「MIFES」は、シリーズ累計200万本以上を出荷している日本で最も長い歴史と実績を誇るテキストエディタです。プログラム開発の編集ツールとして、軽快で強力な文書編集の道具として、テキスト処理の文化を支えてきました。
近年インターネットの普及と企業のIT化により、ログファイルをはじめとするテキストデータは巨大化し、さまざまな文字コードを取り扱う機会も増えています。プログラマはもちろん、情報システム部門やWeb関係者にとっては、それらをいかに高速かつ正確に処理できるかが、ますます重要になっています。
今回のバージョンでは、エディタのエンジン部分である内部構造の全面的な改良により、長年培われた使い勝手や機能はそのままに、ファイルの読み込み、ジャンプ、検索などの高速化を実現し、Unicode対応を含む文字コード関連の強化を行いました。
また、ユーザーアンケート(2005年10月実施)で要望が最も多かった、視覚的に把握できる「ファイル比較(diff)」機能の実装をはじめ、リストウィンドウ、ブックマーク、カスタマイズ機能など、200項目を超える機能や使い勝手の改良を行っています。
メガソフトではこのβ版の公開により、ユーザー様はもちろん、現在MIFESをご利用になっていない多くの方にもご評価いただき、さらなる品質向上と機能アップを目指して開発を進めてまいります。
なお、発売は2007年2月を予定しています。
<β版ユーザー様向けのキャンペーンを実施>
ダウンロード時のアンケートに回答してβ版をご試用いただいた方全員に、製品発売時にメガソフトオンラインショップにて、優待価格でお求めになれるキャンペーンを実施いたします。
■主なバージョンアップポイント(機能紹介)
●巨大ファイルを高速に編集
プログラム内部のメモリ構造を改良することにより、ファイルの読み込み、ジャンプ、検索などの高速化を実現。前バージョンと比較して最大50倍※高速になりました。
また、編集可能なファイルサイズの制限を従来の「開いたファイルの合計で2GB」から、「ファイルごとに2GB」に拡大しました。最大2GBX100ファイルを扱えます。
(※200MBのファイルの最後にある文字を検索した場合:当社調べ)
●ファイル比較を機能アップ
「ファイル比較(diff)」機能を改良し、比較した2つのテキストファイルの違う行や挿入行の背景色が変わることで、視覚的に把握できるようになりました。比較時に左右または上下にファイルを並べて表示したり、リストウィンドウに結果を一覧表示したりできます。 ソースコードやWebページなどの差違部分を見比べての編集作業が行えます。
●Unicode対応した文字コード機能
エディタの内部フォーマットを改造して、中国語、韓国語をはじめ、シフトJISにないUnicode特有文字の表示、編集、保存が可能になりました。
その他にも、文字コードの自動判定の正確さの向上、文字コードごとにフォント設定が可能、Unicode特有文字が含まれるファイル名に対応など、文字コード関連の改良を数多く行いました。
●リストウィンドウの機能や使い勝手を強化
目的のファイルや行にジャンプできる「リストウィンドウ」を強化しました。「ファイル履歴」「フォルダ」と「グローバル検索(grep)」「C言語関数」「見出し行」「ファイル検索」の各検索結果に加えて、「ブックマーク」「ファイル比較結果」をリスト化して利用できるようになりました。
関連機能はリストウィンドウ上のアイコンから実行でき、編集画面を大きく使用したい時にはリスト部分をたたむこともできます。
<その他の改良および新機能>
●ブックマークをファイル履歴に記録するようにしました。次回オープン時に復元されます。
●選択した文字列をダイアログを出さずに、右クリックメニューから実行できる「クイック検索」を実装しました。
●操作を自動化できるマクロやキーボードマクロを、実行履歴リストから選択して実行できるようにしました。
●CSVファイルの列を揃えて表示するプリ/ポストプロセッサ「CSV桁合わせ」を収録しました。列の幅もマウスで自由に変更可能です。
●1行の最大折り返し桁を3,000桁から10,000桁に拡大し、拡張子ごとに設定可能にしました。
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