、企業やコールセンターを対象ユーザーとしています。ノーテルは既存の「Nortel IP Phone 2000」シリーズに加えて、今回発表した「Nortel IP Phone 1100」シリーズを投入することにより、同社のIP電話端末ポートフォリオをさらに拡充することになります。Nortel IP Phone 1100」シリーズは、高解像度の液晶画面や人間工学に基づいたデザインにより、ユーザーに高い操作性を提供すると同時に、筐体にLANポートを備えることによって他の端末との接続性を確保するなど、多くの付加価値機能を提供します。

今日、コスト面でのメリットや管理の容易性から、VoIPによるIP電話の普及が急速に進みつつあります。こうした中、企業間ではさらなる効率化や生産性の向上のため、従来のIP電話機にはない、新たな機能や付加価値に対するニーズが高まっています。

「Nortel IP Phone 1100」シリーズは計2個のLANポートを搭載し(一部製品を除く)、1個のポートは社内LANとの接続用に使用し、もう1個のポートはIP電話機からPCなどの外部端末へ接続することを可能にします。それぞれのポートのインターフェースはギガビットイーサネット対応になっています。また最高で240×160ピクセル (Nortel IP Phone1140E)の液晶画面や、人間工学に基づく筐体のデザインにより、高い視認性や利便性を実現しています。さらに、搭載されたUSBポートにキーボードやマウスなどを接続することで、ユーザーが電話機へデータ入力をする際の効率が飛躍的に向上します。「Nortel IP Phone 1100」シリーズは、海外では高い機能や利便性においてすでに高い評価を得ており、米国で開催されたInternet Telephony Conference & Expo 2005では「Best of Show award」を受賞しています。

用途としては、「Nortel IP Phone 1110」が会議室やラウンジでの設置、「Nortel IP Phone 1120E」が一般社員、「Nortel IP Phone 1140E」はコンタクトセンターや企業の幹部による利用を想定しています。

「Nortel IP Phone 1100」シリーズには下記のような特長があります。

1. 外部出力用のLANポートの搭載

「Nortel IP Phone 1120E」「Nortel IP Phone 1140E」は2個のLANポートを持ち、1個のポートは社内LANへの接続用に使用し、もう1個のポートはPCなど他の端末に接続することが可能です。また、それぞれのポートはギガビットイーサネット対応になっており、大量のデータを扱うことが可能です。

2. USBポートからの情報入力

ユーザーがUSBポートを通じてキーボードやマウスを電話機に外部接続しデータの入力作業をすることが可能になり、電話帳の入力や編集を行う際の利便性が向上します。

3. 高解像度の液晶画面

最高で240×160ピクセル モノクロ液晶の搭載 (Nortel IP Phone 1140E) により、多くの情報を見やすく表示することが可能です。

4. Bluetoothへの対応

「Nortel IP Phone 1140E」はBluetoothに対応しており、この規格に対応したヘッドセットなどを利用することができます。

5. 人間工学に基づくデザイン

「Nortel IP Phone 1100」シリーズの筐体は全て人間工学に基づきデザインされており、多機能ボタンや電話の着信などを知らせるLEDなどが機能的に配置されています。


「Nortel IP Phone 1100」シリーズの主な構成は以下の通りです。

機種名:Nortel IP Phone 1110
インターフェース:10/100 Base-T
液晶画面:143×32ピクセル モノクロバックライトディスプレイ
PoE規格:IEEE 802.3af (Class 2) 準拠
セキュリティ:EAP、IEEE 802.1x
USBポート:0
プログラムキー:0
ソフトキー:4
固定キー:8(保留、リリース、ライン、音量アップ、音量ダウン、拡張、サービス、インボックス)
ハンズフリー対応:有 (スピーカーのみ)
Bluetooth対応:無

機種名:Nortel IP Phone 1120E
インターフェース:10/100/1000 Base-T
液晶画面:240×80ピクセル モノクロバックライトディスプレイ
PoE規格:IEEE 802.3af (Class 3) 準拠
セキュリティ:EAP、IEEE 802.1x
USBポート:1
プログラムキー:4
ソフトキー:4
固定キー:14(保留、リリース、ハンドフリー、ヘッドセット、音量アップ、音量ダウン、ミュート、ディレクトリ、シフト、終了、コピー、拡張、サービス、インボックス)
ハンズフリー対応:有
Bluetooth対応:無

機種名:Nortel IP Phone 1140E
インターフェース:10/100/100 Base-T
液晶画面:バックライトディスプレイ
PoE規格:IEEE 802.3af (Class 3) 準拠
セキュリティ:EAP、IEEE 802.1x
USBポート:1
プログラムキー:6
ソフトキー:4
固定キー:14(保留、リリース、ハンドフリー、ヘッドセット、音量アップ、音量ダウン、ミュート、ディレクトリ、シフト、終了、コピー、拡張、サービス、インボックス)
ハンズフリー対応:有
Bluetooth対応:有


本日より「Nortel IP Phone 1140E」の販売を開始し、その他の製品は年内に順次発売を予定しています。販売は販売代理店(沖テレコム株式会社、株式会社豊通シスコム、ネクストコム株式会社)を通して行います。

メーカー希望小売価格(税別)は「Nortel IP Phone 1140E」が74,375円、その他の製品の価格は発売時期に合わせて公表予定です。

「Nortel IP Phone 1100」シリーズは、「Nortel Communication Server 1000」と組み合わせることにより利用が可能になります。


Nortelについて

Nortelは、通信技術分野のリーダーとして、グローバルビジネスの強化・促進、機密情報のセキュリティ保護に努め、人々の生活をより豊かにしています。通信事業者と企業の双方に向けたNortelの次世代技術は、ネットワークの簡素化により、アクセスおよびコア・ネットワークの接続、マルチメディアやビジネスに必要不可欠なアプリケーションへの対応、効率性やスピードならびにパフォーマンスの向上における障害の削減を行い、情報と人々を結びつけています。Nortelは、世界150ヵ国以上で活動を展開しています。詳細な情報に関しては、www.nortel.com をご覧下さい。また当社に関する最新のニュースは、www.nortel.com/newsでご覧いただけます。

*Nortel、Nortelのロゴタイプ、グローブマークはNortel Networksの商標です。

このプレスリリースの付帯情報

Nortel IP Phone 1140E

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]