Webカンファレンスシステム大手であるエイネットが、 「FreshVoiceテレ会議」の品質向上に向け 「GIPS VoiceEngine(TM)」ソリューションを採用。

World Wide Tech株式会社

2006-10-19 00:00

VoIP(Voice over IP)市場向けの組み込みボイスおよびビデオプロセシングソリューションを提供しているGlobal IP Sound社(以下GIPS、社長兼CEO:ギャリー・P・ハーマンセン)は、住商情報システム株式会社のグループ会社であり、ネットワークシステムの構築から運用・監視・保守に至るまでトータルサポートを提供するエイネット株式会社(以下エイネット、本社:東京都千代田区、代表取締役:西畑好博)が、自社が開発したインターネットテレビ会議システム「FreshVoiceテレ会議」の音声品質向上と製品バリューの向上を目指し、GIPSの VoiceEngine(TM)を採用したことを発表しました。


エイネットの「FreshVoiceテレ会議」は、クリアな音声と充実したデータ共有機能、シンプルなユーザーインターフェースにより、誰でも簡単・快適にテレビ会議を行うことができる製品です。2003年11月の発売開始以来多くの企業にご導入いただき、現在3万人以上のユーザにご利用いただいています。

この度のGIPS VoiceEngine(TM)ソリューションの採用により、エイネットでは今後の製品開発の大きな弾みとなることを期待しています。高画質な映像と高品質な音声の同期を図ることにより、多人数でのコミュニケーションがよりスムースに行えるようになるだけではなく、VoiceEngine(TM)は世界中で数多くのVoIP製品に採用の実績があるため、将来的には相互接続可能なプラットフォームの共通化にも柔軟に対応できます。また既存ユーザへの更なるサービスの向上と、開発期間の短縮による市場へのスピーディーな製品展開など、今後のビジネス戦略の大きな強みにしたいと期待しています。

GIPSでは、日本におけるテレビ会議システムの分野に初めてGIPSの技術が採用されたことにより、今後の日本をはじめとしたアジアでの更なるビジネス展開への足がかりとなるだろうと考えています。


≫ この度の発表にあたり、下記のコメントをいただいています。
● エイネット株式会社 代表取締役社長 西畑好博氏
当社は、2001年のインターネットテレビ電話「FreshVoice」のリリース、そして、2003年のテレビ会議システム「FreshVoiceテレ会議」のリリースと、常に最新の技術とアイディアでこの世界を牽引してきました。現在では、ソフトタイプの会議システムシステム販売の部門では、国内トップシェアを占めるに至っております。今回このGIPS VoiceEngine(TM)の採用に踏み切る事で飛躍的に性能の向上、利用の操作性向上を図って参ります。
新規顧客はもとより、従来ご利用頂いておりましたユーザ様にも保守契約の中で無償のバージョンアップを行います。今後も、お客様のニーズを取り込み品質の高い独自性のある製品を継続的にご提供していきます。

⇒ 「FreshVoiceテレ会議」についての詳細は、こちらをご覧ください。
(リンク »)
⇒ エイネットは10月18日(水)から10月20日(金)の3日間、東京ビックサイトにて開催されますBizInnovation2006の特設イベント、「ビジュアルコミュニケーション2006Autumn」に出展いたします。詳細はこちらをご覧ください。
(リンク »)


≫ 「GIPS VoiceEngine(TM)」とは
「GIPS VoiceEngine(TM)」は、IPネットワーク上に高品質な音声を通すための高度な技術を備えた製品です。ネットワーク上に音声を通す場合、3つの大きな課題があります。1つ目は、音声をデジタルデータに変換する技術、同様にデジタルデータから音声に戻す技術です。音声コーデックがこれにあたります。2つ目は、ネットワークの問題です。パケットロスやパケットの遅延、またその遅延時間のばらつき(ジッター)です。最後は、ユーザが扱うデバイスで起こるエコーやノイズです。これらの3つの課題を総合的に解決するソリューションがGIPS VoiceEngine(TM)です。

― 音声コーデック
ネットワーク環境に合わせて4つの音声コーデックを用意しています。会話のスタート時に選択して利用することが可能です。

― NetEQ
パケットロスとジッターの問題を解決するための、ジッターバッファーの制御技術とパケットロスに対する補正技術がNetEQです。「GIPS VoiceEngine」は、パケットロスが30%ある環境でも品質の高い音声通話の利用を可能としています。

― VQE (Voice Quality Enhancement)
エコーキャンセルやノイズのキャンセルなどローカルの端末で発生する問題を解決するための技術です。


≫ Global IP Sound 社について
1999 年設立のGlobal IP Sound 社は、パケットネットワーク上のリアルタイムコミュニケーションの音声処理技術開発を手がけています。GIPS SoundWare(TM)*はパケットロスに対応し、頑丈なエンド・ツー・エンドIP コミュニケーションにおいて、PSTN の通話品質を上回ります。これらのソリューションはGlobal IP Sound の音声処理およびIP テレフォニーのエキスパートが、アプリケーション開発者、ゲートウェイおよびチップメーカーに提供します。GIPS SoundWare(TM)製品を採用した企業には、Nortel Networks、Skype、WebEx、AOL、EarthLink およびその他VoIP 市場の主要な企業があります。
Global IP Sound 社は、デベロッパネットワーク、モトローラデザインアライアンス、シンビアンプラチナパートナーおよびテキサスインスメントの第3 者デベロッパネットワークの会員です。Global IP Sound 社は本社をサンフランシスコに置き、ストックホルム、香港とボストンに拠点を構えています。詳細は、www.globalipsound.com でご覧いただけます。


≫ エイネット株式会社について
エイネット株式会社は、1997年創業以来、高いアプリケーション開発技術とネットワーク技術を用い、2001年FreshVoice シリーズの先駆けとなるインターネットTV電話「FreshVoice」を開発し、2002年には企業向けテレビ会議システム「FreshVoiceテレ会議」の発売を開始しました。
この開発にあたっては、情報処理推進機構(IPA)の特定プラグラムの認定、また、東京都の「中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法」による研究開発事業の認定を受けており、これら公的機関の認定による補助をバックボーンにさらに開発を進めています。現在までに500社を超える官公庁・大学・法人企業にて利用者を獲得しており、ソフトタイプのシステム部門ではテレビ会議の国内トップシェアを占めるに至っています。
詳細は (リンク ») でご覧いただけます。

用語解説

* GIPS SoundWare(TM)
GIPS SoundWare(TM)はGIPSオリジナルの組み込み音声処理ソリューションです。プラットフォームや機器、ネットワークの種類に関係なく、複雑な品質問題を解決します。

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