IMメーカーQript、米VoIP大手のGlobal IP Solutions社と提携

~企業向けセキュアな「VoIM」で、日本・アジアの新たな市場を狙う~

株式会社Qript 2007年08月08日

携帯電話対応の企業向けインスタントメッセンジャー(IM)〈*1〉「Yocto(ヨクト) セキュア・メッセンジャー」を中心とした各種IMの開発をおこなう株式会社Qript(クリプト、以下Qript)[本社:大阪市中央区、代表取締役:渡邉君人]と、米国VoIP〈*2〉大手のGlobal IP Solutions[本社:米国サンフランシスコ、Presidentand CEO: Gary Hermansen、以下GIPS]は、IMのクライアントソフト経由でVoIPの音声を配信する「VoIM〈*3〉」の企業向けソリューションの開発・提供を目的に業務提携することで合意しました。

現在、大手ポータルサイトなどがコンシューマ向けに無償のVoIMサービスを提供しておりますが、今後はビジネス分野においても需要が大きく拡大すると考えられることから本提携に至りました。同ソリューションへは既に大手SIベンダーなど数社から引き合いがきており、本案件を皮切りに技術共有をおこない、ハードウエアメーカーとの協力体制の確立も視野に入れ開発を進める予定です。また、Qriptの既存顧客や販売代理店、新規顧客に向け同ソリューションを提案・提供していく予定です。最近ではアジア地方の拠点との連携にIMを利用したいという企業からの要望が多くなってきていることから、将来的には既にGIPSが強い販売力をもつアジア諸地域への販路拡大も視野に入れ、VoIM分野のリーディングカンパニーとなるべく提携関係を強化していきます。


近年、ブロードバンド環境の普及が進み、企業内では多様化するワークスタイルとコミュニケーション効率化への対応から、これまでになくリアルタイムコミュニケーションへのニーズが高まっています。社内ブログ/SNSや企業向けIM、内線IP電話やビデオ会議システムなど、あらゆるツールへの注目が高まっていますが、とくにリアルタイム性において優位性をもつ企業向けIMと内線IP電話が連携することで、例えばIMでリアルタイムに会話したい相手のプレゼンス(在席状態)を確認し、「click-to-call」(クリックするだけで電話がかけられる機能)で内線IP電話をかけるというような作業効率の大幅な向上が可能になります。


また、社内LANなどのインターネットやイントラネット上で音声データをパケット単位でやりとりするため、通常の電話のように回線を占有し課金されることがなくなり、通信費の大幅削減が見込めます。


管理面においても、IP上に構築するIP-PBX〈*4〉を使用して内線電話や外部公衆網への接続・制御を行うことにより、従来のPBXのように拠点ごとに装置を設置する必要がなくなり、離れた拠点の内線電話の運用保守も一元化し集中管理できるようになります。


また、音声については、GIPS独自の音声圧縮技術により、IP電話で懸念されがちな音声の遅延やパケットロス、またエコーやハウリングといったノイズの課題が解消され、世界トップレベルのクリアな音声で距離感や不快感なく利用いただくことが可能になります。


Qriptは、日本国内で独自にセキュアIMの開発をおこなっています。主力製品のYocto(ヨクト)は、管理者機能・ログ管理機能・通信経路の暗号化など、セキュリティ面が充実した企業向けIMで、Eメールや電話では補いきれないコミュニケーションを、安全・確実・リアルタイムに可能にするツールとして、多くの企業で利用されています。とくに昨年からは、Yocto(ヨクト)を活用してアジア地方の拠点と連携をはかりたいという要望を数多くいただいたことから、本年7月に英語・中国語に対応するクライアントソフトと、システムのマルチ言語対応を実装した新バージョンの提供も開始しました。


GIPSは、北米、欧州市場においてVoIP分野のリーディングカンパニーとしてその認知度は高く、パケットネットワーク上での高品質な音声圧縮技術を提供するIPコミュニケーション製品は高い評価を得ております。海外では、Nortel NetworksやEarthLinkほか、大手VoIPサービス企業がGIPSの技術を導入しています。本年7月にはアジアの重要な市場となる東京に支社を設立し、現在、日本国内においても積極的なマーケティング活動を展開しています。


Qriptのもつ豊富なIM技術と、GIPSのもつ上質な音声技術を融合することで、これまで以上に付加価値の高いサービスが提供できるものと考えております。製品化の時期など詳細については、追ってご報告させていただきます。



〈*1〉 インスタントメッセンジャー
インターネット上で同じソフトを利用している仲間がオンラインかどうかを調べ、オンラインであればリアルタイムなテキストのやり取りやファイル転送などを行なうことができるアプリケーションソフト。「IM」「メッセンジャー」などとも呼ばれる。


〈*2〉 VoIP
「Voice over Internet Protocol」の略。インターネットやイントラネットなどのIPネットワーク上で、音声をパケットにして送受信する技術。社内LANを使った内線電話や、インターネット電話などに応用されている。「ボイップ」「ブイオーアイピー」などと呼ばれる。


〈*3〉 VoIM (ブイオーアイエム)
「Voice over Instant Messaging」の略。IMのクライアント経由で、音声を配信するVoIP。音声通話だけではなく、チャットや画像配信なども並行して利用できる新しい形の通話手段として注目されており、大手ポータルサイトがコンシューマ向けに無償提供するIMサービスを中心に各事業者が展開している。


〈*4〉IP-PBX (アイピー ピービーエックス)
IPネットワーク上に構築されたIP電話網で、内線電話や外部公衆網への接続・制御をおこなうPBXの機能を提供する装置、またはシステム。電話線の代わりにLANやWANを経由して、音声データをIP電話につなげる仕組み。


■株式会社Qript ( (リンク ») )
2000年設立。大阪に本社を置くITベンチャー。次世代のコミュニケーションプラットフォームといわれるIM事業(Yocto)と、Webデザインからシステム構築までをワンストップサービスで提供するビジネスインテグレーション事業を展開する。従業員:50名、資本金:3億3,410万円(平成18年12月現在)。
Yoctoに関する情報はこちらからご覧いただけます。( (リンク ») )


■Global IP Solutions ( (リンク ») )
1999年設立。パケットネットワーク上のリアルタイムコミュニケーションのマルチメディア技術を提供。高品質な音声・画像、及びパケットロスを対象としたロバスト性による信頼性の高いエンドユーザー間のコミュニケーションを提供する。GIPSの技術・製品は、VoIPを用いたソリューションを提供する世界的な企業で採用されている。Intel PCA、デベロッパネットワーク、モトローラデザインアライアンス、シンビアンプラチナパートナー及びテキサスインスメントの第3者デベロッパネットワークなどの会員。サンタバーバラ、ボストン、ストックホルム、香港などに拠点を構える。


Yoctoは株式会社Qript の登録商標です。また本資料に記載されている製品名および会社名・団体名は、各社の商標または登録商標です。また、記載の会社名および製品名、URLなどは本リリース発表時点のものです。


【本件に関するお問合せ】
株式会社Qript (東京支社) 
〒113-0024 東京都文京区西片1-15-15 春日ビジネスセンタービル9F
TEL:03-5840-7411 / FAX:03-5840-7412


日本グローバルIPソリューションズ
〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-2 京橋MKビル4F
TEL:03-5159-1555 / FAX:03-5159-1556

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