米国データディレクト テクノロジーズ、DataDirect XQuery 2.0のリリースによりXQueryのリーダーシップを維持

最新バージョンでは、大規模なXMLドキュメント、ストリーミングXML技術、強化された クエリー最適化およびレガシーデータソースをサポート

データディレクトテクノロジーズ株式会社

2006-07-03 00:00

米国データディレクト テクノロジーズは、DataDirect XQuery バージョン2.0のリリースを発表しました。DataDirect XQueryは、XML形式、リレーショナル形式、およびEDIやCSVなどのレガシーデータ形式を処理および集約するための、業界初の組み込み可能なデータベース非依存コンポーネントです。DataDirect XQueryバージョン2.0は、XQuery仕様の最新のワーキングドラフトをサポートする、エンタープライズ水準のXQueryエンジンです。この新しいリリースには、大規模なXMLドキュメントに対応するためのパフォーマンス強化、あらゆる環境で最適なクエリーパフォーマンスを得るための追加機能、およびレガシーデータ形式のサポートが含まれています。

DataDirect XQuery 2.0は、データ統合、XMLベースのデータ交換、Webサービス、XML駆動のWebサイト、XMLパブリッシングなどのために、XML形式、リレーショナルデータ形式、およびレガシーデータ形式を組み合わせて利用する必要があるアプリケーションに適しています。バージョン2.0に追加されたストリーミングXMLアダプタは、大規模なXMLドキュメントを処理するときに必要なメモリの量を大幅に減らし、ビジネスクリティカルなアプリケーションに求められる拡張性を実現します。また、EDI、CSV、バイナリなどのフラットファイル形式のサポートが追加されたことにより、DataDirect XQueryがサービス指向のデータ統合で果たす役割は拡張されます。

Forrester Researchの2005年11月15日付の『Enterprise Service Bus Scorecard Summary: Sonic Software』では、次のように述べられています。「Progressは興味深い新パッケージを作成している。たとえば、SonicのESBを、DataDirectの新しいXQueryテクノロジーおよびXML IDE Stylus Studioと組み合わせることにより、強力なサービス指向データ統合が可能になる」 以前の1.0と同じく、DataDirect XQueryバージョン2.0は、主要なリレーショナルデータベースのすべてに対し、最も高速で、最も信頼性と拡張性の高いXQueryサポートを提供し、あらゆるJavaプラットフォームで実行されます。この標準ベースのソフトウェア製品を使用すると、Java開発者は単一のXQueryを使用して、XML、リレーショナルデータ、SOAPメッセージ、EDI、または複数のデータソースの組み合わせにアクセスできます。これにより、異種混合環境でのデータの管理と統合が大幅に簡素化され、開発者が高性能なアプリケーションを迅速かつ効率的に構築することが可能になります。
サーバに依存しないDataDirect XQueryバージョン2.0は、XQJ(XQuery for Java API)をサポートし、あらゆるJavaプラットフォームに簡単に組み込むことができます。これにより、ソフトウェア開発者や独立系ソフトウェアベンダが異種データソースの集まりの一部として、またはデータ統合アプリケーションのターゲット形式として、XMLを扱うことが可能になります。

「DataDirect XQueryバージョン2.0は、開発者がXML処理やデータ統合プロジェクトを簡素化したり迅速化したりするのに役立つ、効率性、拡張性、信頼性に優れた組み込み可能なXQueryエンジンです」と語るのは、データディレクト テクノロジーズのXQueryプログラムマネージャであり、XQueryワーキンググループのメンバーであり、XQueryの共同開発者でもあるジョナサン・ロビーです。「DataDirect XQuery 2.0は、リレーショナル形式、XML形式、およびさまざまなフラットファイル形式とEDI形式を処理する必要があるアプリケーションに、XQueryの生産性と柔軟性、そして能力を提供します。シンプルで拡張性に優れた標準ベースの設計により、DataDirect XQuery 2.0をあらゆるJavaアーキテクチャに組み込み、主要なリレーショナルデータベースのすべてと、一般的なJava XML APIのほとんどをサポートすることが可能です」

ビジネスの成功をWebベースのアプリケーションに委ねている組織に対し、DataDirect XQueryは、複数のアプリケーションやソースを介してデータを集約および統合するための、信頼性と使い勝手に優れたツールを提供します。従業員管理ソリューションの代表的なプロバイダであるGevity社では、新しいカスタム価格設定エンジンの開発と導入をサポートするために、DataDirect XQueryを採用しました。この作業では、Web開発者がSalesForce.comのWebサービスを、XMLベースのユーザインターフェイスと統合されたOracleデータベース内のリレーショナルデータと集約する必要がありました。
「Gevity Pricing Engineを作成するため、私たちはリレーショナルデータやXMLデータを扱うためのテクノロジーを探しました。開発者が使い方を容易に習得でき、アーキテクチャの要件に合致し、かつ強力なパフォーマンスメトリクスをもたらすテクノロジーを探したのです」と語るのは、Gevity社のJavaアーキテクトであるMadhavan Rangarajan氏です。「DataDirect XQueryはこれらの要件を満たし、おかげでプロジェクトをスケジュールどおりに予算内で完了することができました。現在、Gevity社の営業部員は、競争上の優位性、優れたサービス水準、および収益の向上を実現するために、製品提案の価格設定をリアルタイムで行うことができます」

DataDirect XQueryバージョン2.0のその他の主要な改良点として、次のようなものがあります。

ユーザによる設定が可能なパフォーマンス強化:クエリーパフォーマンスをさらに最適化するため、ユーザは特定の環境に対する最適化の選択を細かく制御し、それらのパフォーマンス強化を自分で設定できるようになりました。

拡張されたデータベースサポート:Oracle 10gR2、Sybase 15、およびMicrosoft SQL Server 2005のデータベースサポートが追加されました。

XML IDE Stylus StudioのXMLデプロイアダプタとの統合:この機能により、Web開発者はDataDirect XQueryを使用して、XMLやリレーショナルではないデータソースにクエリーを実行したり、それらのデータソースを統合したりすることが可能になります。
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