ビジネスにおいてスピードが求められる今日、国内、海外、場所を問わず、企業内ネットワークへスムーズにアクセスしたいというニーズが高まる一方で、セキュリティ対策も重視されています。「POLICY ENFORCER」は、セキュリティレベルの低いパソコンが企業ネットワークに接続されるのを防ぎ、ネットワーク全体のセキュリティレベルの維持・向上に貢献致します。今後は、クライアントのコンフィギュレーション(構成)を企業ポリシーで決められた通りに修正し、矯正する(ポリシーエンフォースメント)機能を追加していく予定です。
「POLICY ENFORCER」の機能は次の通りです。
①クライアントの脆弱レベルをスコア表示
パソコンに適用されているOSやInternet Explorerのバージョンやセキュリティパッチ適用状況、クライアントで起動しているアンチウィルスソフトのパターンファイルの更新状況等をもとに、クライアントの脆弱レベルをスコア表示します。また、スコアの算出ルールは、企業ポリシーによって変更が可能です。ユーザは、スコアの変動を日々感じることができるので、自発的な対処(パッチ適用やパターンファイルの更新)を促します。
②スコアの悪いクライアントは企業ネットワークへの接続を拒否(検疫機能)
クライアントの診断結果は自動的にポリシーサーバに送られ、必要なパッチが適用されていない場合や、最新の状態でない場合は接続を制限することが可能です。クライアントソフトが、サーバから最新のパッチやパターンファイルの情報を受け取るので、常に最新の状態で診断を行うことができます。
③企業ポリシーに従った判定基準を作成
管理者は、最新の診断情報データベースからクライアントの診断に必要な判定基準を選択し、企業ごとのポリシーを作成できます。
これらの機能は、当初、KCCSが既に提供している統合認証ソリューション「NET BUREAU(ネットビューロ)」のオプション機能、「NET BUREAU POLICY ENFORCER(ネットビューロ ポリシーエンフォーサ)」として提供して参ります。「NET BUREAU POLICY ENFORCER」の今期販売目標は1億円を見込んでいます。
名称:NET BUREAU POLICY ENFORCER(ネットビューロ ポリシーエンフォーサ)
提供価格:オープン価格
販売目標:約1億円
これにより、「NET BUREAU」を利用して社内ネットワークにアクセスする際に、ネットワークに接続されるクライアントのOSやアプリケーション、ウィルスチェックソフトなどが、企業ポリシーに従って設定されているかどうかを検査・診断できるようになります。
KCCSでは、ネットワーク・認証・アプリケーションを含む統合的なセキュリティソリューションを提供し、お客様の様々な課題の解決を強力に支援して参ります。
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