日本アバイア、テレマーケティングジャパンのコールセンターに IPテレフォニーシステムを納入

~データセンターへのサーバー集約により、高可用性と拡張性を併せ持つシステムを 構築~

日本アバイア株式会社

2007-08-09 11:00

日本アバイア株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長 藤井 克美、以
下、日本アバイア)は、このたび、株式会社テレマーケティング ジャパン(本社:
東京新宿区 代表取締役社長兼CEO:宮澤 孝夫、URL:  (リンク »)  、以
下、TMJ)にIP-PBXソフトウェア「Avaya Communication Manager」をベースとしたIP
テレフォニーシステムを納入しました。

本システムでは、従来、拠点ごとに分散配置されていたアバイアのデジタルPBXサー
バーをIP-PBXソフトウェア「Avaya Communication Manager」を搭載した「Avaya
S8720 Server」に集約し、データセンターで一元的に運用・管理を行います。これに
よりシステム全体の可用性を高めるとともに、設備投資コストを抑え、かつビジネス
の拡大に対して柔軟な対応が可能なインフラを構築しています。システムの提案・構
築は、アバイアのビジネスパートナーである丸紅情報システムズが行いました。

TMJは、コールセンターを中核に顧客企業の戦略的CRMを実践する幅広いサービスを展
開しています。従来同社のコールセンターでは、東京(3カ所)、大阪、北九州の拠点
ごとに、アバイアのデジタルPBX「DEFINITY」を基盤として分散配置し、それぞれの
センターを運用していました。同環境ではビジネスの拡大に応じてコールセンターを
開設し、拠点ごとにインフラを設置していたため、導入コストや運用・管理の負荷の
問題に加え、システムの稼働率が課題となっていました。また、セキュリティ強化
や、システムの安定稼動によるサービスレベルの向上にも取り組んでおり、これらの
課題を解決するシステムへのリプレースを検討していました。

上記の課題を解決するため、日本アバイアと丸紅情報システムズは、分散していた
サーバーをAvaya S8720 Serverに集約し、データセンターで管理することで、一元的
な運用・管理が可能なIPテレフォニーシステムの導入を提案しました。TMJは、アバ
イアのコールセンター分野での実績と拡張性、既存のDEFINITY資産を有効活用できる
点や強固なセキュリティと設備が整った丸紅情報システムズのデータセンターを評価
し、採用を決定しました。

今回納入したシステムではAvaya S8720 Serverをデータセンターに設置して、機器と
回線を冗長化しています。また都内の主要コールセンターにも冗長化したAvaya
S8720 ServerおよびESS(Enterprise Survivable Server)を設置し、可用性の高い新
コールセンターを構築しています。

1つのAvaya S8720 Serverに各拠点のサーバーを集約することで、管理のために現地
に足を運ぶ必要がなくなり、コールセンターの運用・管理の効率化が実現しました。
また、従来はPDS(Predictive Dialing System[1])を設置したコールセンターでしか
行うことができなかった効率的なアウトバウンド[2]業務を、どのコールセンターで
もネットワークを介したPDSを利用して行うことが可能となり、設備の有効活用のみ
ならず、拠点の業務の幅を広げることが可能となりました。

また、2006年12月にオールIPで新設した札幌を除く既設のコールセンターでは、従来
の「DEFINITY」の回線ボードや電話機をそのまま利用しています。これにより、投資
コストを抑えるとともに、オペレーターの電話操作を変えることなく業務を継続する
ことが可能となっています。

TMJは今後、1、2年でデジタルPBX「DEFINITY」を使用している2カ所のコールセン
ターにもIPテレフォニーを拡張する予定です。

アバイア(Avaya Inc.)について  
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:
AV)は企業の競争優位性の実現を支援するインテリジェント・コミュニケーション・
ソリューションを提供しています。アバイアのIPテレフォニー、ユニファイド・コ
ミュニケーション、コンタクトセンター向けソリューション、
Communications-Enabled Business Process(CEBP)ソリューション*は、FORTUNE
500R社の90%を含む世界の100万社以上の企業に採用されています。また、アバイア・
グローバル・サービスはあらゆる規模の企業に包括的なサービスとサポートを提供し
ています。

詳細は、アバイアのWebサイト (リンク ») をご覧ください。
日本アバイアについては、 (リンク ») をご覧ください。

* CEBPは、ビジネスの遂行に必要とされる関係者のコミュニケーションを自動化する
ことで、業務効率やサービス品質の向上を支援するソリューションです。

※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。その他すべての商標は
個々の商標権者に帰属します。

このプレスリリースの付帯情報

システム構成図

用語解説

[1]電話を自動的に発信し、話中、不在、応答といった発信結果を自動的に認識し、
空いているアウトバウンドオペレータに接続するシステム
[2] 企業やテレマーケティング事業者から顧客に電話をかけること

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