iモード(R)公式サイト『とくするメニュー(R)』向けに リアルタイムWEBアクセス解析システム導入

ユーザ属性別の行動解析で携帯サイト広告のキャンペーン効果を リアルタイム分析

オーリック・システムズ株式会社/株式会社ブレインパッド

2006-12-06 10:00

オーリック・システムズ株式会社(本社:東京都港区、以下オーリック)と株式会社ブレインパッド(本社:東京都品川区、以下ブレインパッド)は、モバイルレップ最大手である株式会社ディーツーコミュニケーションズ(本社:東京都港区、以下D2C)が運営するiモード公式サイト「とくするメニュー」向けに、両社が提供するリアルタイムWEB解析システムを導入したことを発表します。
「とくするメニュー」は、NTTドコモ「iモード」上のペイド・パブリシティ型情報サイト(番組)で、月間トップPVは500万以上(*1)に上ります。今回導入したシステムは、「とくするメニュー」ユーザのサイト内行動をリアルタイムに解析し、ユーザ属性別にサイト利用状況をレポート表示する仕組みです。携帯電話の個体識別番号を元に、ユーザを特定しながら行動遷移を解析できる点が最大の特長です。
今回導入したシステムでは、携帯サイト上のアクセスデータを収集するために、オーリックが開発・提供するパケットキャプチャ型Web解析ソフトウェア「RTmetrics(R)」を採用しています。また、「RTmetrics(R)」の導入では、ブレインパッドが、技術支援、及びアクセスログ解析レポートの設計・開発を担当しています。

D2Cは従来、キャンペーン効果を測定するために、Webサーバのログデータから定期的にアクセス解析レポートを作成する手法を採用していましたが、この方法では、必要に応じた適時での分析が困難である点が課題となっていました。今回導入したシステムでは、携帯サイト上のアクセス状況をリアルタイムに把握できるだけでなく、ユーザ属性別の集計を実装することで、キャンペーン結果分析の精度向上や提供コンテンツの効果的な改善を実現しています。

今回導入したシステムの主な特長は、以下のとおりです。

●携帯サイト訪問者の「サイト内動線のリアルタイム解析」機能
・パケットキャプチャ方式の「RTmetrics(R)」の機能特性により、Cookieを持てない携帯ブラウザのアクセスログ解析を、HTTPヘッダの利用で実現。
●携帯サイト訪問者の「属性別アクセスログ解析レポート」機能
・「マイメニュー登録者」、「メールマガジン登録者」などの7種のユーザ属性別に、サイト内のクリック経路(動線分析)、滞在時間、アクセス頻度などの集計、レポーティングを実現。
●簡便な導入・運用
・WEBサーバの上流にあるスイッチに接続するだけで必要なアクセスログを一括抽出。コンテンツにタグと言われるスクリプトを埋め込んだり(タグ方式)、複数台のサーバに蓄積されたログを収集・統合したり(生ログ方式) といった導入・運用の手間が不要で、追加開発も容易。
・既存のWEBシステムに手を加えることなく、短期間で導入可能。万が一RTmetrics側システムに障害があった場合でも、既存のWEBサイトへの影響が皆無。
・レポートの取得に情報システムの専門知識が不要。分析レポートを業務担当者が適時で利用することが可能。
●最小限のコスト負担
・サイト自体の改修が不要であるため、導入時や導入後のコスト面での負担が最小限。

以上

(*1) D2C調べ (2006年11月数値)
※「iモード」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。
※「とくするメニュー」は、株式会社ディーツーコミュニケーションズの商標または登録商標です。

■本件に関するお問合せ先

株式会社ブレインパッド  担当:安田(やすだ)
TEL:03(5791)4210
FAX:03(5791)4215
E-mail:sales@brainpad.co.jp

オーリック・システムズ株式会社
TEL:03(3560)8083
FAX:03(3560)8093
E-mail:press@auriq.co.jp

用語解説

■「RTmetrics(R)」について

オーリックの「RTmetrics(R)」は、生ログ方式やタグ方式(ASP)といった従来の方法とは全く異なる「パケットキャプチャ方式」の革新的アーキテクチャを使用したWeb解析のソリューションです。サーバが通信しているパケットの中から、必要なデータだけをリアルタイムに取り出して解析するというアーキテクチャを採用することで、従来方式では極めて困難であった高度なWeb解析機能と解析システム導入の容易性を実現しています。
※RTmetrics(R)に関する詳細は、こちら( (リンク ») )をご覧ください。

■株式会社ディーツーコミュニケーションズについて

(リンク »)
NTTドコモの子会社として、電通、NTTアドとともに設立された世界初の本格的モバイル広告専門会社。iモードの広告業務を中心とし、NTTドコモが運営する「週刊iガイド(R)」「メッセージF(フリー) (R)」などの広告業務や、企業キャンペーン情報サイト「とくするメニュー」の運営などを行っております。また、各種モバイル・マーケティング・ソリューションを扱っており、モバイルマーケティング全般を「One-Stop Mobile Marketing」として提供しています。
※「週刊iガイド」「メッセージF(フリー) 」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。

■オーリック・システムズ株式会社について

(リンク »)
2002年4月日本法人設立。本社(1996年設立)は、米カリフォルニア州パサデナ。超大規模Webでも利用が可能で、PCだけでなく携帯の動線もリアルタイムで分析できる「RTmetrics(R)」など、「RTシリーズ」製品開発、販売およびサービスを提供しています。
「RTシリーズ」は、eビジネス、社内業務システムなど、日米の大手企業を中心に200社以上の実績があります。ホスティング事業社の環境での利用を含めるとユーザ企業数は数千社以上の実績があります。特に「携帯」サイト解析に関しては、全キャリアに対応し正確な動線解析ができ、この市場でトップシェアを誇っております。
※記載された会社および製品名などは、該当する各社の商標または登録商標です。

■株式会社ブレインパッドについて

(リンク »)
2004年3月設立。株式会社ブレインパッドはインターネットの普及によって企業内で大量に発生・蓄積されるデータを、効果的にビジネスで活用するための総合支援サービスを提供する企業です。大手通信キャリアやカード会社などをクライアントに、トランザクションデータなどの従来型の顧客データ分析サービスを提供する一方で、新しい顧客行動情報のソースとしてWebサイトのアクセスログに注目し、「RTmetrics(R)」を利用したWebサイト上での顧客行動遷移の分析や、リコメンデーションエンジンの開発・販売を行っています。

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