ボーランド、あいまいな要件定義による失敗プロジェクトを予防する「Borland<R> Caliber<R> DefineIT<TM> 2006 日本語版」を出荷開始

~要件を正確に把握、視覚的に定義、検証することで、ユーザー側と開発側のコミュニケーションギャップを解消~

ボーランド株式会社

2006-07-12 14:00

ボーランド株式会社(本社: 東京都新宿区、取締役社長: ジュリアン・クイン、以下ボーランド)は、要件定義の新製品「Borland Caliber DefineIT 2006日本語版(以下、Caliber DefineIT)」の販売および出荷を本日より開始しました。
また、このCaliber DefineITと、従来より提供している要件管理製品(Borland CaliberRM<TM>)をパッケージ化した「Borland Caliber Analyst 2006日本語版(以下、Caliber Analyst)」もあわせて販売および出荷を開始しました。

アナリストやユーザーは、ソフトウェアプロジェクトが失敗する原因のトップとして、要件の不正確さ、不完全さ、誤った管理を上げています。また同様に、米Standish Groupが毎年発表するCHAOSレポートによっても、失敗プロジェクトの原因トップ5のうち、3つが要件に関連する原因(あいまいな要件、不完全な要件、変更要件)で占められています。さらに、要件の間違いは、手戻り作業を引き起こす最大の原因であり、統計によると手戻り作業がプロジェクト全体における開発作業の40%にまで及んでいます。

■『要件定義と管理』ソリューション
ボーランドは、このような課題を解決するため『要件定義と管理』ソリューションを提供します。このソリューションは、開発プロジェクトにおける、要件抽出、分析、仕様化、検証、要件管理のプロセスに注目し、あいまいなで不十分な要件による、「作業の手戻り」、「プロジェクトの遅延」、「予算オーバー」、「機能不足」、「使い勝手の悪さ」の問題発生を未然に防止でき、失敗プロジェクトに直結する根本原因を減少させることができます。

この『要件定義と管理』ソリューションには以下のものが含まれます。
    ・オーダーメード型のプロセス改善コンサルティングサービス
    ・要件定義製品「Caliber DefineIT」および要件管理製品「CaliberRM」(またはそれらのパッケージ化製品「Caliber Analyst」)
単純に製品を投入するだけでは問題解決のための成果を上げることができません。ボーランドは、お客様の抱える問題分野に対してベストプラクティスを実施するために必要かつ効果的なプロセスを設計、開発、導入できるよう支援することに重点を置いています。

■Caliber DefineITの特徴
Caliber DefineITを使用すると、ユーザー側と開発側の双方が、視覚的に要件を正確に把握、定義、検証することができます。開発側は、スクリーンショット、イメージ、ドキュメントなどを使用して要件を記述し、誰でも容易に理解できる要件を示すことができます。また、紙芝居的に要件を検証・確認することが可能なので、ユーザー側と開発側の間で要件合意を確実に行うことができます。なお、Caliber DefineITの機能に関する特徴は以下のとおりです。
 ●視覚化により、コミュニケーションギャップを防止
   ・要件の視覚化表現により、ユーザー側と開発側の共通理解を向上
   ・要件の流れをフローチャート化することで、文書表現のあいまいさを減少
 ●正確な要件定義により、手戻り作業を抑制
   ・紙芝居的な要件検証(ストーリーボード機能)によって、ユーザー側と開発側の合意を確実に形成
   ・統計情報(ステップ数、分岐数など)により、要件の完成度を確認
 ●ALM製品との統合により、開発サイクルを短縮
   ・Borland CaliberRMで定義済みの要件を管理可能
   ・Borland Together<TM>のUML2.0対応、ユースケース図、アクティビティ図を生成可能
   ・Mercury Quality Center<TM>のテストケースを生成可能

■販売・出荷時期と標準価格
Borland Caliber DefineIT 2006
【販売・出荷開始日】 2006年7月12日
【標準価格】 1指名ユーザーライセンス 336,000円(税込)より

Borland Caliber Analyst 2006
【販売・出荷開始日】 2006年7月12日
【標準価格】 1指名ユーザーライセンス 504,000円(税込)より

■ソフトウェア開発を管理・予測可能にするために必要な4つのプロセス分野
ボーランドは、アプリケーションライフサイクル管理(ALM)で重要な、以下4つのソフトウェア開発プロセス分野に向けたソリューション提供に取り組んでおり、『要件定義と管理』ソリューションはこのうちの1つです。
    ・IT管理とガバナンス
    ・要件定義と管理
    ・変更管理
    ・ライフサイクル品質管理
ボーランドの提供するソリューションの特長は、ソフトウェア開発を管理・予測可能にするために欠かせない「プロセス改善」、「テクノロジー」、「人材スキル育成」の3要素をすべて支援するアプローチにあります。

用語解説

■ボーランドについて
1983年に設立されたボーランドソフトウェアコーポレーション(NASDAQ:BORL)は、Software Delivery Optimization(SDO)ビジョンの実現に向けて、プラットフォームに依存しないソリューションを提供する世界最先端の企業です。人材、プロセス、テクノロジーを融合したソフトウェアおよびサービスの提供を通じて、ビジネスにおけるソフトウェア価値の最大化を支援します。高品質のソフトウェアを納期どおり予算内で提供する方法についての詳細は、 (リンク ») をご参照ください。

Borland、Caliber、DefineIT、CaliberRM、Togetherおよびその他すべてのBorlandブランドおよび製品名は、米国およびその他の国におけるBorland Software Corporationの登録商標または商標です。Mercury Quality Center は米国およびその他の国におけるMercury Interactive Corporationの商標です。

■本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
ボーランド株式会社
マーケティング本部 植村 剛成
TEL. (03) 4560-1133 
Email. nori.uemura@borland.com

ボーランドPR代理店(株式会社パブリシス)
竹村 梨沙、 竹内 貴美紀
TEL. (03) 5719-8901 Email. Borland@publicis.co.jp 
※製品画像等のお問い合わせはこちらへ

■読者のお問い合わせ先
ボーランド株式会社 お問い合わせ窓口
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-23-7
新宿ファーストウエスト
TEL. (03) 5323-3071
E-mail. sales@borland.co.jp
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