アルカテルは、この新しい優れた技術を商用化するため、「オープンCPE(ユーザー宅内機器)」ポリシーを強化しており、ランコムとの積極的な協力関係のもと、WiMAXソリューション「Evolium(R)」のインフラや端末へのランコムのチップセットの統合をはじめとするエンド・トゥ・エンド・ソリューションの開発や、相互運用試験、共同マーケティング活動などを行っています。
また、両社は、PCMCIAカード、室内および屋外CPE、PC接続とVoIP/SIP対応電話の両方をサポートする家庭用ゲートウェイなど、IEEE802.16e-2005規格に準拠した多様な端末を製造するため、ブロードバンド・アクセス・ソリューションの有力プロバイダである台湾の合勤科技(ZyXEL)に技術供与をしています。これら全てのZyXELブランド製品には、ランコムの「RNA200 ASIC」が組み込まれています。
ランコムの創設者でCEOのZion Hadad博士は次のように述べています。
「当社は、これまで十分な時間をOFDMA技術の推進に努めてきました。これからは、世界クラスの通信ソリューションプロバイダであるアルカテルのリーダーシップにより、世界市場でモバイルWiMAX技術の普及が急速に進むことを確信しています。」
アルカテル、ブロードバンド無線アクセスビジネス事業部バイス・プレジデント、Sylvie Richir氏は次のように述べています。
「ランコムのようなOFDMA技術のパイオニアとの協力は、顧客の手元に早い時期にリアルなデバイスを届けるというアルカテルの計画をサポートするものです。これにより、アルカテルは、コストやリソースを最適化し、モバイルWiMAX(802.16e-2005)技術を最大限に利用可能な世界共通のWiMAXソリューションの市場投入までにかかる時間を早めることができます。」
<ランコムについて>
ランコムは、WiBroおよびモバイルWiMAXアプリケーション向け規格「IEEE802.16e-2005」に準拠したユーザー端末/基地局用のOFDMAベースのシリコンソリューション(PHY/MAC)のパイオニアとして名高いファブレスカンパニーです。ランコムの「RNA200 ASIC」は、市場で初めてモバイルWiMAXに準拠したASICです。詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。
<アルカテルについて>
アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・機器メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザー視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は131億3,500万ユーロ(約1兆8,500億円)(2005年度)。URL: (リンク »)
<日本アルカテル株式会社>
日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:西山直人/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL: (リンク »)
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル株式会社
TEL:03-5715-6300 FAX: 03-5715-6333
E-mail:info@alcatel.co.jp
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