業務文書をデータ化する「StraForm-X」が「Oracle Application Server 10g」に対応 帳票やドキュメントのデータ化と、SOAを見据えた帳票入力のサービス化

「Oracle Application Server 10g」に対応した「StraForm-Xサーバ基本モジュール」出荷開始

ウイングアーク1st株式会社

2006-10-10 10:30

 Form & Data のウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区 代表取締役社長 内野弘幸)は、業務文書をデータ化するリッチWebフォーム「StraForm-X」(ストラフォーム・エックス)が日本オラクルの「Oracle Application Server 10g」に対応し、業務帳票などのデータ入力のサービス化をすすめ、将来的にSOA(サービス指向アーキテクチャ)でつなげる有効なデータ運用環境を提供することになりましたので、お知らせいたします。「Oracle Fusion Middleware」製品群のプラットフォームである「Oracle Application Server 10g」に対応した「StraForm-Xサーバ基本モジュール」は10月10日から出荷を開始し、標準価格(税別)は40万円からです。

 日常の業務では、既存の業務アプリケーション上で運用されている構造化された業務データの他に、業務現場でやりとりされる紙、Excel、WordやPDFなどさまざまな形式の帳票やドキュメントなどの業務文書が数多く存在します。「StraForm-X」は、業務現場でやりとりされるこれら帳票やドキュメントなどの業務文書の見た目そのままに、ノンプログラミングでWeb入力画面を生成します。これにより、データ化された業務文書の運用で業務のWeb化をはかり、入力されたデータの有効活用と業務効率の大幅な改善を実現します。
 このたび、「Oracle Fusion Middleware」製品群のプラットフォームである「Oracle Application Server 10g」上に「StraForm-X」を実装することで、個別に運用されている雑多な業務帳票類の入力フローを “帳票入力サービス”として統一化することができ、SOA対応を見据えた有効的な業務文書管理を進めることができます。データ管理が重要視される中、業務アプリケーション上の構造化データと帳票やドキュメントなどの業務文書の入力フローを統一することは、効率的なデータ運用だけでなく内部統制の業務処理統制を実現するためにも非常に有効な手段と言えます。

 また、SOA実現の基盤製品である「Oracle Application Server 10g」上で「StraForm-X」は、「Oracle Fusion Middleware」群の1つである「Oracle BPEL Process Manager」のミドルウェアとしての機能を活用することが可能となり、各種パッケージソフトウェア、ホストなどあらゆるシステムとの連携を容易に実現します。この連携は、業務帳票類の入力フロー統一化と効率的な業務運用を進めるだけでなく、バラバラに運用されている業務文書のデータ入力作業を“帳票入力サービス”化することで、SOAにつながる業務運用に備え、将来さまざまなシステムとつながる業務文書の運用を実現することができます。
 帳票・ドキュメント類の業務文書のデータ資産運用を見据え、“データ入力”と“連携フロー”双方のログ管理をはかり、内部統制の対応に向けたセキュアなデータ運用をはかることができます。

 これにより、日本の企業文化にあわせた業務のIT化を進め、変化の早いビジネス要件に柔軟に対応できる経営判断の一助となるシステム構築を目指し、SOAに適した全社運用での業務文書活用を見据えた、入力サービスを構築します。

 「StraForm-X」と「Oracle Fusion Middleware」の連携詳細については下記URLをご参照ください。
(リンク »)


<本プレスリリースにあたり、日本オラクル株式会社様より、以下のご賛同コメントをいただいています。>

 日本オラクルは、SOAを見据えて、業務文書をデータ化する「StraForm-X」が「Oracle Fusion Middleware」の基盤製品である「Oracle Application Server 10g」に対応したことを歓迎します。同製品が、「Oracle Application Server 10g」に対応したことで、プロセス統合、データ統合はもちろん、今最も必要とされているセキュリティ対応、さまざまなデータの可視化による意思決定のサポート等、データ資産を有効に活用する為の基盤が整ったことになります。内部統制や将来施行される法令への対応を受け、柔軟かつ堅牢なセキュリティ基盤の需要がかつてないほどに高まっている中、日本オラクルは、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社との双方の製品連携をますます強化し、情報管理基盤をお客様に提供してまいります。

日本オラクル株式会社
アライアンスビジネス統括本部長
常務執行役員
前田浩


<StraForm-X 稼働環境>
■StraFormデザイナ
OS:Windows 2000 Professional/Windows XP Professional
対応ブラウザ:Internet Explorer
CPU:Pentium III 互換 600MHz 以上
メモリ:256MB以上(768MB以上推奨)
HDD :100MB以上

■StraForm サーバ基本モジュール
対応 OS:Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server/Advanced Server
Windows Server 2003 Standard Edition/Enterprise Edition(64ビット版は除く)
RedHat Enterprise 3.0
AIX V5.3
HP-UX11i Ver2
メモリ:512MB以上(1GB以上推奨)
HDD:100MB以上
アプリケーション・サーバ:Oracle Application Server 10g、IBM WebSphere、
Tomcat、BEA WebLogic Serve
対応ブラウザ:Internet Explorer


【ウイングアーク テクノロジーズについて】
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。

・「StraForm-X」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化


[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:62億円(2006年2月期)
従業員数:116名(2006年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)


※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。


<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp
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