日揮情報ソフトウェア、日本版SOX法に対応した「ITP Process Modeler for Microsoft Visio J-SOX Edition」を販売開始

日揮情報ソフトウェア株式会社

2007-02-01 12:00

日揮情報ソフトウェア株式会社は、ビジネスプロセス表記基準であるBPMN準拠のビジネスプロセスモデリングツールITP Process Modeler for Microsoft Visioに日本版SOX法に対応したエディションとして「J-SOX Edition」を追加し、2月1日(木)より販売、2月26日(月)より出荷開始いたします。
日揮情報ソフトウェア株式会社(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:安藤広之)は、ビジネスプロセス表記基準であるBPMN(Business Process Modeling Notation)準拠のビジネスプロセスモデリングツールITP Process Modeler for Microsoft Visio(旧製品名:ITpearls Process Modeler for Microsoft Visio)に日本版SOX法に対応したエディションとして「J-SOX Edition」を追加し、2月1日(木)より販売を開始いたします。

本製品は、同社販売中のBPMN準拠ビジネスプロセスモデリングツール「ITP Process Modeler」に内部統制(日本版SOX法)対応機能を搭載したエディションで、内部統制の整備のため、文書化に必要な業務フロー、業務記述書、リスクコントロールマトリクス(RCM)を作成する文書化支援ツールです。

現在、マイクロソフト株式会社と株式会社マイスターが共同開発し、無償公開している汎用 Visio 内部統制テンプレート( (リンク ») )をベースとしており、標準のリスク及びコントロールの項目や基本的な画面操作は同じ仕様となっているのが特徴です。
本製品は、業務フローを文書化するためのMicrosoft Office Visio上のクライアントと業務フロー、リスク及びコントロールを一元的に管理するデータベース上のリポジトリで構成されます。
リスクとコントロールは、Microsoft Office Excelワークシートからリポジトリに情報をインポートすることができ、リポジトリに登録されたリスクを業務フローに配置していきます。また、業務フロー側から登録されていない新規リスクとコントロールを追加しリポジトリに登録することも可能です。

本製品には、Microsoft Officeコンバート機能が搭載されており、過去にExcelやMicrosoft Office Visio、Microsoft Office PowerPointを使用して作成した業務フローの資産を再利用することが可能です。
また、RCMにおけるコントロールの属性(項目)は、各担当の監査法人によって異なることが多いようですが、これに対応するため、属性を追加/削除できるカスタマイズ機能も備えており、管理項目に合わせて項目を自由に変更することが可能です。

本製品を使用することによって、莫大な時間と労力を要するといわれている業務プロセスの文書化を、BPMNによる統一的な表記基準によって整理し、メンテナンス性を高め、内部統制構築の早期実現と更新作業の効率化を支援します。
当社は、ITP Process ModelerにJ-SOX Editionを追加することで、内部統制の文書化対策にとどまらず、その後、年次サイクルで実施される内部統制監査報告システムとの連携及びITを活用した統制プロセスの自動化支援など、発展性のある業務プロセス可視化を推進します。

なお、リリースにあたりマイクロソフト株式会社様よりお言葉を頂戴しておりますので、併せて発表いたします。

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「この度は日揮情報ソフトウェア様の「ITP Process Modeler for Microsoft Visio J-SOX Edition」の販売開始まことにおめでとうございます。
金融商品取引法に向けた内部統制の整備作業を効率よく進めるためには、継続的に情報の再利用を促進することが重要です。
今回提供される製品は既存の文書ファイルからのコンバート機能を有しており、文書化を進める担当者は、既存の情報を利用しながら作業を軽減し、内部統制プロジェクトの文書化フェーズの短縮化を図ることができます。
弊社の技術をプラットフォームに採用し、このような実践的な製品として提供され、企業の課題解決に貢献できることを嬉しく思います。
マイクロソフトは今回の日揮情報ソフトウェア様との新たな協調関係を通して、お客様のビジネスの価値を最大限に高めるお手伝いをしていきます。」

マイクロソフト株式会社
業務執行役員 エンタープライズパートナービジネス本部長 小山 明 様
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■BPMNについて
Business Process Management Initiative(BPMI)によって、2004年5月にパブリックリリースされたビジネスプロセスモデリング表記基準です。(BPMIは、2005 年6月にOMGと統合されました。)
BPMNは、ビジネスプロセス図でビジネスプロセスを表現する図形表記法を提供しています。BPMN は、プロセスの複雑なセマンティクスを表現できないビジネスユーザーに理解しやすい表記法を提供することで、テクニカルユーザーとビジネスユーザーの両方がビジネスプロセスを管理できるようにすることを目的としています。
※なお、BPMI 表記法作業委員会の座長であるStephen A. White 氏の了解を得て、BPMN1.0を日本語に訳したものを当社のWebサイト( (リンク ») )にて公開しております。

■ITP Process Modeler for Microsoft Visio
(旧製品名:ITpearls Process Modeler for Microsoft Visio) について

スイス itp commerce社が開発しBPMN1.0に完全準拠したビジネスプロセスモデリングツールです。同製品の大きな特徴は、ビジネスユーザーだけでなく、一般ユーザーでも広く使用されているマイクロソフト株式会社のMicrosoft Visioをプラットフォームとして実現した点です。
専門ツール独自の複雑な操作を習得する必要なく、Microsoft VisioのステンシルとしてBPMNの基本要素を提供しているため、完成度の高いMicrosoft Visioの作図機能を活用することができます。


■製品概要

1.「ITP Process Modeler J-SOX Edition」について
「ITP Process Modeler J-SOX Edition」は、 内部統制構築の業務プロセスの文書化を支援するため、次の事項を実現します。

* 業務フロー、リスク、コントロールを可視化するBPMNによる統一された業務フロー図を優れたVisioの操作性で効率的に作図
* 業務フロー、リスク、コントロールをリポジトリデータベースで一元的に管理し、排他制御、バージョン管理機能を提供
* リスク及びコントロールが配置された業務フローから、リスクコントロールマトリクスの出力を自動化
* 業務フロー図から業務記述書を自動作成
* 業務フロー図から新規のリスク及びコントロールが追加可能
* Excel、PowerPointで作成された業務フローをBPMNによる業務フローに変換することによる資産活用
* リスク及びコントロール属性項目のカスタマイズ

2.動作環境

オペレーティングシステム
・ Microsoft Windows 2000 / XP SP2 / Vista
サポートするMicrosoft Visio
・ Microsoft Visio 2002 SR1/SP2 Standard/Professional/Enterprise
・ Microsoft Office Visio 2003、Microsoft Office Visio 2007
リポジトリサーバーの対応オペレーティングシステム
・ Microsoft Windows 2003 Server/2000 Server/2000/XP
サポートするリポジトリデータベース
・ Microsoft SQL Server 2000/2005、Oracle 9i/10g、MySQL 5.0

3. 製品リリース・スケジュール
2007年2月26日より出荷開始。

4. 標準価格
ITP Process Modeler for Microsoft Visio J-SOX Edition(10User): \2,592,000
(税別、初年度メンテナンス含)~

5. 製品ホームページ
(リンク »)

■会社概要

日揮情報ソフトウェア株式会社
日揮情報ソフトウェア株式会社は、総合エンジニアリング会社の日揮株式会社、ならびにシステムインテグレータの日揮情報システム株式会社で、長年培ってきたデータベース設計、開発および運用管理において活用してきた各種ソフトウェア・プロダクトの活用経験を生かし、eビジネス分野等のソフトウェア・ソリューションを支援するツール群の販売、コンサルテーションを事業としております。特に、「海外ソフトウェアの国内マーケティングと販売に特化」し、海外の優れた生産性向上ツールを迅速にお客様へ提供しています。
(リンク »)

itp-commerce ltd.(ITpearls Ltd.)
Itp-commerce社は、本社をスイスのベルンに置き、2004年にBPMI.orgによって発表されたBPMN(Business Process Modeling Notation)に関するソリューションとコンサルティングを提供しているビジネスプロセスマネージメントのリーディングカンパニーです。同社が開発したProcess Modeler for Microsoft Visioは、日本語のほか、英語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語版がラインナップされています。
(リンク »)


*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本プレス発表に関するお問い合わせ先

日揮情報ソフトウェア株式会社 営業本部 営業推進部
TEL: 03-5778-0262
Fax: 03-5778-0265
E-Mail: prodpost@jsys.co.jp
ホームページ: (リンク »)
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