全面スマート・クライアント化したシステム開発支援ツール『QuiQpro Ver13』の新規提供について

~日本初!全面スマート・クライアント化した基幹システム向け開発支援ツール~

株式会社富士通システムズ・イースト

2007-04-25 00:00

当社(以下Fsol 本社:東京都文京区 代表取締役社長:秦 聖五)は、システム開発支援ツールとしてご好評をいただいている『QuiQpro』(クイックプロ)を全面リニューアルした『QuiQpro Ver13』と、シリーズ商品における新商品として、Microsoft社が推進する「スマート・クライアント」アプリケーションの自動生成をサポートした『QuiQpro-.NET/Win』 (クイックプロ・ドットネット/ウイン)を新たに商品化し、2007年4月25日より提供を開始いたします。
『QuiQproシリーズ』は、1996年7月に『QuiQpro-VB』(クライアント・サーバ形態システム開発支援ツ ール・Visual Basic版)を、2000年10月に『QuiQpro-Web』(Web形態リッチインターネットシステム開発支援ツール・ColdFusion版)を、2004年3月に『QuiQpro-Java』(Web形態基幹系システム開発支援ツール・J2EE Java版)を、2005年12月に『QuiQpro-.NET/Web』(Web形態基幹系システム開発支援ツール・.NET Framework 版)を、それぞれ提供してまいりました。


このたび新たにリリースする『QuiQpro-.NET/Win』は、Microsoft社が提供するVisual Studio 2005を活用したスマート・クライアント形態の基幹システム構築において、生産性と品質の飛躍的な向上と開発期間短縮を実現するとともに、お客様の業務システムをインターネット環境を利用しながら、クライアント・サーバ型に匹敵する高い操作性や高レスポンスを確保しながら、アプリケーション導入や維持管理負荷を軽減することが可能な、日本初の開発支援ツールです。


『QuiQpro Ver13』の特長

(1)システム設計における生産性と設計品質が飛躍的に向上
大規模開発や分散開発を可能にするために、「CASEツール」(「プロジェクトナビゲーター(注1)」、「プロセスビュー(注2)」、「設計情報リポジトリ(注3)」、「モックアップ機能(注4)」、「開発ドキュメント自動生成機能」、「プログラム構成部品再利用支援機能(注5)」など)全体を全面スマート・クライアント化するとともに、設計リポジトリをAccess MDBから SQLServer2005に変更することで、インターネット環境で開発することが可能となり、時間と空間の壁を越えた開発環境を提供するとともに、設計工程における生産性と品質を飛躍的に向上させる多彩な機能を提供しています。


(2)新自動生成エンジンによるプログラム自動生成性能の大幅な向上
プログラム自動生成エンジンを、従来のインタプリタ型から、コンパイル型エンジンに全面リニューアルすることで、プログラム自動生成性能を従来比で10倍以上に大幅向上しました。


(3)設計変更分析機能と、設計変更分析機能と連携した新資産反映機能を新たに提供
設計変更した際に、どのコンポーネントに影響があるか、ソースコード自体にどのような影響があるかを分析し、分析した結果を画面にビジュアル表示する機能と、解析結果を資産反映機能に連動させることで、設計変更に伴うプログラム修正作業の効率化と品質向上を強力に支援する機能をご提供します。


(4)「ユーザー定義機能」を新たに提供
『QuiQpro』が標準提供している設計情報とは別に、お客様自身で設計リポジトリに対して設計項目を追加することが可能な「ユーザー定義機能」を提供することで、設計情報の一元管理化や、設計情報の充実を図ることが可能となりました。またプログラム自動生成用テンプレートを、「ユーザー定義機能」で追加した設計項目をプログラム自動生成に反映するようカスタマイズすることで、プログラム自動生成率を向上することが可能となりました。


(5)多くの他社開発支援ツールとの連携をサポートする「設計情報移出入機能」を新たに提供
全面リニューアルした『QuiQpro Ver13』では、お客様自身で『QuiQpro』の設計情報を外部ファイル(CSV・XML 形式)へ移出したり、他社開発支援ツールから抽出した外部ファイル(CSV形式)を移入する「設計情報移出入機能」を、新たに提供します。「設計情報移出入機能」を利用することで、XupperⅡやERwin、Interstage ListCreator、Super Visual Formadeなどの各社提供ツールと設計情報連携することが可能です。



『QuiQpro-.NET/Win』の特長

(1)スマート・クライアント形態アプリケーション自動生成機能によりプログラム生産性と品質が飛躍的に向上
Fsolのスマート・クライアント形態.NETアプリケーションフレームワーク『QuiQpro.NET/Win Framework』と、豊富なC#共通部品(Windows Form制御、入力項目チェック、項目編集、DBアクセス、ログ出力、言語リソース制御SQL発行・Webサービス・.NET Remoting制御などの約400クラス)を提供するとともに、上記の設計情報からスマート・クライアント形態.NETアプリケーションプログラム(Windows Form+C#)を自動生成することで、プログラム開発における生産性とプログラム品質を飛躍的に向上します。


(2)スマート・クライアント版「プログラム構成部品再利用支援機能」(※特許出願中)を提供
Java版や.NET/Web版で好評を得ている、「プログラム構成部品再利用支援機能」を、『QuiQpro-.NET/Win』でも同様に提供します。システム開発時に「プログラム構成部品再利用支援機能」を有効利用することで、Microsoft社が提供する.NET Frameworkのバージョンやレベルアップ影響を最小限に抑制することが可能となります。


(3)スマート・クライアント版「多国語支援機能」を提供
.NET/Web版で好評を得ている、「多国語支援機能」を、『QuiQpro-.NET/Win』でも同様にご提供します。


『QuiQpro-.NET/Win』は、従来のフレームワークのみを活用した手作業中心の開発と比較して、上記の特長を通じて製造工程だけで3倍以上、全工程で1.5倍以上の生産性と品質向上といった適用効果が期待できます。

また、上記機能を活用した、設計から製造まで一貫した再利用化を行うことで、さらなる生産性・品質向上と、開発期間短縮が可能となります。


『QuiQpro-.NET/Win』の商品体系

(1)『QuiQpro-.NET/Win』(.NET WindowsForm版)開発キット 【正価】
1ユーザー:600,000円(1年目保守無料、ノードロックライセンス、2年目保守料:10万円)
2ユーザー:1,200,000円(1年目保守無料、ノードロックライセンス、2年目保守料:20万円)
5ユーザー:2,700,000円(1年目保守無料、ノードロックライセンス、2年目保守料:20万円)


(2)『QuiQpro-.NET/Win』(.NET Windows From版)実行ライセンス 【正価】
.NET 1サーバ:10万円( 1年目保守無料、ノードロックライセンス、2年目保守料: 2万円)


(3)教育サービス
『QuiQpro』設計編(ColdFusion版、Java版、.NET/Web版、.NET/Win版共通) 100,000円(2日)
『QuiQpro-.NET/Win』製造編 100,000円(2日)


提供開始
2007年 4月25日


販売目標
2007年度において5億円の売上げを見込んでおります。


商標について
QuiQpro:(株)富士通システムソリューションズの登録商標です。
Java:米国およびその他の国における米国Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。
XupperⅡ:ケン・システム開発(株)の登録商標です。
ERwin:Computer Associates International, Inc.の登録商標です。
ColdFusion:Adobe Systems Inc.の登録商標です。
Interstage ListCreator :富士通(株)の登録商標です。
Super Visual Formade :ウイングアーク テクノロジーズ株式会社の登録商標です。
Visual Studio2005,SQLServer2005:米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

用語解説

注1 プロジェクトナビゲーター:
『QuiQpro-Web』、『QuiQpro-Java』、『QuiQpro-.NET/Web』、『QuiQpro-.NET/Win』で、Windowsのエクスプローラインターフェースを使用した開発ナビゲーション機能。一つのツールで同一の操作性で設計情報を共有化しながら、クライアント・サーバ形態やWeb形態、スマート・クライアント形態システムを容易に、かつ高生産・高品質で開発することが可能です。


注2 プロセスビュー:
開発初心者を対象に、システム設計からプログラム製造までの開発手順をナビゲートする機能。プロセスビュアー機能を利用することで、開発初心者でもマニュアルレスで容易にシステムを開発することが可能となります。


注3 設計情報リポジトリ:
項目設計情報、エンティティ設計情報、コード設計/コンデション設計情報、プログラム設計情報、メッセージ設計情報、入出力項目設計情報、アクション設計情報、ファンクション設計情報など、システム開発で必要となる各種の設計情報を一元管理するとともに、開発者間での「設計情報共有化」と「再利用」を強力に支援する「設計情報データベース」。


注4 モックアップ機能:
設計情報リポジトリに格納されている各種設計情報を元に、プログラミングレスで、画面を擬似的に動作させる擬似完成物(モックアップ)を作成する機能。設計完了時に、完全に動作するモックアップを利用して、お客様との設計レビューを行なうことで、設計品質とお客様満足度の向上を実現することが可能。


注5 プログラム構成部品再利用支援機能:
「コンポーネントライブラリ(注6)」、「コンポーネントリバース機能(注7)」、「業務コンポーネント管理機能(注8)」、「コンポーネント再利用機能(注9)」、「コンポーネント自動生成機能(注10)」で構成される、プログラム構成部品(=コンポーネント)の再利用を支援する機能。


注6 コンポーネントライブラリ:
プログラム構成部品の物理情報や、機能情報、品質情報、再利用検索情報などのコンポーネント情報や、画面系アプリケーションからコンポーネントを再利用するための再利用設計情報を格納するデータベース。


注7 コンポーネントリバース機能:
既存で開発された再利用.NET部品(DLLファイル形式)を自動的に解析し、再利用するために必要な最低限の情報(クラス名やメソッド名、アトリビュート名など)を自動的に抽出し、コンポーネントライブラリに登録する機能。


注8 業務コンポーネント管理機能:
JavaBeansやEJB、.NETで開発された再利用コンポーネントを、容易にコンポーネントライブラリへ登録・修正・削除する機能。


注9 コンポーネント再利用機能:
システム名やサブシステム名、機能内容、作成者などを検索キーにコンポーネントを検索・再利用情報照会し、画面系アプリケーションからプログラム構成部品を再利用するために必要な設計情報を定義する機能。


注10 コンポーネント呼び出しクラス自動生成機能:
コンポーネントライブラリに登録されている再利用情報を元に、画面系アプリケーションから再利用コンポーネントを呼び出し、コンポーネント呼び出しソースコードの自動生成を行なう機能。

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