フォーティネット、UTMアプライアンス新製品のFortiGate-50Bで2倍のパフォーマンス向上を実現

企業の支店や小規模企業向けに最新のFortiASICコンテンツ・プロセッサ、増強された接続性オプション、アクティブな高可用性を提供

フォーティネットジャパン合同会社

2007-01-12 11:00

Unified Threat Management/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、Fortinet Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は、企業の支店オフィスや小売店舗、小規模企業向けの高性能かつフル機能を備えたUTMアプライアンス、FortiGate<TM>-50Bを発表しました。
FortiGate-50Bはフォーティネットの最新版FortiASICを搭載しており、従来機種であるFortiGate-50Aを大幅に上回るアンチウイルスおよびVPN(Virtual Private Networking)の性能を提供するほか、新たな接続性オプションが追加されたことで可用性と柔軟性が向上しています。

企業が自社ネットワークを守るために、複合型脅威に対応した大規模ソリューションの導入に力を入れているため、ハッカーたちはますますリモートオフィスや、支店、小売店舗、小規模企業などの脆弱性に付け込むようになり、これらの小規模拠点においても大企業同様、厳格な防御が必要となっています。しかし多くの場合、こうした小規模拠点では、複数のセキュリティ製品の管理や、高度化かつ複雑化しているセキュリティ課題に対応できるだけのインフラと、現場の専門知識を欠いているのが実情です。

フォーティネットは次世代コンテンツ・プロセッサFortiASICと新しいシステム・コンポーネントを組み合わせることにより、この規模のシステムとしては破格のパフォーマンス向上と豊富なポート構成を実現しました。新しい機能が追加されたFortiGate-50Bの利点には、次のようなものがあります。
●パフォーマンスの向上:フォーティネットの次世代FortiASICおよびその他のシステム・コンポーネントの強化により、VPNで200パーセント、アンチウイルスで100パーセントのパフォーマンスアップが実現しました。
●ポートデンシティの向上:3つのスイッチポートを追加したことで複数のデバイス接続が可能となりました。二重WANインターフェースによりフェイルオーバーまたはロード・バランシングを柔軟に行えます。
●高い可用性:ポートデンシティの向上でActive-Active HA(ハイアベイラビリティ:高可用性)構成が可能になり、アップタイム(動作可能時間)の改善とネットワークのダウンタイム(休止時間)の短縮が実現しました。FortiGate-50BにHA構成を採用したことで、FortiGateシステムの全製品でActive-Active HA構成が可能になりました。

FortiGate-50Bは、その他全てのFortiGateシステムと同様、9つの必要不可欠なセキュリティ・アプリケーションおよびサービス(アンチウイルス、ファイアウォール、IPsec-VPN、SSL-VPN、IPS、アンチスパム、アンチスパイウェア、Webフィルタリング、P2P対策、IM対策)を統合することにより、ネットワークおよびコンテンツに対する包括的な保護を実現します。このシステムはフォーティネットのFortiGuard<TM>サブスクリプション・サービスによって常に自動的に最新の状態に保たれており、絶え間ない更新により最新のウイルス、ワーム、トロイの木馬型ウイルス、その他の脅威から世界のどこでも24時間体制で確実に守られています。

フォーティネットの製品マーケティング担当副社長のフレディー・マンガム(Freddy Mangum)は次のように述べています。「企業の支店オフィスは、大規模オフィスと同様のネットワーク・セキュリティ課題に直面しているものの、そのインフラを管理および保守する現場のITリソースははるかに少ないのが実情です。FortiGate-50Bは、企業の支店オフィスが求めているセキュリティ、パフォーマンス、接続性、そして信頼性を実現する統合ソリューションです」

フォーティネットジャパン代表取締役社長の岡本吉光は次のように述べています。
「日本国内のUTM市場は急激に成長しており、2010年までに出荷台数が3倍(※)になると予測されています。今後においても中堅・中小企業への導入が市場を牽引していくと考えております。今回、小規模企業向けの高性能製品FortiGate-50Bがラインナップに加わったことにより、手軽な導入や管理のしやすさ、TCOの高さを求める中小企業に対して、より多くのオプションの提供が可能になりました。今後もこの市場への取り組みを更に強化していく予定です」※2006年11月IDC Japan調査

■販売開始スケジュール
FortiGate-50Bは全世界の当社チャネル・パートナーを通して販売を開始しました。当製品およびその他のフォーティネット製品についての詳しい情報は次のウェブサイトをご覧ください。 (リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

FortiGate-50B

用語解説

フォーティネット会社概要 (www.fortinet.com)
フォーティネットは複合脅威に対応するASICベースのセキュリティ・システムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティ・システムは、セキュリティ性を高めるとともにトータル・コストを下げることから、多くの企業やサービス・プロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティ・プロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、スパイウェア防止、アンチスパムなど)を統合するために作られており、複合型脅威や混合型脅威から顧客を守ります。カスタムASICと統合型インターフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベースのソリューションに至るまで、統合管理・報告で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから8種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、クライアント・アンチウイルス検知、クリーニング、アンチスパイウェア)を受けた唯一のセキュリティ製品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

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