フルーク・ネットワークス、 容易なエイリアン・クロストーク測定を実現した、 ケーブル・アナライザー用10GBASE-T認証試験測定キットを発売

株式会社フルーク

2006-11-14 00:00

テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人である株式会社フルーク(東京都港区、代表取締役社長:早川和己、資本金:1億円)は、標準規格10GBASE-T対応のケーブル認証(※1)用アナライザー「DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット」を11月14日に発売いたします。10ギガビット・イーサネット・ケーブル試験において必要となる、エイリアン・クロストーク(※2)の測定が可能となっており、10GBASE-T 配線測定規格(※3)に完全準拠した測定を行うことができます。
価格は398,000円(税別)。初年度の売り上げ目標は300台をめざしております。


■10GBASE-T 配線測定規格に完全に準拠した測定が可能             

新製品「DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット」は、フルーク・ネットワークスのケーブル配信認証用アナライザー「DTX-1800」に装着することで10ギガ・イーサーネット・ケーブル・アナライザーの機能を提供します。この組み合わせにより、テストソリューションとしての試験を行うことができ、TIA(米国電気通信工業会)規格のCat6 及び新しいCat6aのケーブルの認証試験が測定可能で、ISOクラスE/D/Fの規格にも対応。「DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット」には、10G測定に必要なアクセサリーが全て含まれている他、複雑な、エイリアン・クロストークテスト測定と必要な計算を完璧に自動化して行う「DTX AxTalkアナライザー・ソフトウェア」も含まれています。

■データ・センター等の配線認証試験の他、ケーブル/コネクター・メーカーにおける研究・開発用途としても最適

高速イーサネット技術は、データ・センターやサービスプロバイダーさらに先進的な一般企業のネットワークまで、さまざまな分野で普及しつつあります。これに伴い、伝送速度も従来の1Gbpsからより高速な10Gbpsに移行しつつあります。こうした通信の高速化の中で、イーサネット・ケーブル配線においても、より要件の厳しい規格が登場してきました。
これに対して、フルーク・ネットワークスの「DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット」は、規格に忠実な測定方法を採用することにより、新たに10ギガ・イーサネット・ケーブルテストに採用されたエイリアン・クロストーク認証試験を高確度、かつ迅速・容易に行うことができます。
また、10G先行配線のフィールドテストはもちろん、既設ケーブル配線の10GBASE-T適合リンクの見極めなど、LANケーブル配線敷設業者、ネットワーク構築業者、LAN保守管理業者、そしてネットワーク・サービス・プロバイダはもちろん、ケーブルメーカーやコネクターメーカーにおける研究・開発用途としても最適です。


<「DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット」の特徴>

●DTX-10GBase-T 測定キットを用いることで、新たに要求されているエイリアン・クロストークの測定など、10GBASE-T 配線測定規格に完全に準拠した測定を行えます。

●最近認可されたIEEE802.3an 規格に完全に準拠し、10ギガおよびエイリアン・クロストーク(ANEXTと AFEXT)の性能を500MHzまで、業界に先駆けて開発されたフィールド試験キットです。

●「DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット」には、「DTX AxTalkアナライザー・ ソフトウェア」が含まれており、複雑なエイリアン・クロストーク試験とその測定計算を自動化することによって大幅な測定の効率化が 可能です。


<価格>
DTX-1800 用 10GBase-T 測定キット     398,000円(税別)


フルーク・ネットワークスについて

フルーク・ネットワークスは、米国の精密電子計測器メーカーである「フルーク・コーポレーション」のネットワークス部門が2000年に分社化して生まれたネットワーク関連ツールメーカーです。「Network SuperVision solutions(TM):(ネットワークの可視性を最大限に高めるためのソリューション)」の提供を企業使命としており、お客様の重要なITインフラであるネットワークを常に最適な状況に保つための監視・解析やトラブルシューティングをサポートしております。現在、日本を含む世界50ヶ国以上で事業を展開しており、弊社の高品質・高付加価値ソリューションは既に世界20,000以上の企業ネットワーク、システム・インテグレーター等のネットワーク設計・構築の専門企業などで使用されています。

詳細は以下のURLをご参照ください。  (リンク »)

用語解説

※1)認証:配線がISO/TIA/JIS等の標準規格に適合していることをレポートし保証すること。
※2)エイリアン・クロストーク:
NEXT(近端漏話減衰量)のようにペア間ではなく、ケーブル同士の間で発生する漏話現象。エイリアン・クロストークの測定は、10ギガビット・イーサネットのケーブルテストで新たに必要なものとなります。
※3)10GBASE-T 配線測定規格は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)に よって承認され、近い将来TIA(米国電気通信工業会)やISOによる配線規格の標準化も完了することが見込まれているもので、10GBASE-T 配線測定規格に完全準拠した測定を行うことができます。

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