そして、この度、携帯電話上において多人数でのP2P通信を実現させる「Spear Multi(スピア・マルチ)」の開発に世界で初めて成功し、当プロダクトの商用を本日より開始することをここに発表いたします。
「Spear Multi(スピア・マルチ)」は、世界で初めて携帯電話における多人数でのP2P通信を可能にしたケータイ用通信フレームワークです。ヨシダカマガサコが独自に開発した技術によって、P2P通信における人数制限をはじめとした“多人数で行う携帯電話上でのP2P通信”ならではの数多くの問題を解決することに成功しました。
「Spear Multi(スピア・マルチ)」を利用する主なメリットは以下のようになります。
【エンドユーザにとって】
・多人数で利用するケータイ用通信コンテンツにおいても、P2P通信のスピーディーな通信を体験することができる(端末間の通信遅延は約0.1秒)
【コンテンツプロバイダにとって】
・多人数が絡むことにより高度に複雑化する問題に悩まされることなく、多人数参加型のケータイ用P2Pコンテンツを開発することができる
・従来の通信コンテンツ開発に必須であったサーバ部分の開発を省略し、開発工数、開発期間、開発費用を削減できる
・サーバ運用に関するアウトソーシング費用やトラブル対応などの物理的・心理的コストを削減できる
また、「Spear®(スピア)」に対する「Spear Multi(スピア・マルチ)」の比較すべきポイントとしては以下のものが挙げられます。
①2人から∞人でのP2P通信が可能となった(※1)
②マッチングの際にロビーマッチング(※2)が可能となった
③マッチングサーバなしでもマッチングが可能となった
④通信中のグループに途中からユーザが参加することが可能となった
⑤一度通信が切断された後でも元のグループに再参加することが可能となった
ヨシダカマガサコの代表取締役社長、吉田将人は「弊社は創業当初より全精力を“携帯電話におけるP2P通信の技術”に注ぎ込んでおり、“ケータイ+P2P”に関する技術力は日本のみならず世界においてもトップクラスにあるものと確信しております。この度、チーフ・ソフトウェア・アーキテクトに林雄一郎を迎え、万全の体制で「Spear Multi(スピア・マルチ)」の完成を発表することができ、大変嬉しく思います。今後も1人でも多くのお客様に“ユビキタス・コンピューティングによる真の豊かさ”をご提供すべく、最善を尽くして参りたいと思います。」と述べています。
また、ヨシダカマガサコは「Spear®(スピア)」の要素技術について、現在世界125ヶ国に対して特許を出願しています(※3)。
(※1) 端末の性能に依存します
(※2) ユーザが主体的にコミュニケーションの為のグループを作成したり、検索したり、参加することを可能とするマッチング方式
(※3) 出願番号: PCT/JP2005/002861
■株式会社吉田鎌ヶ迫について
吉田将人と鎌ヶ迫正俊によって2004年4月に設立された研究開発型ベンチャー。創業以前よりケータイ用P2Pフレームワーク「Spear®(スピア)」の研究開発を開始し、世界で初めて実用化に成功した。
現在、株式会社タイトーより「Spear®(スピア)」を採用した「パズルボブルONLINE!」がau by KDDIにて好評発売中。
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●本リリースに関するお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部
岩切梨栄 (いわきりりえ)
TEL/FAX:03-3237-6990
E-Mail: press@yoshidakamagasako.com
*Spearは、株式会社吉田鎌ヶ迫の日本国における登録商標です。
*BREWおよびBREWに関連する商標は、Qualcomm社の商標または登録商標です。
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